PayPay、LINEPay、au PAYで支払うとお得に!税金や公共料金の支払いでポイントが貯まるキャッシュレス決済は?
2021.06.10固定資産税、住民税、国民健康保険など、6月から支払いが始まるものも多くあります。
加えて、毎月の公共料金の支払いなども重なると、何の支払いをどのように支払うか頭を悩ませる人もいるでしょう。
ここでは、税金や公共料金などの支払いに、ポイント還元などが受けられるクレジットカードやキャリア決済などの「キャッシュレス決済」を紹介していきます。
税金や公共料金などの支払いに使える!「キャッシュレス決済」まとめ
税金や公共料金の支払いに使える「キャッシュレス決済」には、次のようなものがあります。
PayPayの請求書払い
参考:PayPay
まず「PayPay(ペイペイ)」の「請求書払い」について紹介していきます。
<払い方>
1.PayPayアプリを起動し、「請求書払い」を選択
2.「請求書を読み取る」をタップし、請求書(払込票)のバーコードをカメラで読み取る(※オンライン請求書の場合は、事前の登録が必要)
3.PayPay残高から支払う(事前に残高チャージが必要)
※ホーム画面から「スキャン」を選択し、請求書(払込票)のバーコードを読み込むだけでも支払い可能
「PayPay」の「請求書払い」のポイント還元率は、0.5%~1.5%。
新しいコンテンツとして「PayPayグリーン」が提供されており、請求書払いを利用すると、「あなたの森」が成長します。
LINEPayの請求書支払い
参考:LINEPay
次に、「LINEPay(ラインペイ)」の「請求書支払い」について紹介していきます。
<払い方>
1.「ウォレット」内の残高をタップ
2.「請求書支払い」をタップ
3.内容を読んで「次へ」をタップ
4.請求書(払込票)のバーコードを読み込む
5.請求内容を確認して支払いを行う
ただし、LINE Pay残高を利用して「LINEPay請求書支払い」で支払っても、ポイントの還元はありません。請求書の支払いだからということではなく、以前よりLINE Pay残高からの支払いにポイント還元のサービスはなくなっています。
Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)を使った「チャージ&ペイ」を利用すると、請求書支払いでも還元があります。5月からマイランクは廃止されており、一律0.5%のポイント還元となっています。
LINEPayを経由せず、Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)を使って支払うと、LINEPayより還元率が高くなる場合があります(税金/保険において、1回あたりの支払につき5万円を超える分、国民年金保険料は対象外などの場合あり。LINEクレカのポイント還元率は2%(カードショッピング))。
au PAYの請求書支払い
参考:auPAY
続いて「auPAY(エーユーペイ)」の「請求書支払い」について紹介していきます。
<払い方>
1.auPAYアプリを起動し、「請求書支払い」を選択
2.「請求書を読み取る」をタップし、請求書(払込票)のバーコードをカメラで読み取る
3.auPAY残高から支払う
「auPAY」の「請求書支払い」のポイント還元率は、0.5%。
auPAYの決済上限は25万円/回なので、高額な支払いにも対応できます。
auPAYゴールドカードからauPAY残高にチャージをすると2%のポイント還元となりますので、最大2.5%のポイントが還元されます。
ポイントが貯まらない「請求書支払い」に要注意
今回は、公共料金や税金の支払いでポイントが貯まる決済のうち、主要なものを紹介しました。
今回紹介した中で、一番の還元率を誇るのは「auPAY」。続いて、auPAYゴールドカードを所有していないなら、貯まったポイントが使えるお店の多い「PayPay」や「LINEPay」でしょうか。
大手キャリアのほとんどが「請求書支払い」に対応していますが、一部のキャリアの請求書支払いではポイント還元率0%という決済や、公共料金や税金の支払いのポイント還元率が普段のポイント還元率と異なる決済もあります。
「いつもと同じ還元率で、多分ポイントが貯まるだろう」と推測で決済するのではなく、しっかり調べたうえで支払いましょう。
※データは2021年6月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/家計簿・家計管理アドバイザー あき
著書に「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」「スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他