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Z世代女子に聞いた将来就きたい職業ランキング、3位芸能人、2位保育士・幼稚園教諭、1位は?

2021.04.06

Z世代女性の将来なりたい職業ランキング、3位芸能人、2位保育士・幼稚園教諭、1位は?

世代が違えば、影響を受けるヒーローも、思い描く夢のカタチも違う。

では、イマドキのZ世代はどんな著名人に憧れ、また、どんな将来の夢を持っているのだろうか?

そんな「Z世代の将来」に関する意識調査がこのほど、SNSトレンドとZ世代インサイトの研究機関「memedays(ミームデイズ)」により、15~21歳のmemedays会員女性114名を対象として実施された。

なりたい職業1位は「インフルエンサー」! 「刺激派」と「安定派」で二極化か

まず、「将来なりたい職業」について聞いたところ、1位は「インフルエンサー」(21.1%)という結果に。もともとはマーケティング用語だったにも関わらず、SNSの普及に伴い消費行動に影響力を持つ一般人が急増したことで、もはや若い世代の間では一般用語となり、歴とした職業として認識されている実態が見てとれる。

ちなみに、同じくインフルエンサーとしての意味を含む「YouTuber」は11位(5.3%)であったことから、動画制作に限らず、様々な手法で個性を発揮することへの憧れが強いと考えられる。

2位は「保育士・幼稚園教諭」(18.4%)、3位は「芸能人(歌手・俳優・声優など)」(13.2%)、4位は「公務員」(12.3%)、5位は「教師・教員」(11.4%)だった。「インフルエンサー」と「芸能人」以外は、どちらかというと保守的な職業が並んでいることから、Z世代の職業観は、個性的で華やかさを求める「刺激志向」と、社会に信頼され堅実さを求める「安定志向」とで両極化している様子がうかがえる。

次に、「その職業を選んだ理由」について聞いた。トップ3は、1位「たのしそう」(56.1%)、2位「自分に向いていそう」(54.4%)、3位「やりがいがありそう」(53.5%)という結果に。反対に、回答が少なかった理由は、「ラクそう」(0.0%)、「世間体がよさそう」(3.5%)、「きちんと休めそう」(5.3%)などがあがっている。

ここ数年、ワークライフバランスの重要性が叫ばれ、2019年からは年5日の有給休暇義務化が開始するなど、労働者の負荷を減らそうという機運が高まっているが、Z世代にとっては余暇の多さよりも、個性を発揮し、心を満たす働き方の方が重要だと捉えられているようだ。

「好きなことをやり」、「近しい人との関係を深める」人生を重視

「将来や夢のために、いま頑張っていること」について聞いてみると、1位「勉強」(60.5%)、2位「学校生活」(39.5%)、3位「友達関係」(29.8%)、4位「検定・資格の取得」(27.2%)、5位「バイト」(26.3%)という結果になった。

一見、従来とそれほど変化はないように思えるが、6位に「SNS」(24.6%)が入っている点は、SNSネイティブなZ世代ならではといえる。

「人生において大切にしたい価値観」について聞いてみると、1位は断トツで「好きなことをやって生きる」(78.1%)だった。8割近い数字ということで、Z世代にとって当たり前の前提となる、最も重要な価値観であるといえる。

それ以降は、2位「自分を成長させつづける」(50.9%)、3位「友達や仲間との関係を深める」(47.4%)、4位「温かい家庭を築く」(45.6%)、5位「素敵な相手と恋愛・結婚する」(44.7%)となった。「社会貢献する」(35.1%)や「お金持ちになる」(16.7%)といった、大きく遠い未来を目指すよりも、家族や友人といった、近しい人との関係性を深めることを大切に思う傾向が見てとれる。

「学歴」よりも「コミュ力」重視! 憧れの大人は「ふくれな」などYouTuber多数

「将来、社会で活躍する人になるために大切なこと」についても聞いてみた。1位は「コミュニケーション力」(86.0%)で、9割近い数字となっている。

以降は、2位「人とのつながり」(71.9%)、3位「人に伝える力」(58.8%)、4位「マナーや常識」(54.4%)、5位は同率で「誠実さ・素直さ」と「面白さ・ユニークさ」(44.7%)だった。

反対に、回答が少なかったのは「努力」(0.9%)、「高学歴」(13.2%)となっている。

「こんな大人になりたい、こんな生き方をしたいと思う大人」については、どのような人物像が浮かぶのだろうか。

具体名で答えてもらったところ、様々な名前があがりつつ、最も多かったのは「ふくれな」をはじめとする「YouTuber」(20票)となった。「なりたい職業」で上位には入らなかったにもかかわらず、個人への憧れや尊敬の念は非常に強いことが見てとれる。

次に多かったのは「アイドル」(12票)で、「TWICE」や「SixTONES」、「Snow Man」のメンバー名があがった。その他は「モデル・タレント」(10票)、「歌手・アーティスト」(7票)、「俳優・役者」(6票)といったジャンルから意見が集まっている。

この結果から、Z世代は社会的なステータスや功績といった一目見てわかる情報よりも、動画を見て伝わるキャラクターやストーリーに憧れを抱きやすいということがわかる。

7割以上が「将来の考えは、SNSから影響を受けている」と回答!

最後に、「将来に対する考え方」について聞いたところ、72.8%が「SNSから影響を受けている」と答えている。また、将来のイメージについては、「ワクワクする」と回答した人は65.8%と、ポジティブな印象を持っていることがわかった。

出典元:memedays(トレンダーズ株式会社)
https://memedays.jp/

構成/こじへい

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