2021年3月にサービスの提供をスタートした、auの格安プラン「povo」。今までにない月額基本料金の安さと、トッピングと呼ばれる新しいシステムを採用した点からも注目を集めている。
この安さを実現させているのは、従来のプランにあったサービスの一部が省かれた点に加え、ショップがなく対面サポートを行っていないことが大きい。その代わりにpovo専用サイトや専用アプリが用意されており、各種手続きをオンライン上で完結できる。本記事では、povoの専用サイト上ではどのようなサポートが受けられるのか、オプションの追加「トッピング」の利用方法と併せて解説する。
auの新プランpovoの専用サイトでは何ができる?
*povo公式サイト(https://povo.au.com/support/)より
povoにはショップや電話での相談窓口は用意されていないが、専用サイトから各種手続きが可能だ。サイト内には「よくある質問」や自動応答のチャットが設置されており、あらゆるトラブルに対応できる。
povoの契約前にできること
povoの申し込みをする際には、専用サイトから契約の手続きが可能だ。申込手順に沿って、契約内容の入力や開通手続きを進めていくことで、オンライン上で契約が完結。自宅からいつでも申し込みできるため、店頭に行く手間や待ち時間などを省ける点にメリットがある。
povoの契約後にできること
契約後は、専用サイトにau IDでログインすることで「登録情報変更履歴」から申し込み翌日から最大6か月間、手続きの内容を確認できる。また、請求金額の照会や請求先住所、支払い方法の変更といった請求支払い関連の手続きや請求書、領収書の保存や印刷も可能だ。解約や他社へMNP転出する場合も、専用サイトから手続きができる。
povoは問い合わせやサポートも専用サイトから行う
povoでは、トラブルが起きた時もすべて専用サイトから自分で解決する必要がある。例えば、スマホを紛失した場合、電話回線を一時的に止める手続きや、利用の再開(回線停止の解除)は、専用サイトからau IDにログインして行う。オンライン上でさまざまなサポートの用意はされているものの、オンライン限定のサポートに不安がある方は、専用サイトを契約前にチェックしておこう。
povoの追加オプション「トッピング」は専用アプリで行う
povo公式サイト(https://povo.au.com/support/app/)より
povoには専用サイトの他に、データ残容量などが確認できる専用アプリ「povoトッピングアプリ」も用意されている。この専用アプリを利用することで、トッピングと呼ばれるオプションのつけ外しが、いつでも自由に行える。
アプリのダウンロード、使用方法
「povoトッピングアプリ」は、App Store、Google Playからダウンロード可能で、povo専用サイトにもQRコードが貼られている。現在の主な機能は「トッピングの手続き」「データ残容量の確認」「契約情報の確認」と、とてもシンプル。
アプリで追加できるトッピング
トッピングは、2021年5月の時点で4種類用意されている。電話をよくかける人には、月額550円で1回5分以内の国内通話がかけ放題の「5分以内通話かけ放題」、月額1,650円で国内通話がかけ放題の「通話かけ放題」がおすすめ(ナビダイヤルなど一部かけ放題の対象外あり)。データをたくさん使いたい時には、220円で24時間データ残量を気にすることなく使える「データ使い放題24時間」と1GB550円で追加できる「データ追加 1GB」が便利。ちなみにデータ使い放題24時間の利用期限は、トッピングアプリのトップ画面で確認ができる。
トッピングの追加方法
例えば「データ使い放題」を追加したい場合、まずトッピングアプリの「データ使い放題」を選択し、「データ使い放題確認」画面で「決済画面へ進む」を選択。「データ使い放題(かんたん決済)」画面で必要事項入力後、「支払う」を選択して手続きは完了。データ使い放題の場合、決済が完了するとすぐに適用が開始されるが、かけ放題の場合は夜間などの時間帯によっては適用までに時間がかかることもある。アプリの「契約状況の確認」から、申込が完了しているか認してから利用しよう。
※データは2021年6月上旬時点のもの。
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文/oki