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花粉などのハウスダスト対策に空気清浄機を使いたい……そんな時、効果的な置き場所
があるのをご存じですか?
実は空気清浄機は、使う目的やシーンによって、効果的な置き場所が異なるのです。そこで今回は、シーンや目的別の「置き場所」をご紹介します。
空気清浄機を効果的に使うための置き場所
どのような目的やシーンでも空気清浄機を使う場合は、本体の左右や後方、上方に十分なスペースを開けて置くと、より効果的に利用できるはずです。
【参照】パナソニック F-VXV90
機種によって「壁から〇㎝以上開ける」という基準は異なりますが、基本的に空気清浄機の取扱説明書には、適切な距離などが記載されているため、そちらを参考にしてください。
例えばパナソニックの加湿空気清浄機 F-VXV90の場合、本体の左右は約30㎝以上、後方は約1㎝以上、壁やカーテンから離して設置することが推奨されています。
また、空気清浄機を使用する部屋の窓や扉はできるだけ閉め切っていた方が良いでしょう。
目的や使う部屋によって違う? 空気清浄機の効果的な置き場所とは
目的や空気清浄機を使う部屋によって、適切な置き場所が異なるケースがあります。今回は4つのシーンをピックアップし、より効果的に使うための置き場所をご紹介します。
花粉やハウスダスト対策には?玄関もOK!空気清浄機を効果的に使うための置き場所
花粉やハウスダストなどは、床付近に舞い落ちやすい傾向があります。そのため、花粉やホコリ対策に空気清浄機を使いたい場合は、床置きがおすすめ。空気の汚れをより効率的にキレイにできるはずです。
玄関に空気清浄機を置くのもおすすめ。家族や来訪者が外から持ち込む花粉やホコリを玄関で除去することで、室内への拡散を防ぎ、リビングや寝室の空気を清潔に保てます。スペースに余裕があり、電源コンセントが近い場合は試してみるのも良いでしょう。
ペットと暮らしている場合も同じ!
ペットの毛や皮質も床付近に落ちやすいため、犬や猫など動物と一緒に暮らしている場合は、空気清浄機を床置きすることによって、より効果を実感できるでしょう。
タバコの煙を吸いたい時は? 空気清浄機を効果的に使うための置き場所
タバコに限らず、煙は上に上がる習性を持っています。ですから、タバコの煙を除去したい(※)場合は台などを使い、少し高い位置に空気清浄機を設置すると良いでしょう。
ただし、あまりに高い場所に置いてしまうと、転倒や落下のおそれがあるため、注意してください。
※空気清浄機で、タバコに含まれる有害物質を完全に除去できるとは限りません。
リビングで使う場合は? 空気清浄機を効果的に使うための置き場所
リビングで空気清浄機を効果的に使うための置き場所は、空気の循環が良い部屋の中央付近や窓・ドア近くです。家具や壁から離れた場所に置き、吸気口や排気口を塞がないように注意しましょう。
電源コンセントの場所を確認しつつ、床より少し高い位置かつ人の動線を避けて設置するのがおすすめです。
寝室で使う場合は? 空気清浄機を効果的に使うための置き場所
各メーカーが発売している空気清浄機の多くには「睡眠モード」が搭載されており、そのほとんどが30㏈以下の稼働音で静かに運転します。
しかし、枕元に空気清浄機を置くと、ファンの稼働音や排出される風などが気になり、睡眠の質が落ちてしまうかもしれません。寝室に空気清浄機を置く場合は、できるだけ音や風が気にならない足元付近に設置するのが良いでしょう。
加湿機能を使う場合は? 空気清浄機を効果的に使うための置き場所
加湿機能付きの空気清浄機を使っているご家庭も多いのではないでしょうか。もし、お部屋の加湿をしたい場合、できるだけ本体を温度変化の影響がある窓から離して設置するのがおすすめです。
そこはNG!? 空気清浄機を置かない方が良い場所は?
空気清浄機を置かない方が良い場所もあります。例えば、テレビやラジオなどの近くに置くと、映像や音声の乱れに繋がる可能性があります。できるだけテレビやラジオなどから1m以上離し、別のコンセントに電源プラグを差し込むと良いでしょう。
また、本体の変色や変形などの原因になるケースもあるため、直射日光やエアコンの風が直接当たる場所への設置もおすすめできません。浴室や洗面所など水がかかる可能性がある場所へ設置すると、漏電や感電、火災などの恐れもあります。
ほかにも油分が付着するかもしれないキッチンの近く。油や可燃性ガスなどを使ったり、ガス漏れのおそれがある場所の近く。空気清浄機から排出された風がペットや植物、家具や壁に当たる場所は避けた方がよいでしょう。
※データは2024年7月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全・正確性を保証するものではありません。
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