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「みそ煮」と「塩焼き」が2強!地域別にみた「好きなサバ料理」ランキング

2021.03.26

煮つけにしたり、塩焼きでそのまま食べたり、酢でしめてしめ鯖にしたり。料理のバリエーションも豊富なうえに、栄養価も高い「さば」。日本人になじみ深く、漁獲量の多い「マサバ」は秋が旬であり、脂身が多くなり、ぐっとおいしくなるのだそうだ。

山田水産株式会社ではこのほど、2月3日~4日の2日間、全国の20歳~69歳の男女500名を対象にして「さばに関する調査」を行った。詳細は以下の通り。

さばはまさに『国民魚』!さばが好き80.2%!

今回、さばに関する調査の中で、「さばの好き嫌い」を聞いたところ、合計80.2%の方が「さばが好き」と回答した。また、年代で比較をしても20代は70.0%と他の年代より低いものの、どの年代も半数を超える結果となっている。

次に、さばを食べる頻度をお伺いしたところ、最も多い回答は「1ヶ月に1日程度以上」となり79.2%が回答した。地域別に比較をしても、どの地域でも「1ヶ月に1日程度以上」という回答が7割を超える結果となっている。

さばは、傷みやすい食材と知られている一方、一年中日本近海で漁獲されるため、多く地域で愛されていることがわかる。まさに、さばは国民食ならぬ『国民魚』であることがよくわかる結果となった。

北海道~沖縄まで、地域別・好きなさば料理とは?

「好きなさば料理」を聞き、回答者の地域別に比較した。その結果、北海道・東北、関東、中部・甲信越・北陸までは「みそ煮」が第1位となったが、近畿、中国四国、九州・沖縄では「塩焼き」が第1位となっている。住んでいる地域により馴染みのあるさば料理に違いがあるのだろうか。

第3位、第4位には「さばの竜田揚げ」、「しめ鯖」がランクインする地域が多いなか、九州・沖縄に関しては第3位「刺身」41.0%、第4位「しめ鯖」33.3%と近海でさばが獲れる地域ならではのランキングとなった。

さばの好きなところでは、味(66.2%)・健康に良い(54.8%)と価格より、味や効能で選ばれていた!

さばの好きなところは「味」が最も多く66.2%となった。次いで「健康が良い」54.8%となった。さばは、脂質が豊富なので、美味しさを感じやすいとともに、EPAやDHA、ビタミンDが豊富な為、健康にいいと言われている。

さばの小骨が嫌いと回答する人32.4%と最も多い結果に

さばの嫌いなところを聞いた。その結果、「小骨」が嫌いと回答した方が最も多く32.4%となった。一方、「嫌いなところはない」との回答も43.6%と高い結果が出ている。

「みそ煮にバターを加える」など変わったさばのアレンジもりだくさん!

さばのオススメのアレンジ方法や料理方法を聞いた。その結果、みそ煮にバターを加える、刺身をゴマドレッシングで食べるなどのアレンジや、フライなどの揚げ物の料理方法が多く集まった。

・みそ煮にバターを少し入れると美味しくなります。(57歳東京都)
・塩さばを焼かず、南蛮漬けや酢豚のようにします。(32歳北海道)
・さば缶の身をほぐし、サンドイッチの具にすることがあります。(51歳神奈川県)
・さばの揚げ物をよくつくります。野菜をたくさんのせてあんかけ風にします。(58歳東京都)
・塩さばを焼いて焼きさば鮨にします。(35歳広島県)
・オイルサーディンのさばバージョンをつくります。(57歳大阪府)
・刺身をゴマドレッシングで食べるのがオススメ。(61歳福岡県)
・フライにして、マヨネーズをつけて食べています。(46歳東京都)
・カレー粉をふって、さばの唐揚げ。臭みも消えて美味しいです。(35歳山形県)
・さばの塩焼きをほぐして、薬味と一緒にまぜご飯に。します。(33歳千葉県)
・バジルペーストにつけて焼くとイタリアンな味になって美味しい。(41歳秋田県)
・さばフライのサンドイッチ。(44歳徳島県)

「家で調理が面倒くさい・難しい魚料理」TOP3は、職人技が必要な「刺身」「天ぷら」「鮨」

家で調理することが難しいと思う魚料理を聞いた。その結果、「刺身」46.8%、「天ぷら」35.8%、「鮨」32.6%と職人の技が必要な料理がTOP3にランクインした。以降、「南蛮漬け」28.0%、「フライ」27.6%、「竜田揚げ」25.4%と家庭料理で面倒くさい揚げ物が上位にランクインしている。

最近「サバ」を読んだことは…?

・年収聞かれて若干多く答えました。(26歳東京都)
・これまで読んだ本の数。(33歳神奈川県)
・体重を軽く言ってしまいました。(42歳埼玉県)
・試験の点数を多めに教えたことがあります。(58歳東京都)
・身長を聞かれ170センチだが171センチと答えました。(35歳広島県)
・子どもの成績を見栄をはってよく言ってしまいました。(46歳静岡県)
・ファミリーパックのお菓子は食べた数をいつも少なく申告しています。(41歳和歌山県)
・もらった結婚指輪の値段を高めに伝えてしまいました。(26歳大阪府)

さばはたくさん獲れることもあり、魚市場では、少しでも鮮度が落ちないように急いで数えるのだが、数え間違いが多かったため“いい加減に数を数えること、数え間違いのこと”を『サバを読む』と呼ぶようになった。それがいつの間にか“数をごまかすこと”という意味で『サバを読む』が使われるようになったのだそうだ。

■「全日本さば連合会」サバジェンヌ池田陽子さんのコメント

健康と美容に優れた栄養価があるとして、ブームを巻き起こしてきた「サバ」。とくに、2016年にサバ缶が、ツナ缶の生産量をぬいて「缶詰生産数1位」になったことでメディアに大きく取り上げられました。2018年には、ぐるなび総研が同年を代表するグルメとして、「今年の一皿」に「鯖」を決定し、その後爆発的なサバブームが到来しました。

ブームの背景は、やはりその栄養価がフィーチャーされたこと。これまでサバといえば、男性が好むイメージが強かったのですが、ダイエットにもよいなどといった報道があったため、女性が「健康美容効果」を求めてサバに注目したことが大きいと思われます。当初注目されていたのはサバ缶でしたが、サバそのものも注目されるようになり、サバの人気が高まっていくにつれて、塩焼きや味噌煮以外のサバの多様な食べ方も広まりました。

近年、サバに関してはほかの魚種では考えられないほど多彩な商品が登場し、しめさば、干物といった定番商品も洋風アレンジを施したものなど、より多彩化しています。

サバブームは一段落したかに思われていますが、2020年度を迎え、コロナ渦における「巣ごもり需要」「健康効果への期待」もあり、各メーカーの販売量が伸び、新商品も多く発売され「第3次サバブーム」の声もあります。

世界的にもこれほどサバがさまざまな食べ方をされていて、またサバに思い入れがあり、日常食なのは日本くらいだと聞いています。サバが好きとおっしゃる方が80%以上というデータは、それを実証するデータになっていると思います。

<池田陽子さん>

全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ/薬膳アテンダント。日本全国世界のさば、さば料理、さば缶を楽しみ、さば文化を語り、さばカルチャーを発信し、さばで日本各地との交流をはかることを趣旨に活動している「全日本さば連合会」(全さば連)にて広報を担当。

<調査概要>
1.調査の方法:WEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:全国の20歳~69歳の男女
3.有効回答数:500名
4.調査実施日:2021年2月3日(水)~2月4日(木)

出典元:山田水産株式会社

構成/こじへい

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