ランタン
近年、地震や台風、大雪などの災害で大停電が起きる例が増えている。暗闇の中で避難するのは非常に危険! その際、活躍するのがランタンだ。防災用、アウトドア用など、様々なモデルがラインアップされているが、選ぶのであれば、モバイルバッテリーの代わりになったり、ラジオが聞けたりする〝多機能〟モデルだ。
「ほかの防災ギアが不要となり、省スペース化を図れます。また、防災バッグの総量が少なくなり、軽くなるので避難しやすくなるメリットもあります」(丸山さん)
このほか省電力、ソーラーバッテリー搭載モデルにも注目。停電時には情報収拾に欠かせないスマホや手持ちのバッテリーの電力を減らさないことが大切だ。
【 HOP 】USBと太陽光の2Way充電がポイント
ヒロ・コーポレーション 『モバイルチャージ付き2Wayソーラーランタン』1550円
USB&ソーラー、2つの方法でチャージができるほか、ランタン&懐中電灯としても使えるモデル。フル充電時にはランタンとして4~5時間、懐中電灯としては3~4時間使える1200mAhの大容量バッテリーが魅力だ。
[ ココがハイテク!]
USBケーブルも付属しており、スマホの充電も可能。重量も約260gなので、荷物を軽くしたい緊急時に◎。
【 STEP 】自転車で培った高い信頼性
キャットアイ『LED多機能ランタン』1万7490円
自転車のライトメーカーでおなじみのキャットアイ製で、LED照明のほか、ラジオやアラーム機能を搭載する。またUSB、ソーラー、手回しでも充電できるため、停電時や電源を確保できない場所、環境でも安心して使える。
[ ココがハイテク!]
USB出力ポートは2口。また付属のUSBケーブルはライトニングのほか全3種類のコネクターに対応する。
【 JUMP 】スタンドタイプで周囲を広く明るく!
M.O.L 『ソーラー充電式 LEDライト』1万4800円
メインランプ3つ+ミニランプ3つ、計6つのLEDにより、メインの照明として周囲を照らす。ミニランプは取り外しでき、懐中電灯としても使用可能。また虫よけモードで防虫の機能も搭載する。高さは最大で215cm。
[ ココがハイテク!]
ソーラー、USB、乾電池と3種類の電源が使用可能。充電方法が使い分けられるのは、緊急時には便利だ。
■ 東京臨海広域防災公園そなエリア東京
管理センター長 丸山浩司さん
広報担当 石川 緑さん
取材・文/今 雄飛