実はプラットフォームだと知ってた?…いまさら聞けない「イーサリアム」
イーサリアム=仮想通貨と思っている人も多いが、それは正確ではない。
イーサリアムとは、正確には分散型アプリケーション(DApps)の開発を目的にしたオープンソースのブロックチェーンプラットフォームのこと。このプラットフォーム内で使われる通貨のことをイーサ(ETH)と呼ぶ。
イーサリアムは2013年、当時19歳だったロシア系カナダ人プログラマー、ヴィタリック・ブテリン氏が、ビットコインにインスパイアを受けて考案し、2014年に公開された。時価総額はビットコインに次ぐ第2位につけている。
最大の特徴は、スマートコントラクトという仕組み。ブロックチェーン上に「いつ、誰に、いくら支払うのか」などとプログラムを書き込むと、契約をその通りに自動実行してくれるというものだ。
このプログラムにより、仲介者を介さずに契約を執行できるだけでなく、ブロックチェーン上に契約内容も管理することが可能となり、改ざんのリスクを減らすことができるという。
※情報は2021年4月現在のものです。
構成/こじへい