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選ばれし憧れのクレカ、ブラックカードを手にするための条件

2021.03.21

クレジットカードの最高峰といえるのが「ブラックカード」だろう。

多くの人が憧れるカードではあるが、取得条件や年会費など詳細な情報は公式に明らかにされていないことが多く、「どうすればブラックカードを持つことができるのか?」と気になっている人もいるはず。

そこで今回はブラックカードの基本情報や取得条件についてわかりやすく紹介していく。

ブラックカードとは?

クレジットカードは利用頻度や利用者の社会的信用度によってランク分けがされており、一定の条件を満たすこと、所定の年会費を払うなどにより、カードの色(ランク)が変わり、様々なサービスが受けられる仕組みになっている。

カードのランクとしては、一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカードの順となっているが、すべてのクレジットカード会社がブラックカードを発行しているわけではない。

ブラックカードの取得条件

ブラックカードの申し込みは、招待制(インビテーション制)がほとんどであり、発行条件は各カード会社が独自に基準を定めている。年齢や職業、年収などの条件は一般的に公表されておらず、公式サイトにブラックカードの記載をしていないカード会社も存在する。

ブラックカードを取得するためのポイント

とはいえ、ブラックカードを取得する(インビテーションを受ける)ためのポイントもいくつか存在する。

まずは、継続してカードを利用することである。年収に関してもカード会社ごとに一定の目安はあるが、年収が高いだけではブラックカードは取得できない。カードの利用実績などを元にカード会社が「最上顧客」と判断した人にだけ招待が届くわけなので、仮に高額な支払いをしても、カードへ入会して数か月しか経過していない場合、インビテーションは届かない。

また、言うまでもない話だが、返済の滞りがないことも重要なポイントだろう。過去の取引情報が重要視されるので、過去に支払い延滞があったり、現在滞納している借金があったりすると、基本的にインビテーションは届かない。

ブラックカードの年会費

一括りにブラックカードと言っても、その年会費は各カード会社によって様々である。

年会費が5万円前後のものもあれば、年会費が35万円を超える高額なものも存在するとされる。その分、ラクジュアリーな特典やハイクオリティーなサービスが充実している。

ブラックカードのメリット

ここからはブラックカードが持つメリットについて紹介していく。もちろん、各カード会社によって特徴は異なるが、一般的にブラックカードの多くが持つメリットについて触れていく。

コンシェルジュサービスが利用できる

ブラックカードを持つメリットとして特筆すべきは、コンシェルジュサービスの利用である。

コンシェルジュサービス自体は、プラチナカードなどの上位カードでも設けられていることが多い。しかし、ブラックカードの場合には「24時間365日で利用できる」「専任の担当がつく」など、ワンランク上のコンシェルジュサービスが利用可能となっている。

【参考】JCBザ・クラス

様々な優待が受けられる

ブラックカードを保有すると、レストランやホテル、人気テーマパークなど様々な場所で優待を受けることができる。

多くのブラックカードでは、レストランを2人以上で予約すると1人分の料理代金が無料になるサービスを提供している。ホテルではレイトチェックアウトやアーリーチェックイン、朝食無料サービスなどもある。

充実した補償内容の付帯保険

クレジットカードには各種保険が付帯されることが多いが、一般カードと比べるとブラックカードの補償内容は非常に充実しており、保険金額も増える。海外旅行や国内旅行の傷害保険の補償額も高額に設定されているカードがほとんどで、会員の家族が補償の対象となるケースも多い。

※データは2021年2月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※本記事はカードの利用を推奨する目的はありません。あくまで自己責任にてお願いします。

文/praia

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