学生時代に気合いで詰め込んだ知識も、大人になった今では、ほとんど覚えていない。そんな忘れかけている「歴史」をYouTubeで学び直そう! テキストだけでは頭に入らない複雑な流れも、動画なら巻き戻しして把握できる!
【編集部員ヒロの場合】もっと早く理解しておけばよかった……。
歴史科目は前日の徹夜にて徹底暗記。何のために学ぶのかと思っていたが社会人になり、自分の教養レベルにガックリ。
いつからだって遅くない!歴史を知れば世界が広がる
歴史をもう一度学び直そうにも、膨大な学習範囲を前に、自力ではどこからどう手をつけていいかわからない……。そんな時に、頼りになるのがYouTubeの授業動画だ。
現役の高校教師であるムンディ先生こと山﨑圭一さんが配信する『ヒストリアムンディ』は、YouTube授業動画界の金字塔的存在。「大学入試完全網羅」を銘打ったシリーズは、教科書をベースに高校の授業をまさに〝再履修〟できる。つまずくと、投げ出したくなってしまう自主学習も、ライブ配信の「ホームルーム」で、ムンディ先生とリアルタイムに言葉を交わせば、やる気復活間違いなし。
歴史をより実用的に学ぶなら、社会学にも触れておきたい。『アーカイブ社会学講義』での、最新の時事ネタを交えた解説は、YouTubeならではの情報の速さを感じさせる。
情報が最速で届く醍醐味でいうと、『JAXA』も要チェック。宇宙ビジネスの進捗や宇宙飛行士の仕事ぶりなど、ロマンを感じる動画は会話のフックとしても役立つに違いない。
家にいながら、無数の先生の授業が受けられるYouTube。自分に合った講義を探してホッピングすべし。
歴史
現役公立高校教師のYouTuber・ムンディ先生の動画で小説のように歴史を学ぶ!
歴史は暗記科目ではない。因果応報という言葉があるように、歴史は出来事すべてに理由がある。時代の流れをまるで小説を読むかのようにストーリー仕立てで学び直せば、自然と身についているはずだ!
『Historia Mundi』(ヒストリアムンディ)
公立教師の宿命である人事異動の際にあがった、「せめてYouTubeで今後も先生の授業を受けたい!」という生徒の切実な声から発足したチャンネル。授業動画は大学受験対応のお墨付き!
DIMEがオススメ!(1)ホームルームで意見交換
定期的に行なわれるライブ配信では、リアルタイムにムンディ先生とコミュニケーションが取れる。自学自習でも孤独を感じづらい!
DIMEがオススメ!(2)日本史、地理も対応
大学入試完全網羅シリーズは、世界史、日本史、地理の展開がある。無料配信にもかかわらず、圧巻のクオリティーと情報量だ。
【大学入試完全網羅】高校世界史世界史20話プロジェクトシリーズ
「世界史の最初から最後まで」を、高校の『世界史B』の教科書に沿って解説する授業動画集。聞き取りやすく、わかりやすい説明が板書されていく動画は、まさに高校の授業そのもの。「高校生の時、ムンディ先生がいてくれたら!」と思わずにはいられないが、今から学び直せば、大丈夫!
社会学
身近なニュースから社会学を思考する『アーカイブ社会学講義』
桃山学院大学の准教授が配信する、パワーポイント+音声で行なうオンライン授業アーカイブ集。親しみやすい口調でわかりやすい! メディア史、コミュニケーション論の動画も。
社会学基礎講義web版シリーズ
コロナ以降の配信で、内容が新しく、時事ネタもホット! ネット炎上や不倫報道など、身近なトピックを絡めて社会学の基礎を自分ごととして考えられる。
宇宙
「宇宙」に一番詳しいのはYouTubeでもやっぱり『JAXA|宇宙航空研究開発機構』
宇宙航空分野の最新映像をはじめ、シンポジウムやキッズコンテンツなどをJAXA(宇宙航空研究開発機構)が配信する公式チャンネル。宇宙にいる飛行士からメッセージも!
国際宇宙探査シンポジウム2021 第1回「目指す月面社会の姿」
「人類、月を拓く」をテーマにしたシンポジウムのライブ配信。各界、産学のリーダーや専門家たちが、月を舞台にした宇宙ビジネスを熱く語る。
DIME5月号では「YouTube」を大特集!
なお、DIME5月号では、学べるYouTubeチャンネルを大特集! スキルアップや学び直しに使える実践的なYouTube チャンネルを一挙紹介しています。
※電子版には付録は同梱されません。
好評発売中!DIME最新号の大特集は「株投資の新常識」、特別付録は「スマホLIVEスタンド」
「DIME」6月号の特別付録は、動画の視聴、撮影、配信までいろいろ使える「スマホLIVEスタンド」。
6.5インチまでのスマートフォンをがっちりホールドできるスマホスタンドで、ホールド部分が360度の首振りに対応しており、しかも、高さが無段階で22cm〜32cmまで調節できるスグレモノ。
テレワークをしながら、ソファに座りながら、お風呂に入りながら、ヨガをしながら、キッチンで料理をしながら、といった形で、好きな角度、好きな高さで動画を視聴できるのがうれしい。特に、テレワーク時にオンライン会議用に使ったり、サブモニターとして使えるのもポイントだ。
もちろん、視聴するだけでなく、動画を撮影する時も好きな場所に、好きなアングルで固定設置できるのが便利。ゴルフスイングの練習用に、あるいは、料理のレシピ動画のふかん撮影用にも使えるほか、TikTokやInstagramなどに投稿する動画を撮影したり、そのままライブ配信したりする時にも便利。
また、食事を作る時にキッチンに置いてスマホをセットすれば、ちょうどいい高さでレシピ動画を見ながらが料理ができる。また、360度の首振りにも対応しているので、自身が作った料理のレシピ動画も簡単に撮影できる!
さらには、お気に入りの模型やフィギュアをこのスタンドに固定して撮影したり、あるいは、スマホを固定して簡易的なドライブレコーダーとして使うことも可能だ。
取材・文/小西 麗