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最高傑作を超えた〝ご泡火炊き〟とは?本物の土鍋を使って美味しさを追求したタイガーのIH炊飯器「JPL-G100」

2021.05.21

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

2020年に最上位機種総合満足度評価1位を獲得したJPL型がさらに進化

1970年に初代モデルを発売した、タイガー魔法瓶の炊飯器<炊きたて>シリーズは2020年に50周年を迎えた。“<炊きたて>史上、最高傑作”として、2020年に発売した「JPL-A100」は「家電大賞 2020-2021」炊飯器部門・金賞、「2020年家電批評 炊飯器部門ベストバイ1位」など数多くの賞を受賞し、他社の最上位機種と比較した総合満足度評価も1位を獲得。「ごはんがおいしく炊ける」「全体的な使いやすさ」でも1位となった評価の高い製品だった。

今年はさらに進化した、<炊きたて>シリーズ50周年記念モデルとして、JPL型最新機種「土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き JPL-G100」(価格はオープン・実勢価格14万800円)が6月21日に発売される。

〇土鍋特有の高火力&遠赤効果、泡立ちを駆使した「ご泡火炊き」

フラッグシップモデルであるJPL型最大の特長は、蓄熱性の高い本土鍋を使った内釜。土鍋、急須の生産で有名な三重県・四日市の「萬古焼」を採用。細かい特別な土を使い約1250℃の高温で焼き上げてから、温度の違う計3度焼きを経て、約3か月かけて完成する。ひとつの土鍋ができるまでに非常に手間がかかるが、タイガーでは土鍋の炊飯器がもっともおいしく炊けるとして2006年より土鍋を採用している。

土鍋を使った炊き技が「ご泡火炊き」。本体底に組み込んだ「遠赤土かまど」が土鍋にしっかり熱を伝えて、土鍋ならではの最高温度約280℃の高火力を実現。金属釜の場合は約130℃なので、倍以上の高火力で炊き上げることで、コメをα化して甘味を引き出す。

土鍋は金属釜に比べて約4倍の遠赤効果があり、遠赤効果による輻射熱でコメの芯までしっかり熱を伝えることができるため、甘みとうまみをじっくりと引き出す。また、土鍋ならではの細かく均一な大量の泡が、クッションのようにコメを包んで表面を守るため、コメ同士がぶつかって傷つくことが少なく、うまみ成分であるデンプンを閉じ込め、食感を損なわず弾力のあるごはんができる。ご泡火炊きのごはんは、甘味と弾力があり、噛めば噛むほど甘味が出てくるごはんが実現できる。

〇新採用の「ハリつやポンプ」&「間欠呼吸」で仕上げが進化

新搭載の「多段階圧力機構」と「ハリつやポンプ」という2つの技を組み合わせた「丹精仕上げ」により、蒸らしや仕上げにまでこだわっている。仕上げ段階の蒸らし温度を高く維持させながら段階的に温度(圧力)をコントロールする「多段階圧力機構」で、コメの甘みをぐっと引き出す。

「ハリつやポンプ」は、べたつきや食感が損なわれる原因となる、蒸らし時に出てくる炊飯器の中の余分な蒸気を排出する機能。かまど炊きの木製のフタのように、外気を取り込み、高温蒸らし時に発生する過剰な熱と蒸気を取り除いて余分な水分をコントロールすることで、ごはんのハリ・ツヤ、弾力を引き出す。

〇温度センサーで呼吸をコントロールする「おひつ保温」

木製のおひつが“呼吸(=蒸気の放出)”で空気・水分を上手にコントロールしておいしく保温をしていることを手本にした「おひつ保温」。「ハリつやポンプ」は保温にも特化しており「おひつ保温」を実現した。

ごはんが炊きあがった後、「ハリつやポンプ」が稼働し、外気を取り込んで余分な熱と蒸気を放出。本体の底に搭載している温度センサーによって、呼吸が必要かどうか判断して釜内の湿度を細かく制御し、呼吸回数を増やすことで本物のおひつに近づけた。においと黄ばみを低減し、炊きたての弾力やおいしさをキープする。

〇一膳からおいしく炊ける「一合料亭炊き」

専用の中ぶたを使うことで少量炊飯でも料亭のようなご飯が家庭でできる「一合料亭炊き」機能。通常、5.5合炊きで1合を炊飯すると、炊飯空間が大きくなりすぎてコメ一粒一粒に熱が均等に伝わりにくくなり、おいしいごはんが炊けない。「一合料亭炊き」では専用の土鍋中ぶたを用いて炊飯空間を小さくすることで、炊飯空間を1合に最適化。

お米に熱を均等に伝え、香り高く、甘みのあるごはんに仕上げる。また少量のお茶碗一膳分(0.5合)や炊込みごはんにも対応。一膳でも料亭のような炊きたてごはんに仕上がる。

〇見やすい大型液晶&簡単お手入れ

液晶サイズは従来品の約2倍、文字の大きさは約1.5倍の「大型ホワイトバックライト液晶」を採用し、他社と比べても圧倒的に大きい液晶サイズで見やすさも追求。従来機種のようにメニューボタンを何度も押して希望のメニューにたどり着くという面倒さがなく、画面も文字も大きなタッチパネルでダイレクトに操作ができる。

毎回洗う必要があるのは内釜と内ぶたの2つのみ。新たに採用したストレスフリーな使い心地の「マグネット式着脱内ぶた」は、手を離せばスッと本体に装着できて、部品の取り外しも簡単。内ぶたは食洗機の使用が可能。

傷がつきにくい仕様の「クリアハードフレーム」で、フレーム部分はさっと拭くだけでOK。「圧力洗浄コース」を使えば、炊き込みご飯などの気になるにおい残りも、圧力をかけて高温短時間で取り除く。

土鍋釜は通常の土鍋よりも強度が2倍近くになっており、割れることはレアケースとのことだが、安心して使ってもらうために、内なべ割れ・フッ素コーティングの剥がれに対して5年間保証を付けている(※JPH型は3年保証)。

〇「銘柄巧み炊きわけ」が70銘柄に

水分率、たんぱく質やアミロースの量など、各銘柄の持つ特長を科学的に細かく分析し、それぞれのお米に合った炊き方でおいしく炊きあげる「銘柄巧み炊きわけ」が70銘柄に。

「米・食味鑑定士協会」協力のもと、国内外から5700を超える米が集まる国内外最大の米のコンクールで用いられる計測データを活用している。

「JPL-G100」を使った「おいしいご飯の楽しみ方」

大阪の「夢クッキングスクール」校長で、IHクッキングヒーターを中心とした料理開発にも力を注ぐ梅田昌功さんによるデモンストレーションでは、「JPL-G100」を使った炊きたてご飯や、炊き込みご飯が紹介された。

「高温で炊き上げて高温で蒸らしができるので料理人の多くは土鍋を使っている。土鍋は炊き方が難しいが、この炊飯器なら土鍋の良さをすべて網羅しながら簡単に炊き上げる。

粒立ちがしっかりしていて全体にきれいな炊きあがり。鍋は全体に均一に火を通すのは難しく、中央部分がべちゃっとしたり、端が固くなってしまうが、JPL-G100はどの部分でもふっくらときれいに炊きあがりになる。混ぜてもつぶれないしっかりとしたハリもある」(梅田さん)

梅田さんは、「銘柄巧み炊きわけ」機能を使って、近年おいしいお米として注目される北海道米3種を例に、銘柄ごとの相性の良い料理を紹介。

もっちりやわらかな食感の「ゆめぴりか」は、濃い味付けの肉料理、てりやきや生姜焼き、牛肉の佃煮に合う。「ななつぼし」はしっかりした食感の米で、洋食、中華、鶏のから揚げなど日常のおかずにもよく合い、チャーハンでもおいしい仕上がりに。やわらかく、かつしっかりとした味のある「つや姫」は、刺身や塩焼きなど昔ながらの和食メニューに合う。

ご飯のおいしさを楽しめるメニューが好きな具材を入れて作る炊き込みご飯。梅田さんは海鮮の具材を使った「潮騒炊き込みごはん」を披露した。

「炊飯器で炊き込みご飯を作る場合は、最初に調味料を入れてから、アサリの蒸し汁、干しシイタケの戻し汁などだしを入れる。水を入れる量を示す水量線に合わせてだしを入れれば軽量が不要になるので手間がかからない。調味料、だしまで入れたら軽くかき混ぜて、最後に具材を入れる。

炊き上がったら、全体を混ぜ過ぎると米粒がつぶれやすくなるので、まず十文字に切り、部分ごとにかき混ぜると良い。盛るときはご飯を先に器に入れてから具材を上にのせるようにすると、より豪華な見た目になる。

炊き込みご飯にはおこげの楽しみがあり、おこげたっぷり、少なめなど火加減を選ぶことができるのもJPL-G100の特長。スイッチを押すだけでプロ並みの炊き込みご飯ができる」(梅田さん)

【AJの読み】最高傑作がさらに進化するとは……どんなにおいしいご飯ができるのか!?

土鍋で炊いたご飯はおいしいが、とにかく火加減の管理が面倒なので、炊飯器で土鍋炊きのおいしさが味わえる土鍋炊飯器は以前から気になっていた。土鍋炊飯器は複数のメーカーから出ておりそれぞれ特徴があるが、トータルでの評価は、昨年発売されたタイガー魔法瓶の「JPL-A100」が非常に高く、今使っている炊飯器がそろそろ寿命なので買い替え候補として挙げていた。

そして今年、さらにバージョンアップした「JPL-G100」が発売される。“最高傑作”と謳っていた「JPL-A100」より進化したってどういうこと!?気になって仕方がない。オンライン発表会だったため味のジャッジができなかったのだが、スペックからして土鍋同様のおいしいご飯が炊けるのは間違いなさそう。後は懐具合との相談か……。

文/阿部純子

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