月々20GB/2970円の新料金プランとしてドコモから提供を開始したahamo。auのpovo、ソフトバンクのLINEMOと違い料金プラン変更の際に直接スマートフォンを購入できるのですが、機種変更にはコツがいります。
では、ahamoユーザーの機種変更は、どのようなタイミングで行えば良いのでしょうか。
ahamo契約後は直接機種変更を行えない!?
執筆時点(2021年4月初旬)では、ahamo契約後に直接スマートフォンの機種変更を行うことができません。ドコモオンラインショップの案内によると、2021年6月ごろからahamo契約のまま5G/4G対応機種への変更手続きが行えるようになる予定とのことです。
【参照】ドコモオンラインショップ 料金プラン「ahamo」を契約予定のお客さまへ
ahamo契約後に機種変更するためには?
ahamoで契約した後に、ドコモから発売されている別のスマートフォンへ機種変更したい場合には、一度メインブランドの料金プランである「5G ギガライト」へとプラン変更を行い、端末が手元に届いた段階でahamoに戻すという手順が必要になります。
この場合、購入できるスマートフォンは5G対応機種のみ。また、同月内・月跨ぎを問わず1回線につき累計3回目以降のプラン変更は二重課金となります。
累計2回目までのプラン変更は手数料が撤廃されているので、無料で行えます。6月までにどうしても購入したいスマートフォンがドコモから発売された場合は、上記の手続きを行いましょう。
ahamo契約の前に機種変更は済ませておくべき!?
ご紹介した通り、ahamo契約後にスマートフォンの機種変更を行うことは可能ですが、現状は少々込み入った手続きを行わなければならないのも事実。
これからahamoで契約しようと考えている中で、機種変更も検討している人はプラン変更前にスマートフォンも購入すると良いでしょう。
スマートフォンの購入経路は、現在契約しているキャリア・MVNOで販売されている端末を購入しても良いでしょうし、別途SIMフリースマートフォンを用意しても問題ありません。ただしahamoでは対応していない機種も存在するので、購入前にahamoの「対応端末一覧」を確認しておきましょう。
【参照】ahamo 対応端末一覧
ahamo契約時に直接購入できるスマートフォンもある!
auのpovo、ソフトバンクのLINEMOにはないahamoの特徴が、プラン契約時に購入できるスマートフォンが用意されているという点です。
現在直接購入可能な機種は「iPhone 11」「Galaxy S20 5G」「Xperia 1 II」の3モデル。いずれも発売から1年近くが経過したスマートフォンですが、ハイエンドモデルとして発売されている機種なので、使用感に不満が出ることは少ないでしょう。
ahamoから直接上記のスマートフォンを購入した場合、iPhone 11の64GBモデルは一括払いで4万9390円、36回の分割払いで月々1371円。Galaxy S20 5Gは一括払いで6万2700円、36回の分割払いで月々1741円。Xperia 1 IIは一括払いで7万1500円、36回の分割払いで月々1986円となっています。
3モデルともに「ケータイ補償サービス」に月々825円で加入可能。iPhone 11の場合は月々770円で「Apple Care+」に加入することもできます。
繰り返しになりますが、一度ahamoを契約した後に機種変更を試みると少しコツが必要となるので、スマートフォンの買い替えを検討している人は料金プランの変更前に必ず確認しておきましょう。
※データは2021年4月上旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦