スターバックスでコーヒーやフラペチーノをよく飲む人でも、コーヒー豆自体を買ったことがある人は案外少ないのではないでしょうか。実はこのコーヒー豆こそ、スターバックスで買うべき価値のあるアイテムの1つ! 今回は、コーヒー豆の買い方やおすすめの種類など、スターバックスのコーヒーがもっと好きになる“豆”知識をご紹介します。
意外と知られていない? スターバックスのコーヒー豆に関する豆知識
2021年2月現在、スターバックスのコーヒー豆は定番ラインナップが17種類。それに加えて、季節ごとに限定の商品も登場します。コーヒー豆は、その豆に最もあった方法でローストされています。
ローストのタイプは「ブロンド ロースト(軽やかなコクと穏やかな風味)」、「ミディアム ロースト(バランスのとれたまろやかで豊かな風味)」、「ダーク ロースト(しっかりとした深みのある力強い風味)」の3種類。経験と技術をもったマスターロースターが種類ごとに最適のロースト時間・温度を探求しています。まさにこだわりの詰まったコーヒー豆といえるでしょう。
【参考】スターバックス ロースト
スターバックスの定番コーヒー豆の主な生産地・生産国を紹介
現在取り扱いがある定番コーヒー豆は、ラテンアメリカが生産地のものを中心に、シングルオリジンと呼ばれる、グアテマラ/コロンビア/ケニア/エチオピア/インドネシアが生産国のものや、アジアやアフリカといった異なる生産地のコーヒーをバランスよくブレンドしたマルチリージョンのコーヒー豆もあります。
購入できるコーヒー豆の一覧は、公式ホームページで確認できます。
【参考】コーヒー豆(スターバックス)
限定店舗のみで販売される希少な豆も、スターバックス通販サイトなら購入できる?
スターバックスのコーヒー豆は店頭のほか、オンラインストアでも購入できます。オンラインストアでは「季節のおすすめ」「ブロンド ロースト」「ミディアム ロースト」「ダーク ロースト」に分類されており、好みのコーヒー豆が探しやすくなっています。
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さらに「STARBUCKS RESERVE」と呼ばれる希少種の取り扱いも。こちらは購入できる店舗が限定されているアイテムですが、実はオンラインストアで購入できる場合もあります。オンラインストアにないものは、STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYOのみで販売されています。
【参考】STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO(スターバックス)
めくるめるコーヒー体験!「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」完全攻略ガイド
スーパーやコストコでも買える!? 店舗以外でスターバックスのコーヒー豆が購入できる場所
スターバックスのコーヒー豆は、店舗やオンラインストア以外でも購入できます。エリアによって異なりますが、取り扱いのある場所は主に以下の4つ。
■スーパー
■コンビニ
■コストコ
■百貨店
スーパーやコストコなどでホールビーンタイプ(豆のままで挽かれていないもの)を買っても、スターバックス店舗に持ち込めば無料で挽いてもらえます。自宅にコーヒーミルがない場合でも安心です。
スターバックスのコーヒー豆を挽くなら「店舗に持ち込み」がベスト
前述のとおり、スターバックスの店舗や他店で購入したホールビーンタイプのコーヒー豆は、持ち込めば無料で好みの粗さに挽いてくれます。コーヒー豆の挽き具合は以下の13段階から選べます。
■ターキッシュ(トルコ式)用(1~2番)
■極細挽き(3~4番)
■細挽き(5~7番)
■中細挽き(8~9番)
■中挽き(10番)
■粗挽き(13番)
どの挽き方がいいかわからない場合は、スタッフに尋ねてみましょう。使用する抽出器具や好みについて丁寧にヒアリングしてくれ、ピッタリな挽き具合を探してくれます。
スターバックスのオンラインストアで購入できるコーヒー豆は粉の状態? 豆のまま?
オンラインストアで購入できるコーヒー豆は、商品説明欄に「中挽き(粉)」と表示のあるもの以外はホールビーンアイテムです。こちらも、店舗に持ち込めばお好みの粗さに挽いてもらえます。
スターバックスでもコーヒー豆の量り売りがある
スターバックスの店舗では、コーヒー豆の量り売りを行っています。購入は100gから10g単位で可能。いろんな種類のコーヒー豆を試したいという時に便利です。
スターバックスのコーヒー豆はギフトにも最適
オンラインストアでは、購入品をラッピングしてもらうこともできます。ギフトバッグは別途500円(税抜)かかりますが、スターバックスオリジナルの包装紙、のしは無料です。オンラインストア限定のギフトセットも用意されています。
スターバックスで買えるおすすめのコーヒー豆
ここからは、オンラインストアで購入できるおすすめのコーヒー豆をご紹介します。ぜひお好みの豆を見つけてみてくださいね。
スターバックスのおすすめコーヒー豆1:ハウスブレンド
まずは定番中の定番「ハウス ブレンド」。
ナッツやココアのようなコクを感じられる、バランスのいい豆です。ローストタイプはミディアムロースト。1袋(250g)1050円(税抜)で購入でき、オンラインストアではホールビーンか中挽きを選べます。
【参考】ハウス ブレンド(スターバックス オンラインストア)
スタバのおすすめコーヒー豆2:エスプレッソ ロースト
次に紹介するのは、ダークローストタイプの「エスプレッソ ロースト」。
キャラメルのような甘みと深みのある豆で、ミルクと割ってカフェラテやカフェオレで楽しみたい人にぴったり。1袋(250g)1240円(税抜)で購入できます。オンラインストアではホールビーンのみ販売。
【参考】エスプレッソ ロースト(スターバックス オンラインストア)
スターバックスのおすすめコーヒー豆3:スターバックス ウィロー ブレンド
浅煎りのコーヒー豆を探している人には「スターバックス ウィロー ブレンド」がおすすめ。
ローストタイプはブロンド ロースト。すっきりとした飲み心地で、わずかにシトラスのような爽やかな酸味を感じるため、ケーキやヨーグルトによく合います。1袋(250g)1050円(税抜)で、オンラインストアではホールビーンのみ販売。
【参考】スターバックス ウィロー ブレンド(スターバックス オンラインストア)
スターバックスのおすすめコーヒー豆4:グアテマラ アンティグア
コーヒー豆の生産国として有名なグアテマラ産の「グアテマラ アンティグア」。
チョコレートやスパイスの風味が感じられる、エレガントで洗練されたコーヒー。チョコレートやリンゴ、キャラメル、ナッツなどと相性がいいです。ローストタイプはミディアム ロースト。1袋(250g)1240円(税抜)で購入できます。オンラインストアではホールビーンのみ販売しています。
【参考】グアテマラ アンティグア(スターバックス オンラインストア)
スターバックスのコーヒー豆を使ったおいしいコーヒーのいれ方
最後に、スターバックスのコーヒー豆を使ったおいしいコーヒーのいれ方をご紹介します。
用意するコーヒー粉の目安は、180mlの水に対して大さじ2杯(10g)。豆の挽き具合は使用するドリップ器具に合わせて選びます。また、用意するお湯は90~96℃を目安にしてください。
[1]ドリッパーとポットを温める。
[2]フィルターの貼り合わせ部分を交互に折り、ドリッパーにぴったりとはめ込んだら、コーヒー粉を入れて平らにならす。
[3]コーヒー粉全体が湿る程度にお湯を注ぎ、20~30秒ほど蒸らす。
[4]中央からゆったりと円を描くように、数回お湯を注ぐ。この時、お湯を直接フィルターにあてないようにする。
アイスコーヒーの場合は、フィルターにホットコーヒーの2倍のコーヒー粉を入れ、抽出するコーヒー量の目盛より多めに氷を入れます。
コーヒー豆を挽いたあとは、時間が経つにつれて鮮度が落ちてしまいます。淹れる直前に挽くのが理想ですが、それが難しい場合は密閉容器に入れて冷暗所で保管し、1~2週間以内を目処に使い切りましょう。
コーヒー豆に関する知識が増えると、新しい種類の豆に挑戦したくなってきませんか? ぜひお好みの豆を見つけて、自宅でおいしいコーヒーを楽しんでくださいね。
※データは2021年2月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/ねこリセット