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【DEEN池森秀一の蕎麦ログ】麻布十番で食べた思い出の〝勝利蕎麦〟

2021.03.24

『肉南ばん蕎麦』

麻布十番で食べた思い出の〝勝利蕎麦〟

 今年3月でデビュー28年。テレビ出演はほとんどなく、音楽制作とコンサートに打ち込んできましたが、2018年に『マツコの知らない世界』というバラエティー番組に出演したことで、僕の気ままな蕎麦ライフが共感を集めました。まるでブームであるかのように、お蕎麦関連のお仕事がどんどん増えています。

 ただ、ひとつだけ声を大にして言わせてください。僕は蕎麦通ではなく〝蕎麦好き〟です! 作法を守るよりもおいしく食べることが一番だし、お店のお蕎麦と同じくらい乾麺が好き。そんなちょっと型破りで、少しディープなお蕎麦の魅力を発信していくつもりです。ですから、お蕎麦屋の皆様、店内で僕を発見してもミシュランの調査員が来たかのような緊張感はなしでお願いします(笑)。

 今回紹介するお蕎麦は、思い出の逸品。麻布十番に店を構える「麻布永坂 更科本店」の『肉南ばん蕎麦』です。

 上京した頃、仕事帰りに駅にある立ち食い蕎麦をよく食べていました。そこは、毎週水曜日にゆで卵の無料サービスがあり、貧乏ミュージシャンにはありがたいお店だったのです。そんなある日、「試しでいいから歌ってみろ」と、のちにDEENのデビュー曲となる『このまま君だけを奪い去りたい』を渡されました。CDは瞬く間にミリオンヒット!! 夢がかなったと思う一方で、この先大丈夫かなあ……と不安になったのも事実です。

 デビュー当時は麻布十番にあるスタジオでレコーディングをしていました。制作の合間、当時のおじさんマネージャー平野さんの案内で初めて訪れた「麻布永坂 更科本店」。その時に食べたのが『肉南ばん蕎麦』でした。

 つい先日まで〝駅そば〟を食べていた自分が高級店で1520円もするお蕎麦を食べている……。僕は思いました。「これが売れたということか~」と(笑)。

 思い出の勝利蕎麦『肉南ばん蕎麦』を何年かぶりに食べました。昔と変わらない高級感、体の隅々まで喜ぶ豊かな味わい。絶品のおつゆを口に運べば、当時の思い出が鮮明にフラッシュバック! 味の余韻に浸りながら「初心忘るべからず」と思った次第です。ご馳走さまでした!

『肉南ばん蕎麦』1520円

『肉南ばん蕎麦』

麻布永坂 更科本店

麻布永坂 更科本店

[住]東京都港区麻布十番1-2-7 [電]03・3584・9410 [休]月曜

池森秀一

文/池森秀一

いけもり しゅういち DEENのヴォーカリスト。1993年に『このまま君だけを奪い去りたい』でデビュー。乾麺蕎麦商品をプロデュースするほか、2020年9月に蕎麦専門YouTubeチャンネル『信州戸隠 池森そば 赤坂店』を開設。芸能界きっての蕎麦好きとして有名。

※「池森秀一の蕎麦ログ」は、雑誌「DIME」で好評連載中。なお、本記事はDIME4月号に掲載されたものです。

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