自宅用のトレーニング機器としておなじみのフィットネスバイクやトレッドミル(ランニングマシン)の進化も目覚ましい。特にここで紹介する最新モデルは、ロードレースやトレイルランニングのようなトレーニングを再現。一度始めると思わず夢中になること間違いなしだ。
ロードレースの再現度がハンパない!
「上り坂に差しかかるとペダルがしっかりと重くなります。油断していたら相手に抜かされてしまうし、本当のロードレースみたいですね」
そう言って「Zwift」に熱中する山下晃和さん。短時間でも汗がジワジワと湧き出すほど、トレーニング効果はテキメンのようだ。
今回「Zwift」を試したコナミスポーツの最新モデル『エアロバイク EXS』は同アプリに対応するだけでなく、新しい3つのメニューと体力テストを用意。例えば「ダイエットトレーニング」は入力した性別と年齢に基づく最適な運動負荷でトレーニングできるのがポイント。目標の脈拍を任意に設定する「定脈拍トレーニング」も含め、自分の体やニーズに合わせて運動習慣を無理なく続けられるようになっている。
「ペダルを強く踏んでも横ブレしない安定感や、気兼ねなくトレーニングできる静音性の高さも驚きました。同社製アプリの『カロリDiet』との連携機能も含めて『エアロバイク EXS』は、フィットネスバイクの進化を実感できる1台ですね」
[Zwift対応フィットネスバイク]自転車競技にバーチャル参加!
コナミスポーツ『エアロバイクEXS』
23万9800円
耳で測定する心拍に合わせて、独自のアルゴリズムによる最適な負荷をリアルタイムでかけられる。〝エアロバイク〟を35年開発してきたコナミスポーツ製ならでは。背筋を伸ばした姿勢と前傾姿勢のいずれかでトレーニングできる。
自分の動きと画面上の映像がシンクロ!
『エアロバイク EXS』をはじめ、対応のフィットネスバイクと「Zwift」のアプリをBluetoothでペアリングすると、ユーザーの動きに合わせて画面のキャラクターが前に進む仕組み。坂道ではリアルな負荷を実感。全130以上のルートを収録する。
『エアロバイク EXS』は、同社製アプリ「カロリDiet」とも連携。摂取した食事のカロリーを入力できるだけでなく「エアロバイク EXS」の運動で消費したカロリーが自動で反映される。テンポに合わせてペダルをこぐのが楽しい。
高精度センサー&CPU搭載のハイテク仕様
EDGENITY『HITFIT Bike 2』
16万5000円
本体には高精度センサーやCPUを内蔵。「Zwift」によるバーチャルトレーニングの際、アプリ画面とペダルの負荷などがシンクロした、よりリアルなロードレース体験を味わえる。心拍センサーをハンドルに備え、握るだけで測定できるのが便利。本体前方の車輪を使えば、移動させるのに手間取らない。
同社製アプリの心拍トレーニングにも励める
Gloture『Xplova NOZA S』
10万7800円
後輪の代わりにセットすると、手持ちのロードバイクが「Zwift」対応に早変わり。パワー測定の誤差が2.5%という高精度仕様で「Zwift」のトレーニング中には自分のパフォーマンスが正確に反映される。心拍数に合わせたプランを実践できる、同社製トレーニングアプリ「Zplova Workout」にも対応。