2021年春、大手携帯キャリアの格安プランが一斉にスタートし、お得な先行エントリーキャンペーンに注目が集まった。どの携帯キャリアも事前エントリーの期間は過ぎているが、キャンペーン適用の条件として、契約の期限が設けられている。
本記事では、auの格安プラン「povo(ポヴォ)」の先行エントリーキャンペーン内容と、povoを契約するなら覚えておきたい「au PAYカード」について詳しく解説する。
新プランpovoの「au PAY残高プレゼントキャンペーン」
KDDIでは、auの格安プランであるpovoに先行エントリーをし契約したユーザーを対象に、「au PAY残高のプレゼントキャンペーン」を実施している。キャンペーンに適用されるためにはいくつか条件があるのではじめに確認しておこう。
「au PAY残高プレゼントキャンペーン」とは
このキャンペーンは、povo専用サイトでサービス提供開始前日の3月22日までに事前に申し込みをしたユーザーが対象。対象期間内にpovoを契約することで、3,000円相当のau PAY残高が付与されるという内容だ。キャンペーンの特典は、1人につき1回までだが、他社からの乗り換えでpovoを契約する以外にも、新規契約やauのプランからpovoに変更する場合にも適用される。
「au PAY」とは、QRコードで支払いができるスマホ決済サービスの一つ。2020年2月に「au WALLET(エーユーウォレット)」から名称変更した。スマホを持っていれば、auユーザー以外の人でも利用可能だ。利用するためには「au PAYアプリ」をダウンロードする必要がある。
いつまでに契約すれば対象になる?
キャンペーンの適用条件を満たすには、「2021年5月31日までにpovoの契約を完了していること」が必須。事前に申し込みを行っている人は、契約日にも期限があることを覚えておこう。
契約後は、KDDIから事前申し込みの際に登録した携帯電話番号またはメールアドレスに連絡が来る。特典の受け取り方法の案内に従って、au PAYでの所定の登録など手続きを済ませよう。
povoにするなら「au PAYカード」がお得!
「au PAYカード」とは、月々の携帯電話料金や公共料金の支払いなどで「Pontaポイント」が貯められるクレジットカード。auユーザーだけでなくpovoユーザー もカード年会費が無料になるため、povoに契約するならぜひ持っておきたいお得なカードだ。
auからpovoへ移行する場合、「家族割」「キャリアメール」など、povoでは利用不可なサービスがあることに注意しよう。ただし、auのアップグレードプログラムは移行後も継続して利用できる。au PAYカードは、auを契約している場合と povoを契約している場合とで適用される特典のサービス内容が一部異なるので、併せてチェックしておこう。
au PAYカードの特徴
au PAYカードのポイント還元率は1%で、100円ごとにPontaポイントが1ポイント加算される。Pontaポイントは1ポイント1円として使え、クレジットカードの請求にも充当できる便利なカードだ。povoユーザーなら年会費が無料だが、規定の基準日から1年間カードの利用が無い場合、その翌年度は年会費が1,375円かかるので注意しよう。
Pontaポイントのお得な貯め方
au PAY残高へチャージすると通常の還元率である1%が貯まるが、au PAYアプリを利用して買い物をすると、さらに0.5%のポイントが加算される。チャージ分と買い物利用分を合わせて1.5%の還元率になるので利用しない手はない。
また、auのショッピングサイトである「au PAYマーケット」では、各条件を満たした状態で買い物をすれば最大16%のポイント還元が用意されているためネットショッピングを利用する際にはぜひチェックしてほしい。
au PAYゴールドカード
au PAYゴールドカード特典である「au PAY残高チャージポイント」「auでんき・都市ガスfor auご契約ポイント」「au PAYマーケットご利用ポイント」は、auからpovoに移行後もポイント還元の対象となり、au PAYカードと比べてポイント還元率が高い。
しかし、携帯電話利用料の10%と通常ポイントの1%を合わせた最大11%ポイントが還元される「ゴールド特典ポイント」は、povoの契約の場合は対象外。auゴールドカードは年会費が11,000円かかるため、今までauの携帯電話利用料金をauゴールドカードで支払ってきた人は、povoへの移行後au PAYカードに切り替えるべきか一度見直してみよう。
文/oki