新しい生活様式が強いられる中、愛犬との旅のスタイルも変化しつつある。日本を代表する、アメリカ西海岸サンタモニカ発祥のドッグウエア、ドッググッズ、アメリカンカジュアルブランドのDOG DEPTが、そんな時代に手掛けたのが、軽井沢や湘南に次ぐDog First Resortの「DOG DEPT GARDEN CAMP 安房白浜」である。
時節柄、今、キャンプやグランピングが大きく盛り上がり、キャンプ人口が急増している。そう、大自然の中の屋外であるため換気性に優れ、他人との接触を極力避けられる旅行のスタイルだからでもある。が、愛犬連れのキャンプ、グランピングともなると、利用上の制約があるケースも少なくない。テントの中以外はリード着用、グランピング施設の中では愛犬はクレートの中で過ごさなければならない・・・などなど。
しかし、1年中、温暖気候の南房総白浜の海辺にいちからつくられた、全9サイトのうち4区画あるスタンダード区画でも100㎡、5区画あるワイド区画で130㎡の広さがあり、海へもすぐに出られるロケーションとなっている愛犬同伴専門のキャンプ場「DOG DEPT GARDEN CAMP 安房白浜」では、そんな制約は一切無し。
何しろ、サイトはドッグランそのもののように柵で囲まれ、愛犬は区画内であればテントの内外を問わずノーリードでOK、自由自在。となりのサイトを気にすることなく(原則、1サイト1組での利用)、愛犬とのキャンプを思いっきり楽しめるのである。各サイトに専用水場&給湯機能付き足洗い場、ウンチBOXも用意されている。
受け付けは、DOG DEPT GARDEN軽井沢の敷地内にも設置されている、DOG DEPTオリジナルの色鮮やかかつ豪華なキャンピングトレーラー。
施設内には新築の男女別トイレ&シャワー棟、女性用パウダールームも完備。夏季には氷水のサービスや愛犬用ミニプールも用意されるそう。
夏の砂浜での愛犬の足の火傷が心配な飼い主さん向けのDOG DEPTオリジナルカート(オプション/写真はイメージ)などの貸し出しも予定しているというから、安心して愛犬との海辺のキャンプを楽しめるというわけである。
もちろん、地元の木材を使ったウッドチップ敷きの各サイトには電源を完備。テント内、車内(サイト内はクルマの乗り入れ可)に電源を供給することができるから安心・便利である。BBQを楽しむ場合は、ウッドチップを守る専用シートの貸し出しもある。
チェックインは12:00、チェックアウトは翌11:00。アーリーイン、レイトアウト料金も設定されている。サイト料金はスタンダード区画で7000円~12000円、ワイド区画で9000円~15000円(大人2名利用時。シーズンによる)。3歳以上、3名以上では1名につき+500円。わんこは1頭につき+500円(すべて税別)。1区画最大3頭まで。連泊割引もあるそうだ。
いつもDOG DEPTのドッグウエアやドックグッズ、アパレルを愛用しているわが家のジャックラッセルのララは、DOG DEPT2021年春夏新作のドッグリュックにキャンプで使う自身の身の回り品をすでにパッキング済み。いつでもDOG DEPT GARDEN CAMP AWA SHIRAHAMAに出かけられるようにスタンバイしていたりする。
DOG DEPT2021年春夏新作のドッグリュック
さらに、テントの中でマイスペースを確保し、安心して寛げるように、DOG DEPTの愛犬用ドライブベッドを持参してわんね、とリクエスト。ドライブベッドとは、クルマの後席に固定、設置し、快適なドライブができるフカフカなベッドで、家庭や旅先でも使えるアイテム。ある意味、荷物にならない(車内で使うとして)からぜひとも持っていきたいと思っているところである。春は愛犬とお出かけするのに最高の季節。密をさけたDOG DEPT GARDEN CAMP安房白浜に出かけ、愛犬とのキャンプを楽しんでみてはいかがだろうか。
DOG DEPTのドライブベッド
DOG DEPT GARDEN CAMP AWA SHIRAHAMA
https://dogdeptminamiboso.com/
文/青山尚暉
モータージャーナリスト。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。自動車専門誌の編集を経て、現在、モータージャーナリスト、愛犬との快適安心なカーライフを提案するドッグライフプロデューサーのふたつの肩書を持つ。小学館PETomorrowでも「わんこと行くクルマ旅」を連載中。最新刊に「愛犬と乗るクルマ」がある。