小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

【名車図鑑】カムギア・トレーンで45PSを1万4500回転!80年代の250ccクラス4気筒レプリカブームを牽引したホンダ「CBR250FOUR」

2021.05.12

ヤマハ「RZ250」やホンダ「VT250F」などのスポーツバイクの登場で、250ccクラスのバイクに出力戦争の兆しが出ていた1980年代。ヤマハは「FZ250 PHAZER」を1985年に登場させた。精密機械のようなDOHC16バルブの水冷4気筒エンジンは、45PSの最高出力を発生したのだ。

当時のホンダとヤマハは共に切磋琢磨し、よりよいバイク、よりよいエンジンを開発しあっており、ホンダファンは「FZ250 PHAZER」に対抗できるバイクを心待ちにしていた。

そんな周囲の期待を一身に背負い、ホンダ「CBR250FOUR」は1986年4月に登場した。

同車のエンジンは250ccクラスバイクでは初めて、カムシャフトをギアで駆動する「カムギア・トレーン」を採用。水冷4サイクルDOHC4気筒エンジンは最高出力45PSを1万4500回転で発生した。

そのエンジンはアルミ製のツインチューブ・ダイヤモンド式フレームに積まれ、流麗なハーフ・フェアリング、リア・カウルによる美しいスタイリングを形成。250ccクラスの枠を超えた上質さで若者の憧れの存在となった。

ホンダ「CBR250FOUR(フォア)」1986年4月発売 車両本体価格54万9000円(発売当時)

クロームモリブデン浸炭コンロッドなど、エンジンの往復運動部品の軽量化を徹底。4連キャブレターから燃焼室までの吸気経路をほぼ一直線とした設計や、大径弁の採用により高い吸・排気効率を実現。750mmの低いシート高で取り回しにも優れる

SPEC

全長:2000mm
シート高:750mm
ホイールベース:1370mm
タイヤ(F/R):100/80-17(F)/130/70-17(R)
車両重量:153kg
エンジン形式:MC14E・水冷4サイクルDOHC4バルブ4気筒
排気量:249cc
最高出力:45PS/14500rpm
最大トルク:2.5kgm/10500rpm
ミッション:6段リターン式
燃料タンク容量:14.0L

※データは2021年4月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。

文/中馬幹弘

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。