ソニーが開発するスマートフォン「Xperia」シリーズは、近年21:9の独特な縦長ボディを採用したモデルを多く取り揃えており、片手でも扱いやすいボディに病みつきになっている人もいます。
そんなXperiaシリーズから2021年夏に日本で発売される最新モデルが「Xperia 1 III」「Xperia 10 III」「Xperia Ace II」の3製品。では、それぞれの販路や価格について確認していきましょう。
ちなみにXperia 1 IIIの発表と同時に、コンパクトサイズの「Xperia 5 III」も紹介されているのですが、こちらは執筆時点(2021年6月上旬)で日本発売のアナウンスがないため続報を待ちましょう。
「Xperia 1 III」はドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアから発売!
まずは可変式望遠レンズを搭載した大画面ハイエンドスマートフォンである「Xperia 1 III」について。
執筆時点(2021年6月初旬)にてドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアから発売されることが発表済み。ソフトバンクからは2021年6月中旬以降、ドコモとauからは7月以降の発売予定となっています。
2020年モデルである「Xperia 1 II」がキャリアモデルの発売から数か月後にSIMフリーモデルとしても登場したことを踏まえると、2021年秋冬ごろにはXperia 1 IIIのSIMフリーモデルが登場する可能性も考えられるでしょう。
Xperia 1 IIIのドコモ・au・ソフトバンクでの販売価格は?
Xperia 1 IIIのドコモでの販売価格は、機種変更時の一括払いで15万4440円、「スマホおかえしプログラム」適用時には4290円/月で実質負担額が10万2960円。
au・ソフトバンクでの販売価格は執筆時点ではまだ発表されていませんが、ドコモから15万円強で発売されるので、近い金額になると考えられます。
「Xperia 10 III」はドコモ・au・ワイモバイルから発売!
比較的コンパクトなミドルレンジモデル「Xperia 10 III」は、ドコモ・auに加えワイモバイルから発売予定。いずれも2021年6月中旬以降の発売となっています。
カラーバリエーションはブラック/ホワイト/ブルー/ピンクが共通なのですが、ドコモオンラインショップ限定カラーとしてイエローも用意されています。
Xperia 10 IIIのドコモ・au・ワイモバイルでの販売価格は?
Xperia 10 IIIのドコモでの販売価格は、機種変更の一括払いで5万1480円。36回の分割払いを選択した場合、月々の支払額は1430円となります。
Xperia 1 IIIと同様にau・ワイモバイルでの販売価格は執筆時点では未発表ですが、ミドルレンジスマートフォンなのでお手頃な価格での販売に期待ができます。
ドコモからは格安4Gスマートフォン「Xperia Ace II」が発売! 価格は?
ドコモからは、格安で手に入るコンパクト4Gスマートフォン「Xperia Ace II」が2021年5月28日に発売済み。2019年に発売された「Xperia Ace」の後続機に位置付けられるお手頃なスマートフォンです。
発売価格は一括購入でも2万2000円。36回の分割払いを選択した場合は月々611円の支払いとなります。
<H2>Xperia最新機種3モデルそれぞれの特徴を比較してみよう!
Xperiaの最新3モデルはそれぞれ別の価格帯の製品。それぞれにユニークな特徴があります。
ハイエンドモデルであるXperia 1 IIIは約6.5インチのディスプレイを搭載した大画面モデル。ディスプレイは世界初となる「4K/120Hz HDR」に対応しています。
カメラは一見3眼レンズにも見えるのですが、一番下(画像左)のレンズは70mm・105mmの望遠レンズが自動的に切り替わる“可変式”を採用しており、実質4眼レンズを採用しているといえるでしょう。
Xperia 10 IIIはXperiaのミドルレンジシリーズとしては初の5G通信に対応。4500mAhの大容量バッテリーは、3年使用しても劣化しにくい長寿命とのこと。
画面の縦横比率はXperia 1 IIIと同様に21:9なのですが、ディスプレイサイズが約6.0インチと比較的コンパクトなので握り心地にも期待ができます。質量も約169gと軽量なので、扱いやすい仕上がりといえるでしょう。
Xperia Ace IIは何度も紹介している通り4Gスマートフォン。Xperia 1 III/10 IIIの縦長ボディと違い、一般的なスマートフォンに近い比率になっています。
ディスプレイサイズは約5.5インチとかなりコンパクトなのですが、バッテリー容量はXperia 10 IIIと同じく4500mAh。指紋認証やおサイフケータイも利用できる、便利な格安モデルとなっています。
※データは2021年6月上旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦