ウェッジは、グリーン周りのアプローチやバンカーショットに使用するクラブだ。初心者用に選ぶにはコツがあり、バンカーが苦手ならバンス(ソールの出っぱり)の角度が12~14度の大きいものにするとダフりにくい。ロフト角はウェッジの種類によって適切なものが異なる。今回は、初心者におすすめのウェッジを、種類別に紹介していく。
【目次】
・グリーンに乗せるための初心者向けピッチングウェッジおすすめ3選
・アプローチの上達をサポート!初心者におすすめのアプローチウェッジ4選
・バンカーから簡単に脱出できる初心者におすすめのサンドウェッジ5選
グリーンに乗せるための初心者向けピッチングウェッジおすすめ3選
ピッチングウェッジは、ボールを高く上げてグリーンへアプローチするときなどに使う。ロフト角は44?48度が主流。まずは、初心者におすすめのピッチングウェッジを3つ紹介する。
ダフっても大丈夫!「フォーティーン C-036 FORGED ウェッジ」
各番手に合わせて設計した深い溝の「ワイドキャニオンソール」で、多少のダフりにも結果が大きく変わらない安定性を実現。ルールギリギリの断面積を確保したスコアラインフェースで、雨天時などでも安定したハイスピンショットを可能にしている。「やさCウェッジ」のキャッチコピー通り、初心者に優しいウェッジだ。
出典 公式サイト|ダフっても大丈夫!「フォーティーン C-036 FORGED ウェッジ」
ソフトな打感の「クリーブランドゴルフ CFX ウエッジ」
重心をトゥ側に置いた「ゲルバックインサート」が、ソフトな打感と高いコントロール性をもたらしている。また、ロフト別のソールグラインド設計で、ショット時の操作性をアップ。ロフト角46~52度のウェッジには、フルショットで抜けを発揮できる「V-SOLE」を採用している。
出典 公式サイト|ソフトな打感の「クリーブランドゴルフ CFX ウエッジ」
バンカーからの脱出が簡単!「キャスコ DOLPHIN WEDGE DW-120G」
イルカのフィンのような形をしたこのモデルは、「バンカーからラクに脱出できるウェッジ」をコンセプトに開発された。山型のソールで芝や砂に刺さるのを防ぎ、独特な形状のヒールフィンは、エクスプロージョンショット時に砂に潜るのを防ぐ。セミグースネックモデルでボールが捕まりやすい設計。
出典 公式サイト|バンカーからの脱出が簡単!「キャスコ DOLPHIN WEDGE DW-120G」
アプローチの上達をサポート!初心者におすすめのアプローチウェッジ4選
アプローチウェッジはピッチングウェッジとサンドウェッジ間のロフト差を埋めるもので、「ギャップウェッジ」とも呼ばれる。何度のロフト角を選ぶかは、手持ちのピッチングウェッジとサンドウェッジのロフト角によるが、50度から54度の間が一般的だ。ここでは、初心者におすすめのアプローチウェッジの中から4つピックアップしてみた。
丸形グースで日本の芝に強い「ブリヂストン TOUR B BRM HF ウェッジ」
日本向けの丸形グース形状で構えやすくやさしく打てる。溝と溝の間に6本のミーリングを刻み、その1本1本にギザギザな凸部を配置。スピン性能の安定化を実現している。また、ヘッド本体内部にチタンとセラミックの素材を複合し、ミスに強い安定したアプローチをサポートする。
悪条件でもスピンが安定!「クリーブランドゴルフ RTX 4 FORGED ウエッジ」
フェースのトップに向かうほど厚くなる「逆テーパーブレード設計」で、ボールが浮きやすい日本の芝でも安定したアプローチ性能を発揮できる。2種類のミーリングにより摩擦力が向上し、ウェットな状況でも安定したスピンが可能。フェースセンターに近い重心位置で飛距離コントロールも安定する。
出典 公式サイト|悪条件でもスピンが安定!「クリーブランドゴルフ RTX 4 FORGED ウエッジ」
初心者向けのボーケイウェッジ!「タイトリスト VOKEY DESIGN SM8 WEDGES」
上級者向けの名器「ボーケイウェッジ」から初心者でも使えるグラインドが登場。Fグラインドはあらゆるスイングタイプに対応し、Kグラインドはワイドソールでバンカーからの脱出が容易にできる。SM8では重心を前モデルと同じ高さのままフェース前方へ押し出し浅重心化し、インパクトの安定性を高めている。
出典 公式サイト|初心者向けのボーケイウェッジ!「タイトリスト VOKEY DESIGN SM8 WEDGES」
鏡面ミーリングでスピン性能がアップした「フォーティーン RM-4」
バックフェース面の左右方向に段差をつけるステップブレード設計を採用。46~54度はトゥ側を厚くしているため、ミスヒットに強い。また、バックフェース面には通常の2倍の時間をかけて鏡面ミーリングを施し、平面精度をアップ。高いハイスピン性能を発揮する。
出典 公式サイト|鏡面ミーリングでスピン性能がアップした「フォーティーン RM-4」
バンカーから簡単に脱出できる初心者におすすめのサンドウェッジ5選
サンドウェッジは、おもにバンカーからの脱出を目的に使われるクラブで、ロフト角は56~58度ある。初心者にはソール幅の広いものが扱いやすい。最後に、初心者向けサンドウェッジの中からおすすめのものを5つ紹介する。
重心移動で安定のショット!「クリーブランドゴルフ RTX ZIPCORE ブラックサテン ウエッジ」
ネック部に軽比重のセラミックピンをインサートした構造で、余剰重量の約11gをトゥ側へ配置。重心位置がユーザーの打点位置に近くなり、スピン量が安定してショットの精度を高める。深いグルーブ(溝)設計でスピン性能も向上。ブラックサテン仕上げで光の反射も抑える。
出典 公式サイト|重心移動で安定のショット!「クリーブランドゴルフ RTX ZIPCORE ブラックサテン ウエッジ」
アクティブソールであらゆるライに対応する「ヤマハ RMX TOURMODEL WEDGE」
ヤマハがプロと2年かけて共同開発した「アクティブソールfor wedge」で、どんなライにも対応し、多彩なアプローチができる。ブレードには逆テーパー(先端を厚くする)形状を採用して高重心化。フェース表面のミ―リング加工との相乗作用によりスピン性能が向上している。
出典 公式サイト|アクティブソールであらゆるライに対応する「ヤマハ RMX TOURMODEL WEDGE」
新技術でスピン性能が向上した「テーラーメイド ハイ・トウ ロウ ウェッジ」
プロも使用しているハイ・トウウェッジに、新たにRAW FACEテクノロジーを搭載した。それにより、フェースのスピン性能が向上している。また、ヘッド重心を高めたハイ・トウデザインで、ダフリのミスを軽減。56~62度のモデルはフルフェーススコアライン搭載で、難しいショットでもボールを捉えやすい。
出典 公式サイト|新技術でスピン性能が向上した「テーラーメイド ハイ・トウ ロウ ウェッジ」
構えやすいセミグースネックの「オリマー スポーツウェッジ SPIN BITE」
日本の芝に合わせたラウンド(丸み)ソール。ヘッドスピードの減少を抑え、ボールを前に運びやすくする。グースネックはリーディングエッジがやや後ろに引っ込んだセミグースネックで構えやすく、フォームが安定するためボールを捕まえやすい。
出典 公式サイト|構えやすいセミグースネックの「オリマー スポーツウェッジ SPIN BITE」
ミスをなくしたい女性に!「オノフ WEDGE LADY FROG’S LEAP-II」
バンカーやアプローチショットが苦手な女性向けに開発されたウェッジ。ソールセンターを凹ませた独自のツインカットソールによってすわりが良くなり、自然とハンドファーストの構えになる。フロント・リアのダブルバンス設計で、砂に潜りにくいだけでなく、バンカーからも楽に脱出できる。
出典 公式サイト|ミスをなくしたい女性に!「オノフ WEDGE LADY FROG’S LEAP-II」
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文/ねこリセット
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