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【宇賀なつみの素顔のままで】人生のBGM

2021.03.29

人生のBGM

音楽とともに生きてきた。

ちょっと大げさかもしれないけど、
そう思っている人って、結構多いのではないか。

振り返れば、私の日常は、
いつも音楽で包まれていた。

マイケル・ジャクソン『Bad』に合わせて、
身体を上下に動かしている1歳の私の映像が、
ホームビデオに残っている。
歩くよりも喋るよりも先に、
音楽に合わせて踊ることを覚えたようだ。

小学生の頃は、よく家族でクルマに乗って出かけた。
〝山へ行こう、次の日曜〟
ドリカムの『晴れたらいいね』を歌いながら窓を開けて、
麦わら帽子が飛ばされないように、遠くの山々を眺めていた。

中学時代の修学旅行では、帰りのバスの中で、
古内東子『大丈夫』が流れてきた。
大人の恋って、今知っているこの気持ちとは、
また違うものなのかしらと、
誰かの顔を思い浮かべながら、ぼんやり考えた。

キャンパスライフに憧れて、
予備校に通いながら聴いたあの曲にも、
採用試験を受けに行く時、
地下鉄の駅の長いエスカレーターで、
必ず聴いていたあの曲にも、
その時その時の気持ちが、一緒に刻まれている。

どんなに時間がたっても、
聴けば、すぐに蘇ってくる。

生まれる前の名曲も、最新のヒット曲も、
すぐに探すことのできる便利な世の中になったけど、
ひとつひとつの音楽との出会いは、変わらず奇跡だと思う。

お気に入りの服で家を出た、よく晴れた朝も、
仕事で失敗をしてしまった、冷たい雨の夜も、
音楽があれば、ドラマチックな場面になる。

自分の人生が、一本の映画だとしたら、
その主役も、監督も、脚本家も、常に自分だ。
それぞれのシーンに必要なBGMは、
いつだって自分で選びたい。

これからもずっと、
音楽とともに生きていくのだと思う。

写真は、実家に置いてきたカセットとMDの山。

今の若い子は、知らないのかなぁ。

宇賀なつみ

Natsumi Uga
テレビ朝日アナウンサーを経て、2019年からフリーとして活動。現在、『池上彰のニュースそうだったのか!!』(テレビ朝日)、自身初の冠番組『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日)、『テンカイズ』(TBSラジオ)、MCを務める『土曜はナニする!?』(関西テレビ・フジテレビ系)などに出演中。

文/宇賀なつみ

※「宇賀なつみ 素顔のままで」は、雑誌「DIME」で好評連載中。本記事は、DIME4月号に掲載されたものです。

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