「お前にサンが救えるか」
日本だけではなく、世界中から注目されているアニメ映画。オリジナル作品や人気アニメの続編・スピンオフ作品など、毎年多くのアニメ映画が公開されている。
今回ボイスノートは、全国の男女746名に、CGアニメ作品も含めた「好きなアニメ映画」を答えてもらった。その中から人気を集めた上位10作品をランキング形式で紹介しよう。
お気に入りのアニメ映画はランクインしてる?
「アニメ映画人気ランキング」の第1位は?
第3位は『もののけ姫』
『もののけ姫』は1997年7月12日に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。『千と千尋の神隠し』と同様に、監督・原作および脚本は宮崎駿監督が手がけている。
『もののけ姫』は中世(室町時代の頃)の日本を舞台に、「人間と自然」というテーマで、自然を破壊していく人間と、それに抗う森の生き物たちの戦いを描いた作品。主人公のアシタカは、人間でありながら山犬として生きる少女サンと出会い、森と人間の共存について模索している。
コピーライターの糸井重里さんによるキャッチコピー、「生きろ」も秀逸で話題になった。
第2位は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、吾峠呼世晴さんの漫画『鬼滅の刃』を原作とし、2020年10月16日に劇場公開されたufotable制作のアニメーション映画だ。テレビアニメの続編として原作コミックの第7巻および第8巻にて描かれた無限列車での戦いが描かれている。
2021年4月16日現在も公開中であり、前述したとおり『千と千尋の神隠し』を抜いて、日本歴代興行収入第1位となっている。
そして第1位は『千と千尋の神隠し』!
『千と千尋の神隠し』は、2001年7月20日に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。監督・原作および脚本は宮崎駿監督が手がけている。
物語は、主人公の少女、千尋が両親とともに不思議な世界に迷い込むところから始まる。不思議な世界でのさまざまな出会いや体験を通して最初は臆病だった千尋が成長していく様子が描かれた作品だ。
2020年12月に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が記録を更新するまでの約19年間、日本歴代興行収入で第1位を保持し続けた。
以上3位までを含めた10位までの結果は、以下のようになった。
各世代ごとに上位3位までにランクインした作品は異なるが、『千と千尋の神隠し』はどの世代にもランクインし、世代を超えて人気があるようだ。大人も子供も笑って泣ける、世代を超えて楽しめるところがアニメ映画の良いところだろう。
アニメ映画に関するアンケート
対象条件:事前調査で「アニメ映画を観る」と回答したボイスノート会員
選定方法:興行通信社発表の日本公開映画歴代興収ベスト100にランクインしている全アニメ映画(CGアニメ含む)と「その他(自由記述形式)」の選択肢の中から、「最も好きなアニメ映画」を一つ回答してもらい集計
有効回答者:746人(自由回答のうち、複数の回答をしているもの、何を指すか特定できないものなどを除外)
調査日:2021/4/10~2021/4/16
https://magazine.voicenote.jp/87191/
構成/ino.