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進化のポイントをまとめてチェック!新型「iPad Pro」12.9インチモデルはクリエイターも大満足の最強タブレットだった

2021.05.22

2021年4月30日に予約を開始、5月後半に発売予定となっている最新型iPad Pro。近年は製品数が限られているハイエンドタブレットであり、多くの人が注目していることでしょう。

クリエイター向けのハイエンドモデルともいわれていますが、具体的に最新iPad Proはどのような製品なのでしょうか。今回はより大画面ディスプレイを搭載した12.9インチモデルにおいて、前モデルとの進化ポイントを中心に紹介していきます。

最新iPad Pro 12.9インチモデルは前モデルと比較して何が違うの?

早速、2021年5月後半に発売となるiPad Pro 12.9インチモデルを前モデルと比較していきましょう。

新発売となるiPad Pro 12.9インチは第5世代となるので、アップルのHPを確認する際には間違いのないように注意しましょう。

最新iPad Proはディスプレイサイズは同じでも中身は別物?

最新iPad Pro 12.9インチモデルの大きな進化ポイントはディスプレイにあります。サイズは当然12.9インチで共通なのですが、新たに「ミニLED液晶(Liquid Retina XDR)」を採用しています。

ミニLEDとは、ディスプレイ下部に小さなLEDライトを敷き詰めて画面表示を行う仕組みとなっており、イメージ的には液晶テレビに近い物です。iPad Pro 12.9インチモデルに搭載されているLEDライトの数は1万個以上となっています。

この仕様のおかげでフルスクリーン輝度は1000ニト、ピーク時の輝度は1600ニト(HDR)で、コントラスト比は100万:1となっています。前モデルでは最大600ニトだったので、画面の明るさが大きく向上していることがわかります。

なお、解像度は2732×2048ピクセルで2モデル共通。最新モデルでも引き続きApple Pencil(第2世代)、Magic KeyboardやSmart Keyboard Folioでの操作が可能となっています。

新型iPad Proは最新MacBookと同じチップを搭載!

最新iPad Proには、2020年にMacBookシリーズに搭載されて話題となった「M1」チップセットが採用されています。

前モデルではiPhone XS/XS Max/XRに搭載されたA12 Bionicをタブレット用にカスタマイズした「A12Z Bionic」が採用されていたので、スマートフォンからよりPCに近づいたとも捉えられるでしょう。

筆者はビジネスユースで実際にM1搭載のMacBook Airを試しましたが、PCの起動やアプリを動かす速度にはかなり驚かされました。相当高い処理性能を持ったチップセットなので、タブレットに搭載されることでどんな動きをするのか楽しみです。

ちなみにストレージ容量は前モデルが最大1TBまでだったのに対し、最新モデルでは2TBまで用意されています。また、本モデルからメモリ容量を公開しており、ストレージ128GB/256GB/512GBモデルは8GB、1TB/2TBモデルは16GBとなっています。

最新iPad Proではオンライン会議に嬉しいカメラ機能の強化も!

ディスプレイや処理性能など派手な進化に注目しがちな新型iPad Proですが、カメラ性能においても前モデルからしっかりと進化が見られます。アウトカメラは12MP広角×10MP超広角の2眼レンズで前モデルと同じなのですが、インカメラ(TrueDepthカメラ)は前モデルの7MP広角から12MPの超広角へと強化されています。

推測ではありますが、コロナ禍でオンライン会議やオンライン授業といったインカメラを使う機会が増えたため、ここを強化したのではないでしょうか。

また、122度超広角の広い視野角を活かし、被写体の動きに合わせて自動的に画角を調整する「センターフレーム」機能が新たに追加されています。

最新の通信規格「5G」に対応

Wi-Fi+Cellularモデル限定ですが、最新のiPad Proは「5G通信」に対応しています。

5G通信が利用できるエリアはまだ限定的ですが、これから各通信キャリアがエリアをどんどん展開していく予定を発表しているので、iPad Proでも高速通信が気軽に行えるようになるかもしれません。

※データは2021年5月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤文彦

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