ポータブルバッテリー
災害時に大切なのが情報収集。今はスマホが主流だが、それも電源がなければ使用できない。だが、最近は多くの人がスマホ充電用のモバイルバッテリーは備えているだろう。〝防災〟の視点で、改めて用意するなら、ここ数年で小型化が進んでいるポータブルバッテリーでしょう。LEDライトやラジオ、中にはBluetoothスピーカーを備えたものもあるなど、充電以外の機能も充実。今では食料やトイレと同じくらい、その重要性が高まっています」(石川さん)
選ぶ際は、出力端子の種類もチェック。ACコンセント付きなら、電気ケトルや扇風機などの軽家電も使えるように。できるだけ日常に近い避難生活を送れば、疲れを最小限に抑えられるはずだ。
【 HOP 】ソーラーパネルをコンパクトに収納
Royal Monster『ソーラーモバイルバッテリー ソーラー充電器 折りたたみ式 4枚パネル 8000mAh』
オープン価格(実勢価格約4290円)
本体一体型の4枚のソーラーパネルを搭載。『iPhone』なら約3回フル充電できる8000mAhの大容量モバイルバッテリー。背面にはLEDランプが採用され、緊急時には懐中電灯/ランタン代わりになる。
[ ココがハイテク!]
2つのUSB出力ポートを搭載しスマホなど2台同時に充電が可能。バッテリー残量は青いランプで表示。
【 STEP 】12万4800mAhの大容量!多機能スピーカー付き
CTJ『iForway PS300』5万3777円
LEDライト、懐中電灯、Bluetoothスピーカーなど、1台で様々な使い方ができる大容量12万4800mAhのバッテリー。1回のフル充電で半年以上電源が減らないため、いざという時に慌てない。携行に便利なハンドル付き。
[ ココがハイテク!]
100V(定格消費電力300W)のAC出力口が2個。避難時にも家庭で使っていた電化製品も使用できるのが◎。
【 JUMP 】防塵・防水機能が付いた安定の日本製!
SYRIDE『マイティ』7万9800円
FMラジオ、Bluetoothスピーカー、さらには防塵・防水機能(IP66)を持つタフで大容量の15万3600mAhのバッテリー。リチウムイオン電池はパナソニック製で純正弦波インバーター内蔵しており、PC作業も安心してできる。
[ ココがハイテク!]
メインバッテリーのほか、1万5000mAhの容量を持つジャンプスタート用のバッテリーも備えている。
■ 東京臨海広域防災公園そなエリア東京
管理センター長 丸山浩司さん
広報担当 石川 緑さん
取材・文/今 雄飛