小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

あなたの家の加湿器はどのタイプ?お湯を沸かして蒸気を出す加熱式加湿器の仕組み

2021.04.17

加湿器を置いて、お部屋に潤いを与えている人は多いでしょうが、今使っている加湿器が「何式」か、知っている人は少ないのではないでしょうか。

加湿器には主に4つの種類があり、その中でも「加熱式加湿器」はほかの種類の加湿器と比べると清潔な蒸気を放出するとされています。では、なぜ加熱式加湿器は比較的清潔な蒸気を放出できるのでしょうか。

今回はそんな加熱式加湿器の仕組みをご紹介します。

加熱式(スチーム式)加湿器とは?

加熱式加湿器とは、別名「スチーム式加湿器」とも呼ばれます。

加熱式加湿器はヤカンに入れた水を沸騰させるイメージ。タンクに入れられた水をヒーターで加熱し、その蒸気をお部屋に放出します。ヒーターによって水を加熱消毒できるため、雑菌が混じりにくく、比較的清潔な蒸気をお部屋に放出できます。

加熱式(スチーム式)加湿器の注意点

子供がいるご家庭では、常に空気の清潔さに気を配っている方もいるでしょう。中には加湿器の購入を検討していて、

「清潔な蒸気が出せるなら、加熱式加湿器にしよう!」

と決めかけている方もいるかもしれません。

ですが、加熱式加湿器の取り扱いには、特に子供がいるご家庭では注意が必要です。なぜなら、加熱式加湿器は熱で水を蒸気に変えているので、ほかの加湿器と比べて放出される蒸気の温度が高い場合があり、火傷の可能性があるためです。

小さな子供やペットがいるご家庭で使用する場合、取り扱いには十分注意しましょう。

加熱式(スチーム式)加湿器のお手入れ方法

熱で水を蒸気にする分、雑菌が増殖しにくい加熱式加湿器ですが、まったくお手入れがいらないというわけではありません。

基本的にタンク内の水は残っていても、前日の入れたもの捨てて新しい水に取りかえましょう。また、定期的に全体を布で拭き、気になる汚れが見つかったら使い古した歯ブラシなどで擦って落としてください。

水道水には、塩素やカルシウム、ミネラルなどの成分が含まれており、これらが水垢の原因となる可能性があります。

汚れが激しい時はクエン酸を混ぜた水をタンクに入れ、1時間程度運転するお手入れの方法もあります。1時間ほど運転したらクエン酸水を捨て、全体を水で洗い流してください。

なお、機種によってはクエン酸によるお手入れが推奨されていないものもあります。取り扱い説明書や、製品の公式ホームページに記載されているお手入れ方法にしたがって、お掃除をしましょう。

【参照】アイリスオーヤマ 実はこんなに汚れている!?加湿器のお手入れ方法

加熱式(スチーム式)加湿器には絶対にカビは発生しない?

運転時に加熱されるため、タンク内でカビが発生する可能性は低い傾向にあります。ですが、加湿器はタンク以外にも水が付着する部分が多く、そこでカビが発生する可能性もあります。

ほかの種類の加湿器と比べるとお手入れの頻度は低くても大丈夫かもしれません。ですが全くお手入れの必要がないかといえば、そうではありません。布、使い古した歯ブラシ、クエン酸水などで定期的にお掃除しましょう。

加熱式(スチーム式)加湿器の電気代は高くなる?

機種にもよりますが、加熱式加湿器の電気代は、ほかの加湿器と比べてかさむ傾向があります。ですが、エアコンなど大型家電と比較すると、そこまで高いわけではありません。

例としてアイリスオーヤマの加熱式加湿器「120D SHM-120R1」の電気代を見てみましょう。消費電力100W。1時間あたりの電気代は約2.7円となっています。加湿時間は11時間なので、11時間×2.7円で約29.7円。1日あたり約30円弱の電気代となります。

それでもランニングコストが気になる人は、超音波式や気化式の加湿器をチョイスしてもよいかもしれませんね。

【参照】120D SHM-120R1

※データは2021年3月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/髙見沢 洸

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。