iPhoneシリーズでは、購入する際にストレージ容量を自分で選択することができます。2021年5月時点の最新モデルである「iPhone 12シリーズ」の場合、iPhone 12/12 miniは64GB・128GB・256GBが、iPhone 12 Pro/12 Pro Maxの場合は128GB・256GB・512GBが用意されています。
iPhoneの購入時に自分の使い方に合わせたモデルを選択できますが、使用しているうちにストレージ容量が足りなくなってしまうこともあるでしょう。そんなときのために、アップルではいつでも「iCloudストレージ」プランをアップグレードするサブスクリプションを提供しています。
iPhoneで使える「iCloudストレージプラン」はいくらで購入できる?
iCloudストレージプランは、写真やビデオ、ファイルといったデータを保存できるクラウドサービスで、価格別に容量の上限が定められています。
用意されているプランは月々50GB/130円、月々200GB/400円、月々2TB/1300円。なお、5GBまでであれば誰でも無料で使用できます。
購入した容量はApple IDに紐付けられるので、iPhoneだけでなくiPadやMacBookといったほかのアップル製品でも共有することができます。
また、200GBプラン/2TBプランの場合は家族で容量をシェアすることも可能です。
iPhoneからiCloudストレージを購入する方法
iPhoneからiCloudストレージを購入する方法は下記の通り。キャプチャ画像はiOS 14のものになります。
設定アプリを開き、一番上に表示されている「ユーザー名」に進みます。
「iCloud」に進みます。
一番上の「容量」という項目内にある「ストレージを管理」に進みます。
中段にある「ストレージプランを変更」に進みます。
購入できるプランが表示されるので、必要な容量を選択して右上にある「購入する」をタップします。
iCloudストレージの容量は、購入したあといつでも別のプランに変更することができるので、最初は50GBプランから購入し、足りなくなりそうになったら200GB・2TBと変更する方法もあるでしょう。
iPhoneからiCloudストレージの購入を解約する方法
写真や動画のデータをPCでバックアップしたためiCloudストレージが余ってしまったり、新しくAndroidスマートフォンに機種変更したためiCloudストレージが不要になることもあるでしょう。
iCloudストレージは月額制のサブスクリプションサービスなので、不要になった際には解約するのがおすすめ。iPhoneからの解約手順は下記の通りです。
設定アプリを開き、「ユーザー名」をタップします。
「iCloud」に進みます。
「ストレージを管理」に進みます。
「ストレージプランを変更」に進み、一番下に表示されている「ダウングレードオプション」をタップ。Apple IDのパスワードを入力して次に進みます。
購入したいプランを選択したあと、右上の「完了」をタップします。
4つのAppleのサービスがセットになっている「Apple One」もおすすめ
iPhoneで使えるストレージ容量を増やす手段として、iCloudストレージを購入する以外に「Apple One」に加入するという方法もあります。
Apple Oneとは「Apple Music」「Apple TV+」「Apple Arcade」「iCloud」の4つのサブスクリプションがセットになったサービスです。
個人で使用する場合、月々1100円で加入できiCloudは50GBまで使用可能、ファミリープランの場合は月々1850円でiCloudが200GB使用可能となっています。
Apple Oneに加入した場合、まだ登録したことのないサービスはすべて最初の1か月が無料で利用できます。これを機に試してみるのもありでしょう。
【参照】Apple One
※データは2021年5月上旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦