市場に出回っているヘッドホンの価格は、数百円程度から数十万円するものまでピンキリです。価格は安いほうがうれしいですが、安価なヘッドホンは品質がどの程度なのか、気になりますよね。この記事では、低価格のヘッドホンを選ぶ時の注意点や、おすすめの商品を紹介します。
安いヘッドホンの音質は良いの?
ヘッドホンは、価格が高ければ音質や機能が良いと一概にはいえません。下記の記事で解説しているように、構造の複雑さや有線/無線の違い、材質など様々な観点で価格設定がなされています。
そして低価格の製品でも、外部の音を低減するノイズキャンセリング機能を搭載したものや、再生周波数域が広く高音質を出力できるハイレゾ対応など、優れた性能を持つものがあります。
【参考】価格による音質の違いは?予算別に選ぶヘッドホンおすすめ6選
移動中におすすめ! ノイズキャンセリング機能付きの安いワイヤレスヘッドホンがある
電車での移動中などに音楽を聴くのが目的でヘッドホンを選ぶなら、取り回しの良いワイヤレスが良いでしょう。その際ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンにすると、周りの騒音があまり気にならなくなります。近年では、低価格でもノイズキャンセリング機能を搭載しているヘッドホンはあります。
ヘッドホンの安い店はどこ?
低価格のヘッドホンは、専門店や家電量販店、インターネットショップなどで販売されています。ショップの決算期やボーナス月、新製品が出る前の7~8月などに行われるセールを狙うのも安く買うコツの1つです。
100均のヘッドホンってどう?
ヘッドホンは100円ショップでも購入が可能です。性能はショップや商品によって異なりますが、中には価格のわりに優れた性能のものもあります。当然ながら1万円のヘッドホンと同程度というわけにはいきませんが、音質にそれほどこだわりのない人や、一時的に使用するぶんには問題ありません。なお、100円ショップに置いてあっても実際に販売されている価格は100円でないことも多いので注意しましょう。
コスパ良し! 安くて使えるおすすめヘッドホン6選
手頃な価格で満足な使用感が得られるヘッドホンにはどんなものがあるか、具体的に紹介していきます。1万円以下を目安に6つ厳選しました。
【参考】テレワークから音楽・動画鑑賞まで!1万円以下で買えるコスパ最強のヘッドホン4選
ノイズキャンセリング搭載なのに安い! Bluetooth対応のヘッドホン
VANKYOの「C750」はBluetooth 5.0に対応しています。
Amazon販売価格は6999円と安価ながら、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載。デジタル処理で外部の音を低減します。2つのBluetoothデバイスを登録可能なので、パソコンなどに接続して音楽を聴いている時に電話がかかってきても、素早くスマホへ接続を切り替えて、ヘッドホンをしたまま通話に対応できます。
ファッション性にこだわる人におすすめのおしゃれで安いヘッドホン
パナソニックのワイヤレスステレオヘッドホン「RP-HTX80B」は、ニュアンスカラー(全4色)がおしゃれです。
ワントーンのユニセックスデザインで、男女問わず使用できます。プロ用のスタジオモニターとして実績のある「ドーム型ハウジング」などにより、ゆがみの少ない良質な低音を実現。Amazon販売価格は6464円です。
安い&かわいい! 子どもにおすすめの猫耳ヘッドホン
猫耳デザインがかわいいRiwbox「CT-7」は、子ども向けのワイヤレスヘッドホンです。
耳部分に埋め込まれた赤・青・緑のLEDライトは、リズムに合わせて点滅し、色が変わります。Bluetooth対応で、一度接続すれば次からはヘッドホンの電源を入れるだけでデバイスへの接続が完了。折りたたみ式なので、持ち運びも便利です。Amazonでは7000円ほどで購入できます。
安い価格で専用アプリ対応! Amazonで売れ筋のヘッドホン
Amazonのオーバーイヤーヘッドホン部門で、売れ筋ランキング1位を獲得したこともある人気商品が、Anker「Soundcore Life Q30」です。
ノイズキャンセリングモードのほか、アプリとの連携により、環境に応じてモードの切り替えやイコライザー設定ができます。AUXケーブル接続時にはハイレゾ対応でサウンドも良好。Amazonでの販売価格は8990円です。
安い!しかもかっこいい! オーディオテクニカのヘッドホン
人気の音響メーカーであるオーディオテクニカにも、1万円程度で購入できるヘッドホンがあります。
「ATH-WS330BT」は、コンパクトなボディを採用しながらもキレのある重低音再生ができる「SOLID BASS」シリーズの製品です。マルチファンクションボタン搭載で、操作が簡単。シンプルで高級感のあるデザインが魅力的です。
音源ミックス可能でDJにもおすすめの安いヘッドホン
DJプレイの際には、専用のヘッドホンを使いましょう。OneOdio「Pro10」は宅録やDTMといった音楽制作にも使えるヘッドホン。DJ用φ50mmネオジムドライバーを搭載しています。
DJは、大音量で音楽が流れている中で、次の曲を選ばなければなりません。「Pro10」のイヤーパッドは遮音性の高いデザインなので、ヘッドホンから聴こえてくる音楽に集中できます。2つの異なる音源からの音を同時に再生することも可能。Amazonでの販売価格は3399円です。
わざわざ高い金額を払わなくても、良質のヘッドホンは数多くあります。使用目的や使用環境、使い心地の好みなどに応じて、満足のいくヘッドホンを選んでみてください。
※データは2021年6月上旬時点での編集部調べ。
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※Bluetoothは米国Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。
文/ねこリセット