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高校生が今年流行りそうだと思う言葉TOP3、3位「あせあせ」、2位「おはようでやんす」、1位は?

2021.04.12

若者言葉は、とにかく流行り廃りが激しい。突然みんな使い出したと思ったら、いつの間にか誰も使わなくなっている。

そんな、大人が知る頃には往々にして死語になりがちな若者の流行語だが、イマドキの高校生が今年ブレイクしそうだと思う言葉とは、いったい何なのだろうか?

スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」ではこのほど、日本全国の高校1年生~3年生の男女を対象に、高校生の中で流行っている言葉や昔の流行語についてどのくらい知っているのかを調査したので、その結果を紹介していきたい。

1.2021年の今年、流行しそうだと思う言葉は?「ぴえん」 が根強い人気!

高校生に今年いちばん流行りそうな言葉について聞いた(2021年2月時点)。そのうち、約半数が今年流行しそうだと思う言葉を自由記述で回答してもらった。

その中で、全体1位は「ぴえん」で、男女別でも1位となった。以前の調査「2020年流行語、みんな知ってる?使ってる?」で、10代が使っている流行語においては8位だった「ぴえん」だが、今回の調査ではTOPという結果になった。

2位以降は、男女差がみられる。全体2位は「おはようでやんす」がランクイン。「2020年インスタ流行語大賞」の流行語部門では7位だったが、人気が高まったようだ。

この「おはようでやんす」は、YouTuberグループの「ウチら3姉妹」のメンバーである「とーあ」が使い、TikTokで話題になった言葉。メイク動画が多いチャンネルということもあり、男子高生ではランキング外だが女子高生では2位にランクインしている。

全体3位は「あせあせ」で、「遅れてスミマセン。あせあせ」というように使う。焦っているときに絵文字のような感覚で使うことが多いようで、女子高生で3位にランクイン。

続いて全体4位は「○○しか勝たん」。性別問わず使いやすい言葉のようで、女子高生・男子高生ともに上位にランクインしている。続く全体5位は「それなー」。昨年の「10代が選んだ流行語」で1位だった言葉だが、今年も人気が継続しているようだ。

そのほか割合は少ないものの、6位以降には「~してもろて」、女性歌手「Ado(アド)」の曲名で話題の「うっせぇわ」 、「密です」などの言葉や、TikTokから流行った「いややばいでしょって話だよね」、Snow Manのメンバー向井康二さんが使っている「もみあげ手裏剣」など、さまざまな言葉がランクインした。

また、全体的に男子高生よりも女子高生のほうが流行語に敏感なのか、テレビに出ているタレントや有名人がよく使う言葉をキャッチしている様子がうかがえる。

2.流行しそうだと思う理由の学年別ランキング

先ほどの流行語について、流行しそうだと思う理由を聞いた。全体で1位だったのは「まわりの友だちや知り合いが使っているから」という理由で、全学年でTOPだった。

女子高生も男子高生も、自分の身近にいる人にもっとも影響を受けているようだ。2位以降は学年により順位/理由に差がみられるが、「YouTube」や「TikTok」、「Twitter」などのSNS関連、そして「インターネット(SNS以外)」の影響が大きいようだ。

学年別の特徴をみると、高校1年生では「まわりの友だちや知り合いが使っているから」が約半数でもっとも高い結果で「TikTok」による影響も、他の学年に比べて高いこともわかった。1~2年生では、「YouTube」による影響も3位以内にランクインしている。3年生では、「有名人や芸能人」をはじめ、「お笑いのギャグ・ネタ」、「インフルエンサー(YouTuber、TikTokerなど)」といった、特定の人物による影響を受けている割合が高く、また他の学年に比べて「Twitter」の影響も高くなっていた。

グラフにはないが、男女別にみると女子高生はまわりの友だちが使っているかどうかに加え、「インフルエンサー(YouTuber、TikTokerなど)」、「YouTube」、「TikTok」の影響も大きいようだ。

3.昨年の流行語で、もっとも使わなさそうなのは「ぴえんヶ丘どすこい之助」

そのとき流行っていても、時間の経過とともに使わなくなることも多い流行語。そこで、昨年(2020年) 流行した言葉のうち、今年(2021年)はもう使わなさそうだと思う言葉を聞いた。

今年は使わなさそうだと思う昨年の流行語、全体1位は「ぴえんヶ丘どすこい之助」。今年(2021年)流行しそうだと思う1位「ぴえん」の進化系だが、今年はもう使わなくなりそうだと予想されている。

続いて全体2位~4位までは「ぎゃきゅん」、「397(サンキューな)」、「はにゃ」が続き、いずれも全体の半数以上の高校生が使わなさそうと答えている。

男女別にみると、女子高生はSNSでよく使われている「ぎゃきゅん」、「はにゃ」、「チー牛」が使われなくなりそうだと思っている人が多くいた。男子高生はTOP10には入らなかったが、「大丈夫そ?」、「きゅんです/キュンです」、「量産型ヲタク」を挙げる人が女子高生と比べて多い傾向にあった。

学年別にみると、「~ニダ。」、「やりらふぃ~」は、3年生で約5割と高い割合。学年が上がるにつれて使わなさそうと思う言葉が多くなる傾向があった。

4.イマドキ高校生にも意外と知られている⁉昔の流行語

1990~2010年代の流行語について、イマドキの高校生はどのくらい知っているのか聞いた。今回調査をした昔の流行語の中で、「知っているものはない」と答えた人は5%とごく少数。意外に高校生は昔の流行語も知っていることがわかった。

高校生の認知度がTOPだったのは「激おこぷんぷん丸」、2位が「リア充」、3位が「どんだけ~」と、8割台で続く。TOP3は、特に女子高生の認知度が高く9割以上だった。「激おこぷんぷん丸」は、いまも「Twitter」などで使われているようで、高1男子高生の今年流行りそうな言葉にランクインしていた。

「リア充」、「どんだけ~」は、いまでもテレビなどのメディアでよく使われているため、知っている高校生が多いようだ。4位以降の「てへぺろ」、「なう」、「KY」、「おこ」、「アゲぽよ・サゲぽよ」も7割台と高い割合で認知されており、TOP10は全て6割を超える認知度だった。

一方、高校生にあまり知られていない流行語の1位は「ゲットン」。手に入れた/ゲットした、という意味で使われていた言葉だ。5位の「バリ3」は、当時携帯の電波の受信状態を示すマークが3本線だったことから使われていた言葉。スマートフォンが主流の現在からすると、時代背景を感じさせる。

男女別にみると、全体的に男子高生と比べて女子高生は流行語を知っている割合が高く、ギャル語や流行語に敏感な様子がうかがえた。特に認知されていたのは、2010年代に流行った「きゃわたん」、「テンアゲ」、「アゲぽよ・サゲぽよ」、「てへぺろ」などでだった。

<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2021年2月3日~4日
有効回収数:1050サンプル

※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合がある。

出典元:LINEリサーチ(LINE株式会社)
https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

構成/こじへい

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