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新型コロナの影響で国際線の飛行機が国内線に!運がよければ国際線のビジネスクラスシートに座れるかも!?

2021.05.25

新型コロナの影響で国際線の飛行機が国内線に!

 新型コロナウイルスの影響が続いている中、世界各国の入国制限が続いていることもあり、ANA・JALともに国際線における運航率は2割前後となっている。

 そのような状況で、普段は国際線に投入されている飛行機が一時的ではあるが国内線でも飛んでおり、運が良ければ国際線のビジネスクラスシートに座って国内移動をすることが可能になっている。中でも特にオススメなのが、ANAのボーイング787−8型機の国際線機材とJALのボーイング777−200型機である。

 ANAのボーイング787−8型機の国際線機材は、ANAホームページで空席状況を確認する際に機種名に「78M」と書いてある。筆者がこれまで見てきた限りでは、羽田~那覇、羽田~福岡、羽田~伊丹、羽田~新千歳などの幹線路線を中心に、伊丹発着路線の一部にも投入されている。

 そして「78M」では上級クラスである「プレミアムクラス」にすることで(路線によって運賃は異なる)、国際線の東南アジア路線を中心に使われているANAのビジネスクラスシートに座れる。「78M」ではこのシートを使った「プレミアムクラス」を42席設定し、足元も広々でリクライニングの角度も非常に深いことで快適に移動することが可能。出張中のテンションも大きく上がることは間違いなしで、通常の「プレミアムクラス」同様に機内では時間帯によって軽食が提供されるほか、アルコール類も無料で提供される。

 またJALでは東南アジア路線やハワイ線などに投入されている完全フルフラットになるビジネスクラス「JAL SKY SUITE Ⅲ」が搭載されているボーイング777−200型機を国内線に使用。JALのホームページで確認すると「772 国際線仕様機材」という表記で、主に羽田~那覇、羽田~新千歳線に入ることが多いようだ。

 そしてビジネスクラスシートには普通席プラス1000円で利用できる「クラスJ」で座ることができる。これは破格なので、すぐに埋まってしまう。空いていればチャンスなので、即予約したほうがよいだろう。

急な機材変更でシートが変わることも

 筆者は幸いにもANAとJALの両方で利用する機会に恵まれたが、もっと飛行時間が長ければいいのにと思ってしまうほど快適な移動になった。特に仕事が忙しい時は、大きなテーブルでシート電源もあることからノートPCを使ってしっかり作業することができた。

 今回紹介したもの以外にもビジネスクラスシートが搭載された国際線機材が多く投入されている。程度は違うが、快適に移動できることだけは間違いない。急な機材変更で通常の国内線機材に変更することもあるので、その点にだけは考慮しながらも、今しか乗れない国際線機材を国内線で利用してみてはいかがだろう。

ANA国内線「プレミアムクラス」

国際線機材のANA国内線「プレミアムクラス」。食事提供時間帯であれば軽食も提供され、国内出張なのに海外出張気分が味わえる。

JALの国際線機材での「クラスJ」

JALの国際線機材での「クラスJ」。

押さえておきたい3つのポイント

【Point 1】ビジネスクラスのシートで国内も快適
【Point 2】大人気なので空いていたら即予約を
【Point 3】機内での仕事もすこぶるはかどる!

鳥海高太朗/航空・旅行アナリスト、帝京大学経済学部地域経済学科非常勤講師。

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