女性のまつエク平均金額は5824円!出費額はコロナ前後で減ったのか増えたのか?
目元を工夫すれば、顔の印象はガラリと変わる。そのため、アイメイクに力を入れたり、アイサロンに通ったりする女性は多い。
では、世の女性たちはどんな理由からアイサロンに足を運び、また、アイメイクにどれくらいお金をかけているのだろうか?
そんなアイメイク・アイサロンに関する意識・実態調査がこのほど、ホットペッパービューティーアカデミーにより、20~59歳の女性を対象にして実施された。
■普段のメイク時の目元
普段のメイク時の目元で最も多いのは、いずれの年代も「マスカラ使用(黒・ブラウン)」。全体を通して、「アイメイク」「まつげエクステ」「まつげパーマ」などは20代での利用率が他の年代に比べるとやや高い。
■各メニューの興味・利用意向
全てのメニューで20代の興味・利用意向が最も高い。また、「まつげエクステ」よりも「まつげパーマ・パリジェンヌラッシュリフト」への興味・利用意向の方がやや高い。
■アイサロン利用理由 TOP5
利用理由は「すっぴんでもキレイでいたい」「メイクの手間軽減」がそれぞれトップに。
■オーダーした仕上がり
直近オーダーの内容は、まつげエクステでは「シングルラッシュ」、「自然なボリュームアップ」が最も人気。まつげパーマ・パリジェンヌラッシュリフトでは「根元から立ち上がるスタンドカール」のオーダーが最も多い。
■実際に支払った金額と、コロナ前後の比較
施術1回あたりの「実際に支払った金額」では、まつげエクステでは平均5,824円、まつげパーマ・パリジェンヌラッシュリフトでは平均4,510円で、まつげエクステの方が約1,300円高い。
また、料金についてコロナ前と比較すると、いずれも「流行前と変わらない」が7~8割を占めるが、「増減があった」と回答した人を比較すると「増えた」の方が多い。
■まつげエクステ、まつげパーマ・パリジェンヌラッシュリフト満足度
仕上がりについての満足度は、いずれも86%以上で、仕上がりに対する満足度が高い。
■研究員よりコメント
コロナ禍でマスクをつけることが日常的になり、「印象」を決める重要な要素として、“目元”に注目が集まっています。アイメイク・まつげエクステ・まつげパーマなど、サロンメニュー利用率が特に高いのは20代。
20代は「コロナ禍でアイブロウ・アイメイクが濃くなった」と回答した人の割合が他世代と比べて高いことも分かっており、アイメイク・アイサロンの需要をけん引する存在と言えます。
アイサロンが提供するメニューでは、「まつげエクステ」だけでなく、まつげパーマの進化系である「パリジェンヌラッシュリフト※」が現在の第2次まつげパーマブームをけん引しています。まつげエクステの技術・商材の進化や、進化系まつげパーマの登場により、女性が求める「自然でありながら華やか」というニーズに応えることができるようになったことが注目度が高まっている要因の一つと言えます。
また、カラーマスカラの流行や、より「なじみやすい色合い」のカラーエクステの登場など、アイメイクの楽しみ方がますます広がっていきそうです。
さらに現在は、おうち時間の長期化・テレワーク導入によりメイクをする日としない日とでオンオフを切り替えることも増えてきており、「すっぴんでもキレイでいたい」「メイクの手間・時間を軽減したい」というニーズに対して、アイサロンの提供サービスがよりマッチしていると思います。
(ホットペッパービューティーアカデミー 研究員 岡本 華奈子氏)
※まつげにカールをつけるのではなく、特殊な技術でまつげの根元を立ち上げることによりまつげを自然に長く見せる技術。
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
対象者条件:全国20~59歳女性
<調査対象>スクリーニング: 33,171人 ※女性人口構成比に合わせて性年代でウェイトバック集計を実施
本調査:1,000人 ※本調査ではスクリーニングでの割付出現率をもとにウェイトバック集計を実施
<調査期間>2021年2月5日(金)~2月7日(日)
出典元:株式会社リクルートライフスタイル
構成/こじへい