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世界60か国以上で利用されているパーカッシブトレーニングデバイス「Theragun」

2021.04.07

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

事故の後遺症に悩んだ自らの経験から開発したデバイス

世界の60カ国以上、250以上のプロスポーツチーム、アスリートやその指導者やトレーニング施設の中で信頼できるデバイスとして愛用されている、アメリカ発のパーカッシブトレーニングデバイス「Theragun(セラガン)」シリーズが、日本でも2月より公式サイトにて販売を開始した。

セラガンはTherabody社が開発した、人間工学に基づいて作られたパーカッシブデバイス。独自開発のブラシレスモーターを搭載し、パワーとスピードでアスリートやアクティブユーザーのコンディショニングをサポート。アスリート以外でも利用できる、日常でのウェルネスライフ向上に向けたデザイン設計になっている。

Therabody創設者、チーフ・ウェルネス・オフィサーのジェイソン・ワースランド氏は、事故の後遺症に悩んだ自らの体験からセラガンを開発するに至った。

「2007年、渋滞をすり抜けようとしていた際にバイク事故で重傷を負い、筋肉の衰え、神経の痛みを感じるようなった。様々な方法でトレーニングや治療を試みたものの改善はみられなかった。私はカイロプラクターで手は商売道具。仕事や好きなことが続けられるように、痛みに対して自然に効果が得られるような解決策を探すようになったが、カイロプラクティック施設にあるような高性能機器では、自身で手軽に使用することができなかった。

そこで持ち運びができ、自分で持ちながら使える機器を開発しようと自ら研究を始めた。これが世界初のセラガン パーカッシブデバイスの最初のバージョンとなった。8年間研究を重ね、5つのプロトタイプ製品を開発。業界初のグリップ型パーカッシブルデバイスを開発しただけでなく、4世代にもわたるデバイスを市場に送り出してきた、唯一のブランドになった

2016年に最初の製品となるG1を発売、2017年にはG2PROを発表し、パーカッシブデバ

イスのリーディングカンパニーとなった。現在販売中の第4世代のデバイスでは独自のブラシレスモーター、ブルートゥース接続、パーソナライズされたアプリ体験によりこれまで以上にスマートで静かになった。

音のためにパワーとパフォーマンスを犠牲にすることは決してしたくなかったが、振幅、速度を維持しながら通常のマッサージと同様の静音性を求めるのは大きな課題だった。強さを維持するパワーを生み出すブラシレスモーターを18か月以上かけて独自に開発。より深く筋肉に働きかけることができる一方で、稼働音を大幅に減少した」(ワースランド氏)

 

セラガンの特長はパワフルでありながら静かということ。ワ―スランド氏の話にあった、「QuietForce Technology」を採用した独自のブラシレスモーターを搭載し、パワーとスピードを維持しながら、今までの世代にない静音を実現した。

振動速度はカスタマイズ可能で、「Theragun Pro」(日本では今後販売予定)、「Theragun Elite」と「Theragun Prime」はアプリの連動で1750回~2400回の範囲で任意の速度を選ぶことができ、「Theragun mini」は3段階の速度調節が可能。「Theragun Pro」と「Theragun Elite」では、本体に搭載している画面で速度や圧力センサーの検知結果をリアルタイムで表示する。

深さ、速さ、強さのコンビネーションを科学的に設定した独自の振動は16mmの振れ幅(miniは12mm)で、一般的な振動デバイスより深く筋肉に達し1秒間に最大40回接触する。

人間工学に基づいて設計された、米国特許取得済の「Theragun Triangleマルチグリップ」を搭載し、手首への負担を軽減しながら、体の各部位で使いやすい角度に調節しながら使用することができる。

形や材質、硬さが異なる多様なアタッチメントを部位に応じて使い分けることで、それぞれの部位に最適な強度のケアが可能に。非多孔性の独立気泡フォームを使用しており、汗やローション、油分を吸収しないので、簡単に拭き取りができ手入れも楽で、衛生的に使うことができる。

Apple Health、Google Fit、Samsung Healthと統合したTherabodyアプリは、日々のケアを効率よく提供できるように利用状況を学習し、個々に合わせてパーソナライズされたエクササイズメニューを提案する。アプリではエクササイズやワークアウトの前、途中、後のいずれの利用にも最適なガイド付きメニューを提供して、積極的かつ包括的にアプローチ。ガイドメニューはワ―スランド氏が編み出したもので、アプリを通してワ―スランド氏との“プライベートセッション”を体験することも可能だ。

現在発売中のセラガン ラインナップは3種。「Theragun Elite」(4万9500円)はシンプルなデザインで、シリーズの中で最も遮音性が高く、アプリケーションとフレキシブルな連動を実現した。

「Theragun Prime」(3万8500円)は必要機能が揃ったスタンダードモデル。「Theragun mini」(2万5300円)は、セラガンシリーズのクオリティを維持しながら、持ち運びが可能なコンパクトタイプ。

【AJの読み】トレーニングだけでなく在宅ワークで負担がかかる体のケアにも

パーカッシブデバイスとは、振動によって筋肉を刺激する機器。セルフコンディショニングと聞くと、アスリートやスポーツ愛好者向けの商品だと思われがちだが、感覚としては振動を伴うマッサージ器具のようなものといえる。

セラガンは三角形のグリップになっており、いろいろな持ち方ができるので、さまざまな体の部分にリーチすることが可能。アタッチメントも簡単に着脱でき、使用用途に合わせて付け替える。

まず10秒から1分などセラガンを使う時間を決める。セラガンを体に当てるとき、どのように動かすかもポイント。筋肉に沿って動かす、筋肉の周りを輪切りにするように動かす、一定時間同じ場所に当てる、押して圧をかけるなど。ゆっくり、早めと動かす速さも目的に合わせて使い分ける。

「使うタイミングは3つ。何かをする前、何かをしている途中、何かをした後。ウォーミングアップのときはセラガンを当てて体を温めていく。試合や練習中のウォーターブレイク、コーチから話を聞いている時などは、体に当てながら体をすっきりさせ活動を再開する。試合やトレーニングが終わった後はクールダウンの一環として使う。

今は在宅ワークも増え、座りっぱなしで体に負担がかかるので、そういう時にもセラガンが有効。コーヒーブレイクやトイレ休憩などの時に体に当てたり、寝る前に使えば体がすっきりとした状態で就寝できる」(Theraボディトレーナー・佐々木優一氏)

文/阿部純子

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