10番以外に人気な背番号は?
“10番”に対して多くのサッカー選手が憧れを抱く一方で、ほかにも人気の背番号はあるだろうか?
FWの選手ならば、ストライカー(点取り屋)の象徴的な背番号である9番、日本ではキングカズ(三浦知良)の代名詞になっている11番が人気だろう。また、DFの選手(特にセンターバック)ならば、守備のリーダー的な選手が付けるイメージが強い4番や5番を好んで選ぶ選手が多い。
実は14番が人気|バルセロナのレジェンドが由来
サッカーは11人で行われる競技であるため、前述のように1番~11番はポジションや役割に応じて付けられてきた由来があるが、12番以降の背番号はその由来に当てはまらない。
しかし、“14番”はサッカー界で非常に人気が高く、特別視されることが多い背番号だ。その理由としては、選手、監督としてサッカー界に偉大な功績を残したヨハン・クライフの影響がある。現代サッカーの礎を築いたとされる元オランダ代表の名選手であり、選手、監督でバルセロナ(スペイン)を黄金期に導き、現代サッカーの礎を築いた人物として世界中のサッカーファンから愛されている。
14番を背負う代表的な日本人選手と言えば、2020年限りで現役引退した中村憲剛が挙げられる。
12番はサポーターの象徴
世界的にはあまり一般的ではないが、日本(Jリーグ)では“12番”はファン・サポーター番号とされているが多い。サッカーはピッチ上で11人vs11人で争う競技のため、サポーターが“12番目の選手”としてチームを後押しするという意味に由来する。したがって、Jリーグでは12番は選手が付けずに、サポーター番号と定義されていることが多い。
ただし、サガン鳥栖が“17番“をサポーター番号にしていたり、浦和レッズのように12番をサポーター番号とせずに、選手が付けていたりと一部例外はある。
※データは2021年4月初旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
文/praia