5km、10km、ハーフマラソンを目指してみたい人向けの本格派ランニングモデルがこちら。トライアスロン、バイク、スイムなどのアクティビティーにも対応し、トレーニングプランをこなせばアスリートデビューも見えてくる!
ランニングで困ることは身近に相談できるコーチがいないことだ。ワークアウトならスポーツジムのインストラクターに疑問をぶつけられるが、ランの専門知識を持つコーチに直接指導してもらうのは市民ランナーには難しい。
そこで注目したいのが「Garminコーチ」というアプリ機能だ。VO2 Maxが測定できる同社のスマートウオッチと連携して、パーソナライズされたトレーニングプランを作成してくれる。目標を設定し、プランどおりに走り込むとエキスパートランニングコーチが無料でアドバイス。次週メニューを送ってくれる……という仕組みだ。
ポラールにも同様のランニングプラン機能があり、距離と日付をセットすれば最適なトレーニングプランが作成され、進捗状況に応じてプランが調整される。カシオ『GSR-H1000AS』は付属のモーションセンサーと連携。ランニングフォームの認識とペースの分析結果をもとに、走りを可視化するテクノロジーが先進的だ。
これらスマートウオッチの機能を活用して、自分の状態に合わせた推奨メニューをこなしていけば、ランニングのパフォーマンスは着実にアップするはずだ。フルマラソン出場も夢ではないだろう。
コンディションの目安になる最大酸素摂取量を計測!
ガーミン『ForeAthlete 745』
4万9280円
トレランやトライアスロンなどのスポーツメニューに対応。ユーザーの好みやアクティビティーに合わせて、心拍数などの表示をカスタマイズできる。リアルタイムで運動能力を評価する機能をはじめ、ランナー向けの機能が豊富だ。バッテリーは最長約1週間駆動する(GPSと心拍計を併用する場合は最長約16時間)。
疲労度などに合わせたおすすめメニューを提示!
日々の暮らしでランニングメニューなどをこなしていると、運動経過をふまえたワークアウトをレコメンド。スマートウオッチが提案するメニューにより、無理せずにトレーニングできる。
トレーニング後の状態を見やすく表示!
ランニングした結果は「4週間トレーニング負荷」のようなメニューでチェックできる。最適な目安も表示されるので、余力がありそうな場合には、さらに体を追い込むのもアリだろう。
疲労が回復するまでの時間までわかる!
自分の体力などが回復するまでの時間を、画面上に大きく表示する「リカバリー機能」を搭載。これをチェックしながら次に運動を開始するスケジュールを組むと、ケガを予防しながらトレーニングを継続できる。
専用センサーとの連携でランニングフォームなどがわかる!
カシオ『G-SHOCK「GSR-H1000AS-SET」』
5万7200円
カシオとアシックスの共同開発アプリ「Runmetrix」に対応。同梱のセンサーを腰に装着して走ると、ランニング姿勢などを専用アプリで可視化できるほか、情報の一部をウオッチ側でも確認できる。
心拍ゾーンの値や補給のタイミングが丸わかり!
ポラール『Polar Vantage M2』
4万3780円
トレーニング中のエネルギー補給や水分補給のタイミングを通知する機能を搭載。トレーニング後に炭水化物、たんぱく質、脂質の消費割合が表示できるようになったのも進化ポイント。
取材・文/川野 剛、編集部