在宅ワークは「オフィスワークと比べて仕事のパフォーマンスが下がりやすい」7割超が回答
今、働き方の多様化にあわせ、そして新型コロナウイルス感染症対策のため、在宅ワーク(在宅勤務)を推進する企業が増えている。
通勤時間や身支度の手間が省けるなど、さまざまなメリットがある在宅ワークですが、一方で、オフィスワークと比べると作業効率が落ちる、仕事に集中できない、疲れやすくなったなどの弊害もあるようだ。
こうした背景をふまえ、今回パナソニックでは、「在宅ワーク中のパフォーマンス」をテーマに調査を実施。現在、週に平均3回以上、在宅ワークをおこなっている20~50代の会社員男女500名を対象としたアンケートにより、その実態を調査した。
はじめに、在宅ワーク時の「パフォーマンス」(集中力や作業効率を含めた仕事ぶり)について聞いたところ、「在宅ワークは、オフィスワークと比べて仕事のパフォーマンスが下がりやすいと思う」と答えた人が74%にのぼった。
具体的に、「どれくらい仕事のパフォーマンスが下がると思いますか?」と質問すると、その平均は「約3割」という結果に。在宅ワークは、オフィスワークと比べて、パフォーマンスがおよそ3割もダウンしてしまうことがわかった。
在宅ワーク中にパフォーマンスが下がるのは、切り替えや集中がしづらい「環境」のせい?
そこで、「在宅ワークのときにパフォーマンスが下がりやすいのは、なぜだと思いますか?」と聞くと、「ずっと自宅にいることで、気持ちにメリハリがなくなるから」(51%)、「仕事以外のことに興味が向いてしまいがちだから(家事・趣味・娯楽など)」(44%)、「時間の区切りがつけづらく、夜までダラダラ仕事してしまうから」(38%)、「家族の声、生活音、近所の音などがうるさいから」(31%)などの回答が上位となりました。オフィスと比べて、オン・オフの切り替えや集中力の維持がしにくい環境であることが、パフォーマンス低下の要因になっている様子がうかがえる。
また、実際の在宅ワーク中のエピソードとしても、「子どもがドタバタ遊んでいるのが聞こえると、集中が途切れる」(47歳・男性)
「仕事を切り上げるタイミングが見つからず、ついダラダラ残業してしまう」(38歳・女性)「オフィスの環境とは雲泥の差。夕方になると暗くなるので、その中で仕事をしていたら視力が落ちてしまった」(50歳・女性)「オンライン会議で参加者の声が聞き取りにくく、集中できない時がある」(59歳・男性)などの声があがっており、自宅の中には仕事のパフォーマンスを低下させるさまざまな落とし穴があることがわかる。
パフォーマンスアップのために「自宅の仕事環境は重要だと思う」人が9割以上
そこで、「在宅ワーク中のパフォーマンスをアップさせるうえで、自宅の仕事環境は重要だと思いますか?」と聞いたところ、実に98%が「そう思う」と回答。大多数の人が在宅ワークの「環境」が、パフォーマンスを左右すると考えているようだ。
そして、自宅の仕事環境を整えるうえで注目したいのが「家電・電化製品」。今回の調査でも、「在宅ワーク中のパフォーマンスをアップさせるために、自宅の仕事環境の家電・電化製品を工夫している」人が45%と約半数に。
また、「在宅ワーク中のパフォーマンスをアップさせる家電活用術があれば、知りたいと思いますか?」という質問でも89%と約9割が「そう思う」と答えた。
なお、具体的に「在宅ワークに実際に取り入れてみたいアイテム」としては、「パソコンより大きな画面で作業に集中しやすく、デュアルモニターとしても活用できる小型テレビ」(39%)、「家族や近隣の音が気になりづらく、長時間の会議に集中できるワイヤレスイヤホン」(36%)、「パソコンや資料の小さな文字もくっきりみえて、細かい作業の集中力がアップするデスクスタンド」(31%)などが上位となった。
パフォーマンスアップの近道!? パナソニックの「在宅ワーク応援」家電で快適な仕事環境づくりを
今回の調査では、「在宅ワークの環境が、仕事のパフォーマンスを左右する」と考える人が多いことが明らかに。また、在宅ワーク時のパフォーマンスをアップさせるために、自宅の仕事環境の「家電・電化製品」を工夫している人が約半数にのぼることもわかった。
パナソニックでは、在宅ワークをサポートするための家電・電化製品を多数展開中だ。パソコンや資料の小さな文字もくっきりみえて、細かい作業の集中力がアップする「LED照明」、家族や近隣の音が気になりづらく、長時間の会議に集中できる「ワイヤレスイヤホン」、大きな画面で作業に集中しやすく、デュアルモニターとしても活用できる「ポータブルテレビ(プライベート・ビエラ)」など、在宅ワークのパフォーマンスをアップさせるさまざまなアイテムを取り揃えている。
オフィスワークのときと比べて、自宅ではうまく集中力がキープできなかったり、作業効率の低下を感じたりする人は、仕事スペースの「家電・電化製品」を見直してみてはいかがだろう。
調査概要
調査内容:「在宅ワーク中のパフォーマンス」に関する調査
調査期間:2021年4月23日~27日
調査方法:インターネット調査
調査対象:現在、週に平均3回以上、在宅ワークをおこなっている
20~50代 会社員男女500名(性別・年代 均等割付)
※在宅ワークのみの方(オフィスワークをしていない方)は除外
*調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
構成/ino.