DIME MAGAZINE
走力に見合うことが何よりも重要。性能を最大限に生かすことができれば、ランニングはもっと楽しくなる。数ある新作の中から主要ブランドの初心者、脱初心者など走力別に最新モデルを厳選した。
HOKA ONE ONE
ブランド立ち上げ当初から厚底シューズをリリース。ラクに走ることに関して徹底的にこだわるシューズブランド。
脚を守る機能にこだわる元祖・厚底ランシューブランド
クッション性と安定性が高く、疲れた脚にもやさしいモデルが多い。その理由はブランドの創設者が「いかに脚に負担を少なく下れるか」を考えて設計したため。創設当初から厚底シューズをリリースし、厚さの違いこそあるが、現在もほとんどのソールが厚い、まさに元祖・厚底ランニングシューズブランドなのだ。ブランド名はマオリの言葉で「Time to Fly」を意味し、文字どおり、飛ぶように走れるシューズが揃っている。
「最新モデルのカーボンファイバープレート搭載のシューズ『カーボン エックス 2』はスピードを出して走れるモデルです。中級者向けではありますが、安定感が高く、クッションも効いているので、幅広いレベルのランナーにおすすめです」
【中級者】安定感と巡航性能を持つプレート搭載モデル
HOKA ONE ONE『カーボン エックス 2』
2万7500円
カーボンプレートを搭載しレース用としても使用できるモデルでありながら、幅広のソールによって安定感を高めたバランスの良いシューズ。通気性が高く、内部の熱気を放出するエンジニアードメッシュを採用したアッパーは、しっかりと足をホールドする。
カカトの後ろにソールが大きく張り出した「スワローテイル形状」を新たに採用。着地時のレスポンスを高めた。
【脱初心者】カーボンプレート非搭載でも高反発！飛ぶように弾む感覚がクセになる
HOKA ONE ONE『マッハ 4』
1万7600円
232gという数字から受ける印象以上の軽さ、そして飛ぶように弾む反発性がクセになるシューズ。アッパー素材の心地よい足当たり、カカト部分のプルタブ形状によって足全体のホールド感も高く、ブレなく安定したランニングを楽しめる。
下部に「ラバライズドEVA」、その上に独自開発の柔らかく軽量な素材を配置し、心地よい反発性を生み出す。
【初心者】ロードモデルの中で最も厚い33mmのソールを持つクッションモデル
HOKA ONE ONE『ボンダイ 7』
2万3100円
最大33mm厚のミッドソールを備えながら片足303gと軽量。ボリューミーなEAV素材がクッション性に加え、優れた推進力を生み出し、反発性もあり、スローランからスピードを上げたトレーニングまで対応。初心者から上級者まで履ける万能シューズだ。
マシュマロのようなフワッとした新感覚！ 走ったり歩いたり、様々な速度で移動しても、足裏に当たる感触が心地よい。
取材・文／今 雄飛
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