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クレジットカードを新規で申し込む時に必要な「年収」「現在の借入額」「勤務先」の書き方

2021.06.10

クレジットカードに申込むときの記入項目で悩んだこと、ありませんか?

氏名や住所、電話番号などスラスラと書けるのに、まず一回は止まる箇所が『年収』、続いて『現在の借入額』という方が多いのではないでしょうか。

年収は大体でいいのかと毎月の手取り×12か月分を書いたり、去年の年収をなんとなくうる覚えで書いたりする方もいれば、借入額があるのになしと書いたり、こちらもおおよそで大丈夫かなと書いてみたり。
そんなように、申込でちょっとだけ手を止めて書くという方はこのページを参考にしてみてください。

申込時に知っておく3つのこと

まず、クレジットカードの申込欄で記入を止めてしまう代表的な3つの箇所の書き方をお伝えします。

・年収の書き方

年収は去年の年収を参考におおよそ金額で大丈夫ですが、正確に書くのであれば去年の源泉徴収票の「支払金額」を書いておきます。

支払い金額は旅費交通費などの非課税扱いとなるものを除き基本給、残業代、ボーナス(賞与)、手当など会社から支払われた総支給額になります。

基本的には税金や社会保険料等が引かれる前の金額を書き、手取り金額ではありませんので覚えておきましょう。

社会人1年目で年収が分からないという方は月額の総支給額×12か月の金額を記入してください。

・現在の借入額の書き方

借入額のほか借入残高と書いてあるこちらの箇所は、どこまでの借入額(借入残高)を書くのかと特に手を止めてしまう方も多いのではないでしょうか。

<借入額(借入残高)に含まないもの>

・住宅ローン
・自動車ローン
・スマホ機種代の残金
・奨学金
・クレジットカードのショッピング利用額など

<借入額(借入残高)に含むもの>

・銀行のカードローンの残高
・消費者金融のカードローン残高
・クレジットカードのキャッシング残高など

基本的には銀行や消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシングといったように無担保による借入の金額を入れてください。

借入額をどうして記入するのかについては、クレジットカードにキャッシング枠がつくもの、またはキャッシング枠を希望するときに年収の3分の1を超えないように総量規制というルールがあるので確認が必要となっているためです。

銀行系カードローンは総量規制対象外ですが、無担保による借入なので申告しておくのがよいでしょう。

正確な金額を記入することが正しいですが、明細書の紛失や操作方法が分からないということもあります。その場合はおおよその金額を記入しましょう。

申込先のクレジットカード会社は信用情報を参照しますので、正確な借入金額を見て審査を行ってくれます。

借入額については現状の借入が大きい場合、クレジットカードの返済にも影響するのでチェックしていると言っても良いでしょう。

そして、もうひとつ手を止めてしまう箇所として挙げるなら勤務先になります。

出向のない正社員や契約社員で働いている方は勤め先をそのまま記入することができますが、出向のある方や派遣社員で働く方は勤め先をどう書けばいいのか迷うところです。

・勤務先の書き方

派遣社員の方は派遣元(登録している派遣会社)を書いて、部署名は派遣先、電話番号も派遣先のもので直通電話があればその番号を書いてください。自営業の方は屋号を書きます。

会社は東京だけれど、実家に帰省して仕事をしているという方は勤務先をそのままで住民票がある住所を記入してください。

クレジットカードの申込書、申込ページに「派遣社員として今はここで働いていますが、登録はこの会社です。」とか「この会社の社員ですが、現在は記入した先に出向しているため本人確認はこちらにお願いします。」など迷ったときに書いていることが合っているかどうかを伝えられる記入欄があればいいですが、そういったことを書ける欄はありませんので申込者の方で理解して記入することが大切です。

派遣社員の勤務年数に関しては派遣元に登録して、実際に派遣社員として働きだした日から数えて記入してください。

続いては利用時の基本として、こんな使い方はしない方がいい5つのことをお伝えしていきます。

クレジットカードを持ったらしない方がいい5つのこと

1. クレジットカードの裏面に名前を書かない行為

名前を書いていない場合、不正利用があったときには補償対象外となります。

例えばクレジットカードが盗難に遭い不正に利用されたとして、裏面に署名がない場合、このクレジットカードは自分のですよと認めていないものとなってしまうため認められないのです。クレジットカードが届いたら、まずは裏面に自分の名前を記入して自分のクレジットカードだということを認めてください。

また利用先(スーパーや家電量販店など)によってはクレジットカードの裏面に署名のないものは利用不可として「使えません。」と返されることがあります。これはクレジットカード会社から利用時には名前が書かれているかを確認してくださいと言われているためです。

筆者もクレジットカードの更新で記入を忘れて「名前がありませんので使えません。」と返された経験があります。

名前は忘れずに記入しておきましょう。

2. 返済できない金額まで使わない

翌月や翌々月払いになるために、これぐらいの金額なら返せるだろうと使いすぎてしまうことがクレジットカードにはあります。

そのため、支払日になってお金が足りずに延滞になってしまったり、滞納になってしまったりするとクレジットカードの利用停止や退会になることもありえます。

さらにクレジット会社や貸金会社が審査時に確認できる信用情報機関に登録されて、退会後にクレジットカードが発行されづらいということも。

こういったことにならないように、使ったら使った分を期日までに返すというお互いの信頼を大切にしてください。

3. クレジットカードを貸してしまう

例え家族であっても、恋人であっても自分以外のひとにクレジットカードを貸すことは禁止です。貸してしまった後に返済を相手に求めたとして回収できなくても、クレジットカードの支払い義務はあなたにあります。

もし両親に利用させたい、夫婦で使いたいというときは追加カードとなる家族カードを発行しておきましょう。

4. URLに鍵マークのないサイトや商品激安というようなサイトでお買い物しない

近年はクレジットカード払いで料金を支払ったのに商品が届かないといったトラブルがあります。クレジットカード払いは代金引換や電子マネー払いとは違い、手数料がかからないので良いですがネット通販で詐欺に遭ってしまっては元も子もありません。

<注意すべきネット通販サイトのチェックポイント>

・URL欄に鍵マークがない
・支払いがクレジットカードか銀行振込のみと選択肢が少ない
・連絡先が個人名やフリーアドレス、電話番号も携帯電話で繋がらない
・サイトの文章がカタコト、おかしな文面
・掲載商品が激安

特に今まで代金引換やギフト券購入していた方はクレジットカードを持つと便利だとネット通販をすぐに利用したくなります。いつも利用して信頼あるネット通販を利用するのがおすすめです。

5. キャンペーン目的で申込→解約→別のキャンペーン目的で申込むの繰り返し

クレジットカードのキャンペーンはポイントが多くもらえるなど魅力的ですが、そればかりを目的として発行から3か月後に解約、また別のクレジットカードのキャンペーンが良くて申込、またすぐに解約といった申込と解約を繰り返す行為はクレジットカード会社に良い印象を与えず、信頼も失ってしまいます。

これが続くと「良い利用者」と認定されず、クレジットカードが発行されにくくなってしまいます。本当に欲しいクレジットカードが出てきたときに持てないということも起こるためやめておきましょう。

最後はちょっと気になる事として最近多い「即日(翌日)発行」のクレジットカードの審査についてお伝えします。

【番外編】クレジットカードの発行が早いところは審査に通りやすい!?

クレジットカードを見ていると最短即日発行、最短翌日発行というものもあれば、もっとスピーディで最短5分、最短1時間というものも見かけるようになりました。

ここで気になるのが最短5分、最短翌日発行の審査ってどうなっているの? ということです。人気のクレジットカードなのに、そんなすぐに審査終わるのかな? 審査を簡易的にして省略しているのかな? と不思議に思いませんか。

今でもクレジットカード申込から手もとに届くまで約1か月はかかるクレジットカードもありますが、実はそういった場合も最短発行も「発行したクレジットカードを末永く使ってほしい」という思いは同じなので、審査を省略して発行されやすいということはありません。

審査の時間と発行日数はクレジットカードの努力のたまものであり、オンラインが進んだことで手続きがスムーズに行えるようになったのです。最短5分発行のクレジットカードも指定した金融機関が対応してなかったときやキャッシングを希望したとき、営業時間外には、すぐに発行されません。あくまでオンラインで条件が整った場合のみ最短発行をしてもらえるのです。

クレジットカードやETCカードがすぐに欲しいという気持ちが先行し、インターネットで引落ができない口座しか持っていないなど準備ができていないといくら最短5分でも発行が遅れます。クレジットカードに申込むときは、気持ちに余裕を持って申込むのが良いでしょう。

文/クレジットカード研究Lab 編集責任者 志田愛仁
運営会社 株式会社バリューファースト
紙媒体の編集者を経て、フリーライターとして独立後WEBと紙媒体のライターに携わり、クレジットカード研究Labの編集責任者となる。情報の大切さを知るからこそ、信ぴょう性ある情報発信中。

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