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テントの常識が変わる!?斬新な発想で注目を集める鎌倉天幕の新作ワンポールテント

2021.05.08

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

4月9~12日、神奈川・小田原のアウトドアショップ「sotosotodays」に隣接する芝生広場で、「鎌倉天幕」と「ナショナルジオグラフィック」のテント展示会が開催された。

鎌倉天幕とは、長年、国内外の有名アウトドアブランド、ファニチャーブランドの製品を企画・製造してきたニューテックジャパンが、キャンプ好きの仲間のためにオリジナルブランドのテントを作ろうと立ち上げたブランド。立ち上げから3年の若いブランドだが、テント作りには20年以上もの経験があり技術力もお墨付きだ。

大手アウトドアブランドのテントは多くの人が手に取れる価格であり、迷いなく設営できてより多くの人を満足させることが命題だが、鎌倉天幕は使いやすさとかっこよさ優先で、大手ブランドは二の足を踏むようなデザイン・機能が盛り込まれている。

独創的な形のタープは、530DL(4万2020円)。ウイングとタープともシェルターとも違う不思議な形となっているおかげで、混雑したフリーサイトでは外からの視線を気にせず、けれども絶景を楽しめるというわけ。もちろん西日対策や有効面積拡大にも一役買っている。

稜線部はゆるやかにラウンドしていて雨を排出しやすいデザインでもある。

三角の切込み部分は、同素材の付属パネルや、写真の別売メッシュパネルの取り付けが可能で、風にあわせて調整できる。

取り外しできるパネルは、その分だけ製造工程が増えるし鋭角な切込み部分はなんだか生地への負担もかかりそうに思えるが、それでもあえて挑戦しているのが鎌倉天幕らしさ。

ひとまわり小さなタープ420TC(4万480円)。基本デザインは同じだが、の火の粉で穴があきにくいTC製で、ポールを取り巻く生地もなく軽快になっている。

どこかMSRパビリオンに似たツインポール、ハイドアウトTC(5万8080円)。メッシュパネルを搭載した別売インナー、ハイドアウトシェルターを用意している。

張り綱やペグ、ポールを取り付ける位置には補強がなされていて、一番下の補強部分は内側に長さを調整できるループがありここをペグで固定すればスカート代わりになるという。

ハイドアウトよりひと回り小さいソリスト(6万500円)はフライとインナーを一体化したシングルウォールで、さらにインナーの裾とフライの張り綱を1本のペグで設営できるクイックセットアップ機構を採用している。

シングルウォールながら、雨の日でも換気しやすいようサイドにフラップが付いているのが雨の多い日本向き。

小さなひさし付きだが大きめの前室がほしいなら別売のソリストVB(5280円)を装着して対応。VBの装着は3か所をフックでとめるだけでいい。

こちらはナショナル ジオグラフィック版ハイドアウト(6万4790円)。鎌倉天幕のタープ同様、巻き上げたりメッシュにしたり多彩なアレンジを楽しめる。

色違いの鎌倉天幕版。どちらも三角パネルを跳ね上げれば開放的になり、背の高い人でも出入りしやすくなる。

待望のインナーテント、ハイドアウトストームシェルター(2万1780円)が登場した。ポールの反対側(写真奥側)にエクステンションベルトが装備されており、ベルトにテント側のトグルで引っ掛けることで室内空間が広がるという仕組み。

今夏登場予定の新作ワンポールテントにも注目

名前も価格もまだ決まっていない新作ワンポールテントが初お目見えした。

こちらは夏頃登場予定だ。

スペックも非公表だが、コット2台と小さなテーブルを入れてちょうどよさそう。コットなしでシートを敷いて寝るなら4人くらいはいけるだろう。

こちらも鎌倉天幕らしく裾を三角形に巻き上げられる仕様になっている。

巻き上げ部分はメッシュパネルを搭載して全閉時の換気を考慮しているし、巻き上げ後にウイングのようになった先端をさらに巻き上げたり跳ね上げたりすればより開放的になる。

ハイドアウト同様、内側にループが装備されていて冬は裾を地面にピタッと付けて冷気侵入を防いでくれるなど1年中快適に過ごせる予感大。

また、ワンポールテントはどうしても端っこの背が低くなり狭く感じるのだが、小物類は防水ケースに入れて、巻き上げ部分からちょっとはみ出すようにして置けば室内空間を有効に使えそう。

キャンプ人気とともに人とは違ったテントを探し、わざわざ輸入をしている人もいる。それも楽しいテントの入手法だが、トラブル時の対応が不安なのも事実。

鎌倉天幕は永年保証で、製造過程での不具合が原因のトラブルはいつでも無償で修理・交換してくれる。鎌倉天幕は、エッジの効いたテントを長く大切に使いたい人にちょうどいいブランドだ。

https://newtecjapan.com/

取材・文/大森弘恵

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