DIME MAGAZINE
工具箱に1本あれば重宝する、それが汎用性の高いモンキーレンチだ。たとえば、水道の水漏れで水栓のナットを回すにしても、開口幅が合うモンキーレンチさえあれば、水栓レンチがなくても修理できる。ほかにも自転車のナットの締め直しなど、モンキーレンチさえあれば解決できる困りごとは意外と多い。この記事では、大小、薄型、人気ブランドのアイテムまで、おすすめのモンキーレンチ12選を紹介する。
【目次】
・いざというときの備えに！家庭に1本持っておきたいモンキーレンチ4選
・薄型から大口径用まで！シーンに応じて選べるモンキーレンチ4選
・大人気！エビのマークが目印のロブスターブランドモンキーレンチ4選
いざというときの備えに！家庭に1本持っておきたいモンキーレンチ4選
日常的にボルト・ナットを回す作業があるわけではない一般家庭なら、いざというときに備えてモンキーレンチが1本あればいい。ここでは、特殊用途を除いたリーズナブルでオーソドックスなモンキーレンチを4つほどピックアップした。
KENOH モンキーレンチ 200mm
ザ・モンキーレンチと呼びたくなる、シンプルなデザインのオーソドックスな製品。最大24mmの開口で約200mmの全長と、短すぎず長すぎないサイズ感となっている。鋳造製ボディで壊れにくいが、軽量化が進んでいるモンキーレンチの中では222gと少しだけ重めだ。
スイスツール ラチェットモンキー RM-250
レバー切り替えでラチェット機能も使える高性能モンキーレンチだ。最大開口は32mmあり、常備用としては十分な仕様といえる。一度に締め緩めする回数が多いケースや、スピーディーな作業を優先したい人におすすめ。全長250mmで重量は510gと重め。
TRUSCO ワイドモンキーレンチ 30mm TRMW-30
最大開口30mmで全長203mmのスマートなシルエットと使いやすさが人気。おしゃれな印象を与える肉抜きと薄型ボディによって、重量も185gと軽めになっている。水回りから自転車のメンテナンスまで幅広く使えるうえに、作業時の疲れも少ない。
出典 公式サイト｜TRUSCO ワイドモンキーレンチ 30mm TRMW-30
フジ矢 ライトモンキー FLA-28-F
ボルト・ナットが傷つきにくい特殊形状を採用。従来型のモンキーレンチよりワイドに開き、ピッタリ閉まる造りにより、対応可能なボルト・ナットが多くなっている。最大開口は28mmで重量が114gと軽い。全長155mmで、工具箱のスペースも圧迫しない サイズ感だ。
出典 公式サイト｜フジ矢 ライトモンキー FLA-28-F
薄型から大口径用まで！シーンに応じて選べるモンキーレンチ4選
30mm前後の開口では足りない大きなボルト・ナットをあつかうときや、狭い場所で作業するときなど、常備しているモンキーレンチでは間に合わないケースでは、それぞれのシーンに応じたものを用意したい。ここでは、薄型や大口径用など、特殊な現場に合わせたモンキーレンチを紹介する。
IREGA 92WXS-6 薄口大口 ﾓﾝｷｰﾚﾝﾁ 150MM
世界的なモンキーレンチメーカーがリリースする薄型の製品。全長161mmで重量は130g。最大開口は24mm。上下の間隔が狭い場所での作業に適している。クロムメッキのボディでクッキリと記されたメモリが読みやすい。
TAKAGI ショートワイドモンキー SWM-24
全長が約122mmしかなく、握ると先端だけが見えるくらいのコンパクト設計だ。グリップ部分が長いと狭い場所では取り回しにくいため、重宝するシーンは多いだろう。最大開口は24mmで重量も140gと軽めだ。
出典 公式サイト｜TAKAGI ショートワイドモンキー SWM-24
トップ ショートトラップレンチ(たて型アルミモーターレンチ) TMWS-1668
一般的なモンキーレンチの用途とは異なり、水道のトラップ管など大口径の配管作業に適している。開口寸法は16～68mm。ガタつきを抑えるバックラシュレスウォームにより、効率よく作業できる。アルミ合金製のボディは強度があり、耐久性も高い。全長205mmもあるが、重量は220gに抑えられている。
出典 公式サイト｜トップ ショートトラップレンチ(たて型アルミモーターレンチ) TMWS-1668
トップ エコワイド(薄型軽量ワイドモンキレンチ) HY-26
「モンキーレンチといえばアゴが出っ張っている」。そんなイメージを一新する製品だ。出っ張りがないから回しやすいし、周囲を傷つけにくい。また、従来型よりも約15%コンパクトになったヘッドと、下アゴの強度改善により取り回しのよさを向上させている。開口は7～26mmで全長162mm、重量は115gと軽量だ。
出典 公式サイト｜トップ エコワイド(薄型軽量ワイドモンキレンチ) HY-26
大人気！エビのマークが目印のロブスターブランドモンキーレンチ4選
日本製のモンキーレンチの中で、トップクラスの人気ブランドがロブスターだ。真っすぐ伸びたエビをモチーフにしたロゴマークが印象的な、ロブテックス社のロブスターブランドより、4つの製品をご紹介する。
ロブテックス ハイブリッドモンキレンチX W-ZERO UM30XGB
エビ印とも呼ばれるロブスターブランドの特徴的なラウンドフォルムを持つ、手になじみやすい高性能モンキーレンチ。X-DRIVEの採用で締めつけも緩めも安定しており、ボルトやナットをナメにくい。ガタつきを抑えるG-LESS機構とバックラッシュレス機構により、ワンランク上の作業性を実現している。開口は8～30mmで全長200mm、重量は170gと標準的だ。
出典 公式サイト｜ロブテックス ハイブリッドモンキレンチX W-ZERO UM30XGB
ロブテックス モンキレンチ（絶縁機能付グリップ） S36
グリップ部に絶縁機能をもたせた、電工に使えるモンキーレンチだ。試験電圧は20kV/1分間で使用温度範囲は-20℃～70℃となっている。最大開口は36mmとワイド。全長260mmで重量500gの大型製品だ。
出典 公式サイト｜ロブテックス モンキレンチ（絶縁機能付グリップ） S36
ロブテックス ポケットモンキ UM36SG
グリップ部にスケルトンカラーを採用した、明るい雰囲気のモンキーレンチ。全長160mmでポケットにも入る手のひらサイズながら、最大開口は36mmに達する。狭い場所でも活躍する製品だが、重量は235gと少々重め。グリーンのG以外にも5つのカラーを展開している。
出典 公式サイト｜ロブテックス ポケットモンキ UM36SG
ロブテックス ハイブリッドモンキレンチX プレミアムシリーズ PUM36XS
エビ印のハイクラスモンキーレンチ。鏡面仕上げのボディが美しく、高級感が漂う。X-DRIVEやG-LESS機構、バックラッシュレス機構もしっかり搭載している。開口は8～36mmで全長250mm、重量は300gだ。DIY上級者なら持ってみたい1本。
出典 公式サイト｜ロブテックス ハイブリッドモンキレンチX プレミアムシリーズ PUM36XS
※当記事に掲載している価格等の商品情報は、記事公開時のものとなります。
文／ねこリセット
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