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焼酎のソーダ割り(炭酸水割り)の作り方をご存じでしょうか?
おそらく、普段から焼酎を愛飲している人や、あまり焼酎を飲まない人でも「ソーダ割りの作り方なんて知ってるよ」という方が多いのではないでしょうか。
しかし、〝ちょっとした工夫〟をすることで、よりおいしくソーダ割りを飲めるかもしれません。
焼酎のソーダ割りの作り方は?まずは基本のレシピをチェック
それでは基本の作り方から見ていきましょう。意外と知らない〝ちょっとした工夫〟が見つかるかもしれません。
1:冷やしたグラスに氷を入れます。
2:次に焼酎を氷にあたるように注ぎます。
3:マドラーなどでしっかりと混ぜ、焼酎と氷をよくなじませます。
4:ソーダ(炭酸水)をグラスの縁に沿って炭酸が抜けないようゆっくりと注ぎます。
5:マドラーなどで1~2回程度、炭酸が抜けないように混ぜて完了です!
いかがでしたか? 今まで焼酎のソーダ割りを飲んだことがある人でも、ソーダと焼酎を入れる順番が反対だったり、勢いよく混ぜてしまっていた人は多いのではないでしょうか?
ソーダ割り特有のより爽やかな風味を楽しむには、なるべくソーダの炭酸が抜けないよう心掛けたいものです。
おいしい焼酎のソーダ割りを作るコツ
次に、おいしい焼酎のソーダ割りを作るために押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
焼酎とソーダの割合はどれくらいがいい?
焼酎の度数にもよりますが、一般的なアルコール分(25度)の焼酎であれば、ソーダ:焼酎=1:2程度の割合がおすすめです。
ですが、好みには個人差があります。焼酎の風味が濃すぎるかな? と思ったらソーダを多めに。反対に焼酎の味わいが少し薄いと思ったら、焼酎を多めに注いでも良いでしょう。
焼酎のソーダ割りにはどんな炭酸水がおすすめ?
ソーダ割りをおいしく飲むためにはどんな炭酸水が良いの? と思う方もいるかもしれません。
特別に「この炭酸水がおすすめ!」ということはありませんが、よりこだわりたい人は……
〇ミネラル成分が少ない炭酸水
〇焼酎を造る時に使った「仕込み水」の水質に近いソーダ水
がおすすめといわれています。
焼酎を造る際に使われた仕込み水は、酒造によっては公式サイトなどで紹介していることがあるため、気になる方はぜひチェックしてみてください。
焼酎のソーダ割りには梅干しやレモンなどを入れてもOK?
焼酎のソーダ割りには梅干しやレモンなどのトッピングを投入しても、おいしく飲むことができます。
特におすすめなのは無味無臭に近い「甲類焼酎(連続式蒸留焼酎)」。加えたトッピングの風味が強く出るお酒にアレンジできます。
焼酎のソーダ割りに合う銘柄は?麦・芋焼酎も使える?
焼酎のソーダ割りは爽やかな飲み口が特徴なため、基本的には甲類焼酎がおすすめといわれています。また、麦や米焼酎などすっきりとした風味の乙類焼酎にも合います。
ただし、芋焼酎の中にも焼酎のソーダ割りに合うお酒はあります。これから初めてソーダ割りを飲むという人は、最初は甲類焼酎で楽しみ、徐々に麦や米、芋焼酎で試してみてはいかがでしょうか。
焼酎のソーダ割りに関する素朴な疑問
最後に、焼酎のソーダ割りに関する素朴な疑問に答えていきます。豆知識を押さえておけば、飲み会の席での話のネタにも使えるはずです。
焼酎のソーダ割りと「チューハイ」は何が違うの?
焼酎のソーダ割りとチューハイは、同じものなのでしょうか?
「焼酎のソーダ割り」はそのままの意味。「焼酎を炭酸水で割ったアルコール飲料」になります。
一方で「チューハイ」も基本的には「焼酎を炭酸水で割ったアルコール飲料」を指しますが、ウォッカなどの無色透明な蒸留酒をベースに、フレーバーや果汁を加え、炭酸水のほか、お茶やジュースなどで割ったアルコール飲料のこともチューハイと呼ぶことがあります。
ちなみにチューハイと語源は「焼酎+ハイボール」といわれています。
昭和20年代後半の戦後間もない日本で誕生したといわれる、焼酎ハイボールというお酒をご存じでしょうか。初めて聞いたという人は、焼酎ハイボールと聞いてどのようなお酒...
焼酎のソーダ割りの糖質はどれくらい?
焼酎と炭酸水には、原則として糖質が含まれていないため、焼酎のソーダ割りの糖質も基本的にはゼロです。
しかし、梅干しなどをトッピングしたり、糖質を含んだフレーバーを入れることで、糖質ゼロではなくなるかもしれません。
焼酎のソーダ割りは酔いやすいって本当?
一般的に、アルコールに炭酸水を混ぜて作るソーダ割りは、ロックと比べてアルコール濃度が下がる分、酔いにくいといえます。
ただし、水割りとソーダ割りを比較した場合、炭酸が胃の働きを活性化させるソーダ割りのほうがアルコールの吸収が早め、早く酔いが回るといわれています。
お酒の酔いやすさは飲むスピードやその日の体調など、あらゆる要素に左右されます。いずれにしても飲み過ぎには注意しましょう。
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文/髙見沢 洸