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会社員の約半数が「ランチタイムに食べたいものが食べられない」と答えた理由

2021.04.21

ランチタイム時に「食べたいものが食べられない」ビジネスパーソンは5割超!その理由は?

ランチは、就業時の楽しみであり、午前中頑張った自分へのちょっとしたご褒美であり、午後の仕事を乗り切るための活力源でもある。しかし、多忙な日だとおにぎりやパン1個だけになったり、最悪、何も食べられないことさえあるだろう。

そんな「ランチ」とその満足度に関する意識調査がこのほど、株式会社エデンレッドジャパンにより、全国の20~40代ビジネスパーソン男女600名を対象にして実施された。

ランチと仕事の満足度に関する意識調査

仕事中のランチに対する満足度を各項目で段階的に聞いたところ、仕事中のランチに対する不満1位は「ランチを食べる場所(38.1%)」、2位は「ランチ代(37.0%)」という結果になった。ランチの内容・メニューより、食べる場所やランチ代に対して不満を抱える人が多いようだ。

一方、オフィスの自席でランチを食べる「デスクランチ」の頻度をたずねたところ5割以上が「頻繁にある」「時々ある」と回答した。仕事とランチ休憩の切り替えができずに休まらないことから、不満の要因になりやすいのではないか。

次に「仕事中のランチタイムに食べたいものを食べられているか」と尋ねたところ、食べたいものを食べられていない人は約5割に達した。

その理由として4割以上が「お金がかかるから」と回答。金銭面が理由で食べたいものを我慢している人が多いことが浮き彫りになった。

さらに、「悲惨だった仕事中のランチ」について具体的なエピソードを募ったところ、「ポテトチップス」「おにぎりだけ」などの回答が多数寄せられた。

なお、満足のいくランチが毎日食べられれば、仕事のモチベーションが「今よりもあがると思う」と半数以上が回答。ランチの充実度が仕事へのモチベーションに関わると考える人が多かった。企業は従業員のランチタイムの充実を図ることで、生産性の向上を期待できるかもしれない。

「本来、会社が補助すべき」と思う費用を聞いた結果、1位「交通費」、2位「住宅費」に続き、「食事代」が3位に入った。高い金額ではないが日常的に発生する「食費」の負担が重いと考える人が多いことがうかがえる。

最後に「金銭面において従業員の生活は会社が保証すべきか」と聞いたところ、「会社は従業員の生活を保証すべき」と考える人は9割以上で、そのうち「どんな状況下でも保証すべき」と考える人は3割以上だった。

■【専門家の見解】株式会社エデンレッドジャパン 代表取締役 マリック・ルマーヌ氏

フランス出身。高級食材輸入販売を手掛けるフレンチF&Bジャパン株式会社の代表取締役、ハイジュエリーブランドのヴァンクリーフ&アーペルジャパンおよびカレラ・イ・カレラの最高経営責任者(CEO)を歴任。2017年7月にエデンレッドジャパンの代表取締役に就任した。以来、ビジネスパーソンの食事動向を収集。同社が提供する食事補助サービス「チケットレストラン」を通し、ビジネスパーソンの食事と健康をサポートしている。

・今回の調査を通じて、多くの働き手が充分な休息を得ることなく、充実したお昼休みとは程遠い時間を過ごしていることが明らかになりました。お昼休みは、働き手にとっても、企業にとっても、大事な時間です。バランスの良い昼食をとり、休息を得て午後の仕事に向けてリフレッシュをする時間であるべきです。

・リフレッシュをするために最も重要な昼食のあり方に関しても多くの方が様々な不満を抱えながら時間を過ごしている実態は、従業員の生産性向上や健康維持・向上の観点からも企業がすぐに改善に向けて取り組むべき課題であり、比較的簡単に取り組むことができる課題であると考えています。

・昼食に、食べたいものを食べられていない人々の実に45%超が、経済的な理由、あるいは節約をしているからと回答をしており、家計における昼食代の負担が大きいことが鮮明になりました。また、デスクランチをしている働き手が50%を超えることから、(弁当や惣菜などを買って帰り、自宅やオフィスで食べる)中食の利用が高く、オフィスから外出をする機会も限定的なこともわかりました。

・企業が、従業員が気軽にオフィスの外で、バランスの良い食事をしっかりととれる環境を経済的な側面から補助をしていくこと、オフィスの外へ出るように促すことが、働き手が日々不満として抱えているお昼休みの事情を解決することは明白です。実際、昼食の補助を行うことによって、2018年の株式会社クニエの調べでは63%の働き手が外食するようになったと回答をしており、その効果はすでに実証されています。

・また外食は新型コロナウイルス禍で経営に影響が出ている地域の飲食店の下支えをすることにも繋がります。感染拡大に配慮をしつつお昼休みに外に出て体を動かし、外食をしてバランスの良い食事をとることも必要なのではないでしょうか。

<調査概要>
調査の方法:WEBアンケート方式
調査の対象:全国の20~40代正社員・男女(N=600) ※年代・性別・婚姻状況均等割付
調査実施日:2020年12月21日~12月23日
調査主体 :株式会社エデンレッドジャパン

出典元:株式会社エデンレッドジャパン
https://www.edenred.jp

構成/こじへい

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