DIME MAGAZINE
ヒルトン・ホテル＆リゾーツの提携カードであったヒルトン・オナーズVISAカードが2020年6月30日に新規入会を終了し、後継カードとして2021年3月9日にヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード（以下ヒルトンアメックス）が新しく登場しました。
今までヒルトン・オナーズVISAカードを利用されていた方は、いつまで従来のカードが使えるのか、切替方法やタイミングはもちろん、新しくなったヒルトンアメックスの内容について知りたいところではないでしょうか。
またこれからヒルトンを利用していきたい、ヒルトンを使った旅行計画があるという方にとっては気になるクレジットカードでもあります。
そこで今回はヒルトン・オナーズVISAカードの利用期限や切替方法、ヒルトンアメックスの魅力ついてまとめてみました。
従来カードとなるヒルトン・オナーズVISAカードの期限とは？
ヒルトン・オナーズVISAカードはすでに新規入会を終了しており、現在利用している方の更新や交換による再発行が2021年8月31日で終了予定。その期限までにクレジットカードの有効期限が満了するものに関しては、通常通り更新となります。
ただし2022年8月31日でヒルトン・オナーズVISAカードのサービスが終了予定となることから、ヒルトンでのサービスを継続させたい方は早めに切替えることをおすすめします。
サービス終了予定までに切替えると6か月以内にすべてのポイントが移行されます。
※2021年9月1日以降に有効期限が満了するヒルトン・オナーズVISAカードについては更新がされません。切替による解約がない場合、代替えとして三井住友VISAカードが発行される予定になっています。
ヒルトン・オナーズVISAカードのサービス終了に伴い、自動的に切り替わることはないので、自分で連絡をして「切り替えたいので解約をお願いします。」と伝えましょう。
ヒルトン・オナーズVISAカードとヒルトンアメックスのスペックはどう違う？
ヒルトン・オナーズVISAカードを利用している方も新規入会を考えている方も気になるのはスペックではないでしょうか。
先に従来のヒルトン・オナーズVISAカードと比較してスペックを簡単に見比べてみましょう。
比べてみると年会費の差額は2,350円と少し高くなり、付帯保険の補償額も低くはなりましたが、ポイント還元率は倍以上、入会資格も満20歳から、そのほか注目特典も増えています。
トータルで見るとヒルトンでも日常使いでもポイントが貯めやすくなりました。
クレジットカードにはそれぞれメリットとデメリットは必ずあるものですので、しっかりとチェックしておきましょう。
ヒルトンアメックスの5つの魅力
ヒルトンアメックスの魅力について見ていきましょう。
（1）ヒルトン・オナーズのゴールド会員が自動付帯
ヒルトン・オナーズのゴールド会員は基本的に会員に登録後、1年間に20回の滞在、または40泊という条件などをクリアしなければ与えられないものです。
しかしヒルトンアメックスを持てば自動的にゴールド会員となることができます。
ゴールド会員はメンバー・シルバーの特典にプラス、予約した部屋のアップグレード（空室があればエグゼクティブまで。）、ホテルの朝食無料、マイルストーンサービスがついており、さらにサービスが充実しています。
画像元/https://hiltonhonors3.hilton.com/ja_JP/explore/benefits/index.html
＜例/ヒルトン成田の朝食料金＞
・大人（13歳以上）3,600円
・子供1,800円
・10歳以下は無料
大人2名＋13歳以上の子供1名、13歳以下の子供1名の場合、通常であれば12,600円必要ですが、ヒルトンアメックスを持っていれば無料で利用できます。
家族の人数や利用回数によっては朝食だけで年会費がペイできるでしょう。
また2人目の宿泊代無料も大きな特典です。
※マイルストーンサービスは1月から12月の間に対象の宿泊日数を達成された会員にヒリトン・オナーズ・ボーナスポイントを進呈するサービスです。
（2）ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントが貯まりやすい
従来は1,000円につき10ポイント付与でしたが、ヒルトンアメックスであれば100円につきヒルトン以外の利用で2ポイント、ヒルトン利用で3ポイント付与になります。
ヒルトンで1,000円使ったとしたら30ポイント付与される計算になるので、楽しく貯められるのも良いところです。
（3）ヒルトンアメックスの利用と継続でウィークエンド無料宿泊特典として1泊分をプレゼント
入会日、または切替日から毎年1年間としたプログラム期間中にヒルトンアメックスにて、合計150万円の利用があった場合、金・土・日曜日の夜のいずれかの宿泊を1泊無料で利用できます。
（4）ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン（HPCJ）の特典もお得
HPCJは日本国内17つのホテルと韓国2つのホテルで宿泊は25％、レストランは最大20％の割引が受けられる特典です。HPCJの年会費は通常25,000円ですが、ヒルトンアメックスの会員は年会費10,000円（15,000円割引）で利用できます。
またHPCJ年会費を支払った後、国内HPCJ対象ホテルで使える5,000円割引券を2枚プレゼント中！
例えば宿泊費が50,000円の場合、25％割引で37,500円となるので、1回の利用でもお得に使うことができます。
（5）ポイントの使い道が広い
世界各国の30社以上の航空・鉄道パートナーとマイレージ交換もでき、ヒルトンでの利用料の支払いに充当、そのほかアイテム交換、贈与、譲渡などもできます。
新規申込にはヒルトン・オナーズに事前入会が必要になる
ヒルトンアメックスは申込前にヒルトン・オナーズの登録（会員番号）が必要となっています。
■会員番号がある方
ヒルトンアメックスに申込後、従来持っているヒルトン・オナーズVISAカードへ解約の連絡してください。
連絡せずにいた場合、サービス終了後は三井住友カードが発行されることになっていますので、そのクレジットカードが必要か不要なのかを検討してみてください。
■新規申込の方
まずはヒルトン公式HPより、ヒルトン・オナーズ登録で会員番号を作りましょう。その後会員番号を控えて申込を行ってください。
いまなら新規入会キャンペーンで最大25,000ポイントを獲得できるチャンスも！ 家族旅行でヒルトンを年1回でも利用する方であれば、朝食無料の特典だけでもお得な1枚です。
文／クレジットカード研究Lab 編集責任者 志田愛仁
運営会社 株式会社バリューファースト
紙媒体の編集者を経て、フリーライターとして独立後WEBと紙媒体のライターに携わり、クレジットカード研究Labの編集責任者となる。情報の大切さを知るからこそ、信ぴょう性ある情報発信中。
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