空気清浄性能を高めたDyson Purifier シリーズ
Dyson Purifier シリーズから、1台で空気清浄機、扇風機、ヒーターの3役として使用できる「Dyson Purifier Hot+Cool™空気清浄ファンヒーター」と、1台で空気清浄機、扇風機の2役として使用できる「Dyson Purifier CoolTM空気清浄ファン」が登場。
一般的に空気清浄機は、製品の組み合わせ部分に隙間があり、高性能なフィルターを搭載していても、フィルターを通過せず、製品の隙間から汚れた空気を漏らしてしまう場合がある。
ダイソンのエンジニアたちは、わずかな微粒子も漏らさないために、気流の経路を分析。構造を再設計し、隙間を塞ぐことで、製品内部を密閉することに成功した。
さらに、厳格な基準を設けている欧州規格HEPA H13フィルターを組み合わせることで、PM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%閉じ込め、有害なガス・ニオイまでも除去。花粉や、ハウスダスト、ウイルスを捕らえる。また、「Dyson Purifier CoolTM空気清浄ファン」は、気流経路を改善したことにより、運転音を前モデルと比べて最大20%低減している。
室内の問題でもある空気の汚れ
私たちは1日に最大9,000リットルに及ぶ空気を取り込んでる。外出自粛により、自宅が仕事や運動をする場にもなった昨今、日常生活のあらゆる場面で私たちが呼吸する空気について意識することが大切だ。
家の中では、ペットや植物、内装材、芳香剤のスプレーなど、さまざまなものが有害となりえる微細な粒子やガスを放出するおそれがある。調理によってNO₂(二酸化窒素)などの有害ガスや、ニオイが放出され、芳香剤のスプレーや家庭用洗剤に含まれる一部の化学物質は、ベンゼンなどのVOC(揮発性有機化合物)を空気中に放出することがある。
製品の隙間を密閉し、欧州規格HEPA H13フィルターを搭載
新しいダイソンの空気清浄機は、製品からの空気の漏れをなくすため、現行品の構造をくまなく分析。24か所あったわずかな隙間を高い圧力で密閉し、厳格な基準を設けている欧州規格HEPA H13フィルターを組み合わせることで、PM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%閉じ込め、有害なガス・ニオイまでも除去する。花粉や、ハウスダスト、ウイルスを捕らえる。
運転音を最大20%低減した音響設計
ダイソン マレーシア開発センターの音響室で、テストと設計を繰り返し、運転音の改善に取り組みました。製品から空気が出る開口部を広げることで、空気と製品表面の摩擦が抑えられ、空気清浄性能を維持しながら、前モデルと比べて運転音を最大20%低減することに成功した。
パワフルな循環力を生み出すAir Multiplier™テクノロジー
Air Multiplier™テクノロジーにより、部屋全体の空気を清浄。ダイソンの空気清浄機には、気流を増幅させる独自設計の送風口が設置されている。これにより、遠くにある空気の汚れまでも引き寄せる循環力で、部屋全体の空気を清浄する。
実際の住宅環境での機能を考慮した設計
ダイソンの空気清浄機は、実際の住宅環境で機能するように設計。そのためダイソンでは、27㎡の広いリビングルームを想定したポーラー(POLAR)テストという試験法を考案した。かくはん機を設置せず、9か所のセンサーで部屋中の空気の状態についてデータを継続的に収集し、部屋のすみずみまで清浄できているかをテストする。
構成/ino.