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義母に送る心のこもった「母の日」のメッセージの書き方

2024.04.28

義母に贈る母の日のメッセージの書き方や内容に悩む人は少なくありません。喜んでもらうためには、メッセージを書く際のポイントや注意点を知ることが大切です。状況別に具体的な例文も紹介するので、実際に書くときに役立てましょう。

義母へ送る母の日のメッセージのポイント

心のこもったメッセージに仕上げるには、どうすればよいのでしょうか?大切なポイントを三つ紹介します。

実母と義母、母の日のメッセージはどう書き分ける?

手書きをする

自分の字に自信がない人は気が引けるかもしれませんが、メッセージは手書きにしましょう。メッセージは字が上手・下手よりも、心がこもっているかどうかが大切です。

パソコンで打って印刷した字は温かみがなく、味気なく感じられます。一方、手書きのメッセージは書き手の人柄や温もりが感じられるだけでなく、時間をかけて丁寧に書いた印象になるのです。

カードや便箋にもこだわり、相手の好みそうなデザインや色のものを選ぶと、自分のことを思って選んでくれたと喜んでもらえるでしょう。

日頃の感謝や気遣いを込める

メッセージでは、母の日の目的でもある『日頃の感謝の気持ち』を伝えましょう。どのようなことに感謝しているのか具体的に書くと、より心のこもったメッセージになります。

例えば、共働きの家庭で子どもの幼稚園の送迎をしてもらっているのであれば、サポートに感謝していることを伝えましょう。離れて暮らしている場合なら、地元の特産品や子どもたちへのプレゼントを送ってくれる人もいるのではないでしょうか。細やかな心遣いに感謝している旨を伝えると喜ばれるでしょう。

もう一つ大切なポイントが、『健康を気遣う言葉を含めること』です。家族なら誰でも、元気に長生きしてほしいと願うものでしょう。母の日は、普段はなかなか言えない気持ちをきちんと伝える機会だといえます。

具体的なエピソードを入れる

自分がしてもらってうれしかったことなど、過去のエピソードを盛り込むと、「そんな風に思ってくれていたなんて」と心に響きます。例えば、初めての子育てで悩んでいたときに言われた言葉に心が救われたことや、誕生日に思いがけないプレゼントをもらったことなど、うれしかったことを思い出してみましょう。

夫や妻、子どもが話していたエピソードを加えるのもおすすめです。「夫はお義母さんの作る肉じゃがが大好物だったな」「親戚で集まると、娘がお義母さんに似てるとよく言われる」などのエピソードを含めて盛り込むと、喜んでもらえるでしょう。

書く際に気を付けたいこと

好印象なメッセージにするには、気を付けたいポイントを知ることも大切です。三つのポイントを紹介します。

親近感を込めて「お母さん」と書く

配偶者の母に当たるため、正しくは『お義母さん』ですが、メッセージでは『お母さん』または『お母様』と書くのが好ましいとされています。お義母さんだと、どこか他人行儀でよそよそしいさや冷たさを感じさせるためです。

違和感がある人もいるかもしれませんが、あえてお母さんとすることで、お互いに親近感が湧き印象もよくなります。普段、あまり付き合いがなかったり、それほど仲がよいわけではなかったりする場合でも、お母さんを使う方がよいでしょう。

わざわざお義母さんと書くメリットもありませんし、親近感を込めてお母さんと書くことで距離が縮まり、良好な関係を築けるかもしれません。

夫婦連名で出す

プレゼントやメッセージの準備は、夫婦どちらかが1人でやる場合もあります。しかし、どちらかが関わっていなくても、プレゼントやメッセージを贈るときは『夫婦連名』にしましょう。

「息子・娘を立ててくれている」「夫婦仲良くやっている」と好印象になりますし、自分の子どもから贈り物が届くのはうれしいものです。仕事が忙しいなど事情があるかもしれませんが、夫婦それぞれ一言でもよいのでメッセージを書くようにするとより喜ばれるでしょう。

子どもがいる場合は、子どもにメッセージや絵を描いてもらうのもおすすめです。

配偶者は「さん」付けで

多くの人は、普段はお互いのことを呼び捨てやあだ名、パパ・ママなどと呼んでいるのではないでしょうか?義母と話すときも普段通りの呼び方の人もいると思いますが、メッセージでは『〇〇さん』にしましょう。

話しているときと文章では印象が異なり、「〇〇と一緒に選びました」よりも「〇〇さんと一緒に選びました」の方が丁寧で好印象になるためです。人によっては呼び捨てやあだ名でも気にしない人はいますが、さん付けにしておいた方が無難でしょう。

義母へのメッセージの具体例

義母へのメッセージの具体例を状況別に紹介します。書くときに考慮したいポイントについても触れるので、参考にしつつアレンジして使ってみましょう。

初めての場合

初めての場合は、『これからお世話になります』という趣旨のメッセージにします。『未熟ものですが』や『至らないところがありますが』といった一文を入れると、印象がぐっとよくなるでしょう。

【例文】
お母さん、いつも細やかなお心遣いをありがとうございます。
新しい生活が始まり戸惑うことも多いですが、お母さんの優しいサポートに支えられ心強いです。

感謝の気持ちを込めて、〇〇さんと一緒に選んだプレゼントを贈ります。
まだまだ至らないところが多々ありますが、これからも見守っていただけたらうれしいです。
どうぞお体に気を付けてお過ごしください。

遠方に住んでいる場合

普段なかなか会えない遠方に住む義母には、『近況』を書くと安心してもらえます。会いに行くなど『今後の予定』も加えると、楽しみができ喜んでもらえるでしょう。

【例文】
お母さん、いつも私たち夫婦のことを気に掛けてくださり、ありがとうございます。
おかげさまで、2人とも健康で充実した毎日を送っております。

〇〇さんとお母さんに似合いそうなスカーフを見つけたので、贈らせていただきました。気に入ってもらえるとうれしいです。

〇〇さんが、お母さんの作るコロッケが絶品だと言っています。
お盆には帰省する予定なので、よかったら作り方を教えてくださいね。
これからも体に気を付けて元気でいてください。次回会えるのを楽しみにしています。

近くに住んでいる場合

近くに住んでいる場合は、子どもたちの面倒を見てもらっていることもあるでしょう。感謝の気持ちに加えて、子どもたちが言っていたことなどを盛り込むのがおすすめです。

【例文】
お母さん、いつも私たち夫婦のことだけでなく、子どもたちのことも気に掛けてくださりありがとうございます。適度な息抜きができ仕事を無理なく続けられるのは、お母さんが子どもたちの面倒を見てくださるおかげです。

子どもたちは、おばあちゃんと過ごす時間が本当に大好きで、いつも「今度はいつ会えるの?」と聞いてきます。子どもたちが大好きなおばあちゃんにと、選んだプレゼントを贈らせていただきますね。
これからもずっと元気でいてください。

メッセージはメールやLINEでもよい?

近年は、連絡手段にメールやLINEを使うのが主流になっています。母の日のメッセージもメールやLINEで送ってもよいのでしょうか?

日頃からの関係による

メールやLINEでメッセージを送ってもよいかは、日頃の義母との関係によります。

普段から義母と気軽にメールやLINEをしている場合は、メールやLINEでも失礼に思われない可能性が高いでしょう。ただし、中には特別な日のメッセージはきちんと手紙やカードにすべきと思っている人もいるので、注意が必要です。

普段のやりとりがほとんどない人は、メールやLINEでは失礼に思われる可能性が高いため控えた方が無難です。特に初めての母の日のメッセージは、まだそれほど親しい間柄とはいえないため、手紙かカードがよいでしょう。

構成/編集部

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