イオンが発行する電子マネー「WAON」を利用すると付与される「WAONポイント」。
電子マネー「WAON」で支払いをすると、200円(税込)につきWAONポイントが1ポイントたまる仕組みになっているが、ためたポイントの有効期間は、注意しておかないと忘れがちである。
特に複数のポイントを管理していると混乱することも多いだろう。
そこで今回はWAONポイントの有効期限やポイント加算期間についてわかりやすく紹介していく。
WAONポイントとは?|WAON POINTとの違い
みなさんはWAONポイントには「WAONポイント」と「WAON POINT」の2種類があることをご存じだっただろうか? カタカナ表記とアルファベット表記の違いということで少々わかりづらく、間違って覚えている人もいるかもしれない。違いを簡潔に説明すると以下のようになる。
電子マネー「WAON」を使って、WAON POINT非加盟店で電子マネー払いをするとたまるのが、「WAONポイント」である。200円(税込)で1ポイントが付与され、たまったポイントは1ポイント=1円分としてWAON(電子マネー)に交換し買い物に利用することができる。
【参考】WAONポイントとは
一方で、イオングループのお店などWAON POINT加盟店で電子マネー「WAON」もしくは「現金」払いでたまるのが「WAON POINT」だ。現金払いの場合は、赤紫色の「WAON POINTカード」を利用してためることができる。
【参考】WAONポイントとは
WAONポイントの有効期限
「WAONポイント」の有効期間は“1年間のポイント加算期間を含む最大2年間”となっている。
ほかのポイントカードや電子マネーなどは、有効期間が1年であっても1年以内にポイントをためたり使ったりすれば、その時点からまた1年……といったように期間が延長され、実質的には有効期間がないようなのもが多くある。
その一方でWAONポイントの場合、有効期間は“1年間のポイント加算期間を含む最大2年間”となっているので、有効期間が延長されることはない。その代わりに実質的な有効期間が2年間と長めに設定されている。
【参考】ポイントの有効期限について
WAONポイントの加算期間とは?
上記で触れたように、WAONポイントには加算期間というものが設定されている。加算期間は1年単位であるが、入会初年度の加算期間は初回チャージから、1年経過後の月末までとして、その後は1年ごととなる。
すなわち、「何月何日にポイントが付与されたか」にかかわらず、加算期間内に付与されたポイントが一斉に期限を迎えるのが特徴であり 初回利用時の加算期間は「初回チャージ日から1年経過後の月末まで」となっている。
・加算期間が始まった時期にためたポイント→有効期限が約2年
・加算期間が終わる日や直前にためたポイント→有効期限が1年
例えば、2021年3月25日に初回チャージを行った場合、加算期間は2021年3月25日~2022年3月31日で、獲得したポイントは2023年3月31日まで有効となる。
ポイント残高と有効期限の確認方法
ポイント残高や有効期限は様々な方法で確認することができるが、一番簡単な方法は、やはりレシートに印字されているポイント情報を確認することだろう。レシートの下部には今回の買い物で獲得したポイント、累計ポイントとその中で1年以内に失効するポイントを記載しているので、とりあえず残高と有効期限だけ知りたいという人(詳細な履歴は特に気にしないという人)には、レシートの確認だけで十分だと言える。
専用アプリ「モバイルWAON」でも確認できる
「モバイルWAON」」はおサイフケータイ対応スマホ(Android)で使えるアプリ。トップ画面で電子マネー「WAON」の残高と、WAONポイントの残高が表示される。起動するだけでポイントを確認できて便利だ。
そのほかのポイント確認方法としては、イオン店舗などに設置されている「WAONステーション」にカードを置いて確認したり、「WAONチャージャーmini」を利用したり、「WAONネットステーション」(ホームページ)などでも確認できる。