累計販売台数300万台を超える大ヒットとなった「AQUOS sense3」の後続機として、2020年11月に発売を開始した「AQUOS sense4」。ドコモ・Y! mobile・MVNO各社から発売されていますが、実は楽天モバイルからは「AQUOS sense4 lite」という別のモデルが登場しています。
では、このAQUOS sense4 liteとAQUOS sense4の違いについて詳しく見ていきましょう。
AQUOS sense4 liteとAQUOS sense4の価格は違う?
ドコモから発売されているAQUOS sense4は、一括購入の場合2万6224円とお手頃な価格。MVNO各社を見ても3万円前後での販売となっています。
一方のAQUOS sense4 liteは楽天モバイルのみの取り扱いで、一括払いの場合3万2800円。ただし楽天モバイルでは契約や製品購入で楽天ポイントが還元されることも多く、執筆時点(2021年4月上旬)では最大1万5000ポイントの還元が適用される場合もあるとのこと。実質負担額が変わるので、もらえるポイントを確認しておきましょう。
AQUOS sense4 lite/AQUOS sense4のデザインはほぼ同じ!?
AQUOS sense4 liteとAQUOS sense4ですが、見た目はほぼ同じものになっています。サイズは全く同じで約148mm×約71mm×約8.9mm。質量はAQUOS sense4 liteが約176g、AQUOS sense4は約177gで、わずか1gのみ違いがあります。
ディスプレイも全く同じで、約5.8インチのIGZOディスプレイで解像度はフルHD+。バッテリー容量も4570mAhで同じになっています。カラーバリエーションも共通で「ライトカッパー」「ブラック」「シルバー」の3色展開です。
AQUOS sense4 lite/AQUOS sense4のカメラ構成には明確な違いあり!
本体背面をパッと見ただけではあまりわかりませんが、実はカメラ構成には明確な違いがあります。
AQUOS sense4 liteは約1200万画素の標準レンズと約800万画素の望遠レンズの2眼構成、AQUOS sense4は約1200万画素広角レンズ、約1200万画素の標準レンズ、約800万画素の望遠レンズとなっています。
どちらの製品も、被写体を自動的に認識して最適な撮影モードに設定してくれる「AIオート」機能や、背景ぼかし機能などは使用可能ですが、純粋に望遠レンズの有無という差があるので遠くのものを撮影する際には違いが生まれるでしょう。
AQUOS sense4 lite/AQUOS sense4のCPUやメモリ/ストレージ容量は違う?
AQUOS sense4 lite/AQUOS sense4は、搭載しているCPUやメモリ/ストレージ容量は同じです。CPUは「Snapdragon 720G」というミドルレンジクラスのもので、メモリは4GB、ストレージは64GBとなっています。
細かい仕様もほぼ同等で、IPX5/IPX8、IP6Xの防水・防塵性能を搭載し、顔認証と指紋認証の両方に対応、おサイフケータイ機能も利用できます。
また、初期搭載OSはAndroid 10ですが、どちらもAndroid 11へのアップデートがすでに配信されているので、購入してすぐに最新OSが利用できます。
AQUOS sense4 liteのみ“eSIM”に対応!
AQUOS sense4 liteのみの大きな特徴が、「eSIM」に対応した点です。楽天モバイルはすでにeSIMの販売を開始しているので、楽天モバイル専用の端末として発売されたAQUOS sense4 liteもこちらに対応した形です。
物理SIMカードと違い紛失する心配もなく、機種変更も自分で簡単に行えるので便利なeSIM。対応している端末が手元にあれば、即日通信回線を開通できる可能性もあるので、一度試してみるのもいいでしょう。
※データは2021年4月初旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦