小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

「iPhone 12 Pro」実機レビュー!使ってわかった〇と×

2021.04.24

iPhone 12/12 Proが2020年10月23日に発売されました。筆者もiPhone 12 ProのSIMフリー版を日ごろから使用しており、iOS 14の操作性やA14 Bionicのパワーを日々体感しています。

というのも、筆者は2013年に発売された「Nexus 5」以降、常にAndroidスマートフォン、特にハイエンドモデルをメイン端末として使用してきました。そこで、iPhone最新モデル「iPhone 12 Pro」の良し悪しに気付けるのではないかということで、レビューをお届けしていきます。

iPhone 12 Pro実機レビュー! Androidスマートフォンと比較してわかる良し悪しとは!?

早速、Androidスマートフォンを約10年間使用してきた経験をもとに、iPhone 12 Proの操作性・使用感について紹介していきます。

シンプルさと自由度の融合こそがiPhone 12 Pro/iOS 14の魅力!?

Androidユーザーであった筆者がよく耳にした噂が、「シンプルさのiPhone、自由さのAndroid」という比較です。iPhone 12 Proに搭載されている「iOS 14」以降は少しカスタマイズの幅も広がったようですが、Androidスマートフォンとは大きく違います。

iPhoneに搭載されているOSの最新バージョン「iOS 14」へのアップデートで大きく変わったポイントが、ホーム画面のカスタマイズ力でしょう。これまでは複数のアプリを1つのフォルダに分けることこそできましたが、あまり使わないアプリをホーム画面から削除したり、ウィジェットを配置することができませんでした。

逆にいえば、iPhoneの良さはこのシンプルさ。ほぼ確実にアプリはホーム画面内にあり、並び変えるだけなので迷うことなく探し出すことができます。Androidスマートフォンの場合はホーム画面をある程度自由にカスタマイズ出来るかわりに、どのアプリを配置するのが便利かと悩むことが多かったです。

現在のiOS 14では、好きなアプリやウィジェットを配置し、あまり使わないアプリを非表示にすることができます。便利なのがホーム画面の一番右のページにある「Appライブラリ」で、よく使うアプリをジャンルごとに自動的にフォルダ分けしてくれる機能です。

アプリの一覧を表示したい場合は、Appライブラリのページで下方向にスワイプして行います。Androidの場合はホーム画面で上方向にスワイプすればアプリ一覧が表示できたので、ひと手間加わっていますが、慣れればそこまで問題ではありません。

iPhone 12 Proのお気に入りポイントはデザイン!? 握り心地には個人差が……

日ごろからiPhone 12 Proを持つようになって特に気に入っているのが、デザイン性です。「そんなところかよ」と思う人もいるかもしれませんが、毎日使用する製品のデザインが好きか嫌いかは重要なポイントだと個人的には考えています。

筆者が使用しているのは「パシフィックブルー」という色で、光沢のある黒と青の中間のような色合いです。他には「グラファイト」「シルバー」「ゴールド」といったカラーバリエーションがあり、これはiPhone 12 Pro Maxと同様になります。

このクールな色合いと角のあるデザインがお気に入り。傷がつくのを避けるために普段はカバーを装着していますが、できればそのまま使用して見せびらかしたいところです。

ちなみにiPhone 12/12 miniはよりポップな色合いで、「ホワイト」「ブラック」「ブルー」「グリーン」「(PRODUCT)RED」の5色展開となっています。

気になるのが、6.1インチという画面サイズに角のあるデザインを採用することで、成人男性としては手の小さい筆者には少し握りにくいところ。滑りにくいカバーを装着していないと落下の心配があります。

また、画面のベゼルやノッチが少し太めなのも残念ポイントです。Androidスマートフォンの中にはノッチレスのモデルや、ディスプレイ側面を湾曲させることでベゼルを感じさせないデザインのものもあるので、動画視聴などの際には少し気になります。

決算アプリ「Apple Wallet」は使い勝手抜群!

アプリの操作性や性能に関しては、無数のモデルがあるAndroidと比較するのは難しいので割愛しますが、iPhone 12 Proを使用していて驚いたのが決算アプリ「Apple Wallet」の使い勝手の良さ。Androidでいえば「Google Pay」がこれに当たるのですが、使い勝手は大きく違います。

Google Payの場合、例えばモバイルSuicaの登録には別途「モバイルSuicaアプリ」をインストールし、そこで登録した情報をGoogle Payに入れるという作業が必要なのですが、Apple Walletの場合は1つのアプリで完結します。

またSuicaの登録は、今使っているSuicaカードの背面にある「SuicaID番号」と「生年月日」を入力した後に、iPhoneをSuicaカードに重ねることでデータを移すことができます。クレジットカードの登録も、スキャンしてからセキュリティコードを打ち込むなど、Apple Walletアプリのみで完結するので快適でした。

【参照】Apple PayにSuicaやPASMOを設定する

iPhone 12 Proの価格は? iPhone 12/12 miniは実は高コスパ!

最後に価格についても紹介しましょう。筆者が使用しているiPhone 12 Proは128GBモデルなので、価格は11万7480円。モデルにもよりますがハイエンドAndroidスマートフォンとあまり変わらない価格になっています。

背面カメラは三眼構成。ポートレートやナイトモードなどいわずもがな高精細な写真の撮影が可能。

注目してほしいのはiPhone 12/12 miniの価格。iPhone 12の64GBモデルは9万4380円、iPhone 12 miniの64GBモデルは8万2280円なのですが、使用しているチップセットはiPhone 12 Pro/12 Pro Maxと同じ「A14 Bionic」です。

筆者はハイエンド好きで、できるだけスペックの高い製品を求めてiPhone 12 Proにしましたが、普段使いでiPhone 12/12 miniとどこまで違いがあるかといわれると難しいところ。メモリ容量が違うともいわれていますが、快適に動くことは間違いありません。

Androidスマートフォンでいえば、「Google Pixel 5」が7万4800円、Xperia 1 IIが11万8800円と価格帯としては同等。ただし、Pixel 5にはハイエンドから一つランクの低い「Snapdragon 765G」というチップが使われています。

このことを考えると、iPhone 12 Pro/12 Pro Maxは価格にふさわしいハイエンドスマートフォン。iPhone 12/12 miniは高コスパスマートフォンともいえそうです。

※iPhone 12シリーズの価格はApple Store、Google Pixel 5とXperia 1 IIはそれぞれの公式オンラインショップでの販売価格となります。

※データは2021年4月初旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性<H4>正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤文彦

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年12月16日(月) 発売

DIME最新号は、「大谷翔平研究!」。今年を象徴するDIMEトレンド大賞の発表や、Aぇ!group、こっちのけんと他豪華インタビューも満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。