義父に贈る父の日のメッセージに何を書けばよいのか、悩んでいる人もいるのではないでしょうか?そこで、メッセージを書く際のポイントやコツを紹介します。例文やギフト選びについても触れているので、実際にギフトを贈る際に役立てましょう。
義父に贈るメッセージのポイント
義父に喜んでもらえるメッセージを書くには、どのような点に気を付けたらよいのでしょうか?大切なポイントを三つ紹介します。
メッセージは手書きで
メッセージは、パソコンではなく手書きにしましょう。パソコンで作成したものは見栄えがよくハイセンスなイメージになるというメリットはありますが、手書きに比べると温かみに欠けるのがデメリットです。
手書きは時間をかけて丁寧に書いた印象になり、相手に感謝の気持ちが伝わりやすくなります。中には字が下手なことがコンプレックスの人もいるかもしれませんが、字の上手・下手よりも気持ちがこもっているか、気持ちが相手にきちんと伝わるかが大切です。
どうしてもパソコンで書きたい人は、一文でもよいので手書きのメッセージを加えると印象がよくなるのでおすすめです。
シンプルに分かりやすく
メッセージは、シンプルで分かりやすいことが大切なポイントです。きちんと気持ちを伝えたいと思うあまり長文になってしまいがちですが、長く書けば気持ちが伝わりやすいわけではありません。
実際には、長文になるほど何を一番伝えたいのか分かりづらくなってしまうこともあります。シンプルかつストレートな方が、しっかりと気持ちが伝わりやすいでしょう。
日頃の感謝や気遣いの言葉を
父の日は父に感謝する日のため、日頃の感謝の気持ちを書くのが大切なポイントです。感謝の気持ちを普段はなかなか伝えられない人も多いと思うので、父の日にきちんと伝えてみましょう。
遠く離れている場合でも、自分たち夫婦や子どもたちのことを気に掛けてくれているはずです。たまに電話で話す程度だとしても、気に掛けてくれていることには変わりありません。
相手の健康を気遣う言葉も加えましょう。家族には元気に毎日を過ごしてほしいと思うものではないでしょうか。『お体に気を付けてお過ごしください』と簡単でもよいので、気遣っている旨を伝えると喜ばれるでしょう。
メッセージを書くコツ
相手に喜んでもらえるメッセージを書くコツはあるのでしょうか?好印象になるコツを二つ紹介します。
「お父さん」と書く
メッセージには、親しみを込めて『お父さん』と書きましょう。『お義父さん』でも悪くはありませんが、受け取る相手によっては「そっけない」「敬遠されているかも」と感じてしまうこともあるためです。
他人行儀な印象を与えてしまうと、メッセージ自体もどこか冷たい印象になってしまい、気持ちがうまく伝わらないことも考えられます。
義父との関係性によっては、なれなれしい印象を与えてしまわないか心配な人もいるでしょう。そういう人は、丁寧さや尊敬の気持ちを表現できる『お父様』を使うのがおすすめです。
差出人は夫婦連名で
メッセージやプレゼントを夫婦どちらか一方が準備する家庭は少なくありません。たとえどちらかが全ての準備をしたとしても、差出人は夫婦連名にしましょう。
義理の息子や娘が用意してくれたと分かっていても、自分の子どもの名前が書いてある方がうれしいものです。また、義理の息子・娘の名前しかないことで、何となく自分の子どもがないがしろにされているような印象を与えてしまう可能性もあるでしょう。
連名にするときは、夫の名前を先に書いた方が『夫を立てている』と好印象になります。夫婦仲良くやっていると安心にもつながるでしょう。
義父へのメッセージの例文
どのような内容のメッセージにすればよいのか悩む人は少なくありません。シチュエーション別に例文を紹介するので、アレンジして実際に書いてみましょう。
感謝を伝えるメッセージ
感謝したいことが多々ある人も、メッセージは簡潔に書くことが大切です。具体的にどのようなことに感謝しているのか書くと、気持ちが伝わりやすいでしょう。
【例文】
お父さん、いつも私たち夫婦のことだけでなく、子どもたちのことも気に掛けてくださり、ありがとうございます。
子どもたちはおじいちゃんと遊ぶのが大好きで、わが家でよく話題になるのがお父さんのことです。子どもたちにとって優しく楽しいおじいちゃんでいてくださり感謝しております。
日頃の感謝の気持ちを込めて、子どもたちと一緒に選んだプレゼントを贈らせていただきますね。
これからもお体に気を付けて過ごしてください。
遠くに住んでいる場合
遠くに住んでいて頻繁に会うことができない義父には、健康を気遣うメッセージがおすすめです。子どもの成長など家族の近況や、次に訪ねる予定などを書くと喜んでもらえるでしょう。
【例文】
お父さん、ご無沙汰しておりますが、お元気でお過ごしでしょうか?
こちらは娘の〇〇が小学校に上がり慣れない生活でバタバタしておりますが、みんな元気に過ごしております。
娘は前回おじいちゃんと遊園地に行ったことが忘れられないようで、夏休みに会いに行けるのを今から心待ちにしています。
家族みんなで選んだお父さんに似合いそうなネクタイを選びました。気に入ってもらえるとうれしいです。
これからだんだん暑さが増していく時期なので、体調に気を付けてお過ごしください。夏休みに会えるのを楽しみにしております。
初めての場合
初めて父の日のメッセージを贈るときは、まだそれほど親しい間柄でもないため、何を書けばよいのか迷う場合も多いかもしれません。その場合は、温かい気遣いに感謝する言葉やこれからお世話になることを盛り込むとよいでしょう。
【例文】
お父さん、私のことを実の娘(息子)のように温かく迎え入れてくださり、心から感謝しております。結婚して間もないため、まだ慣れないことも多いですが、充実した毎日を送れているのは、お父さんやお母さんのサポートのおかげです。
日頃の感謝の気持ちを込めて、〇〇さんと一緒に選んだプレゼントを贈らせていただきます。まだまだ至らない点が多々あるかと思いますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。どうぞお体に気を付けてお過ごしください。
一言だけ添えたい場合
プレゼントに一言だけメッセージを添えたい場合の例文を紹介します。どれも義父との関係性にかかわらず使える差し障りのないメッセージなので、アレンジして使いやすいでしょう。
【例文1】
お父さん、いつもお世話になっております。日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈らせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
【例文2】
お父さん、いつも温かく見守ってくださりありがとうございます。父の日のプレゼントを贈らせていただきます。どうぞお体に気を付けてお過ごしください。
義父へのプレゼントは何がよい?
義父には、どのようなプレゼントが喜ばれるのでしょうか?選び方のポイントとともにおすすめを紹介します。
ギフト選びのポイント
普段から使えて重宝されるのが、『実用的なアイテム』です。ネクタイや靴下などは、父の日の定番ギフトです。キーケースや財布なども毎日使う消耗品なので、喜ばれるでしょう。
なかなか自分では購入することのない『お取り寄せグルメ』もおすすめです。ワンランク上のお酒やおつまみなど、珍しいものを用意するのもよいのではないでしょうか。
お酒を飲まない人やコーヒー好きな人には、『コーヒーギフト』もおすすめです。さまざまなコーヒー豆がセットになっているものや、本格コーヒーが手軽に堪能できるドリッパーなどのグッズも人気があります。
健康への心遣いが伝わる『健康グッズ』も定番です。歩数計やマッサージ器などは、わざわざ自分で購入することはなくてもあると便利で喜ばれるギフトでしょう。
構成/編集部