ここ数年で、一気に店舗数を拡大し、我々の生活を支えるインフラ的存在となった「ニトリ」。今回は都内屈指の大型店を訪れ、各店に共通する見どころを、ニトリマニアに教えてもらった。
ニトリ 赤羽店
[住]東京都北区神谷町3-6-20
[営]11:00~20:00(平日)、10:00~20:00(土日祝)
[電]0570・064・210
[休]無休 ※営業時間は変更の可能性あります
店舗に行けば一目瞭然!
案内役ニトリマニア わしずこころさん
静岡在住の整理収納アドバイザー。ニトリ大好きのニトラーでもある。「お、ねだん以上。」のグッズを探すことが何よりの楽しみ。
ニトラーも感心する大型店舗の徹底サービス
東京本部が置かれるニトリ赤羽店は都内1の巨大店舗。限られた店舗のみ対応のリフォーム相談や保険相談、往復90分以内であれば無料で利用できる軽トラック貸し出しなど、至れり尽くせりだ。今回、インスタで同店の写真をアップしているdobadobaさんの協力を得て、誌面でバーチャル来店してみた。
年間6000点以上の新商品を生み出すニトリの大型店舗には、1万点以上の品が並ぶ。思わず圧倒され、目的を見失いそうだが、実店舗のよさはその〝ディスプレイ〟にあると、ニトラーのわしずこころさんは語る。
「ニトリは断面があったり、体験できたりするなどディスプレイを見れば商品の特徴がすぐわかるようになっています。ネット通販では、1つずつ商品をクリックしないとアクセスできない情報が、店舗に行けば一目瞭然。見比べやすく、多数の商品もすべて見渡せるので選びやすいのです。その分、ディスプレイに力が入った商品は売れるのも早い。イチオシコーナーの品は早い者勝ちだと心得て!」
特に、シーズンものは争奪戦。土日は客数が多いので、月曜日は棚がスカスカな場合もあるが、「棚になくても、品出しが間に合っていないだけという可能性も。店員さんに確認するのがおすすめ」というライフハック情報も。
ニトリが支持される理由のひとつに、オリジナルの高機能商品がある。9万円以内で新生活の8商品が揃う『シンプル家電シリーズ』は必見。寝具の『Nウォーム』など商品名に「N」が付くシリーズはニトリ独自開発のメソッドが採用された品が多く、試す価値大だ。
最近は実用一辺倒でなく、インスタ映えする商品も多い。これまでイケア派、無印派だった層を取り込んでいる。老若男女入りやすい雰囲気を持ちながら、家具だけでなく消耗品や日用品も様々なテイストで展開。低価格はもちろん、高価格帯まで幅広い選択肢を与えてくれる。「ニトリに来ればすべて揃う!」を再確認した。
非接触を意識したシステムを導入
手ぶらdeショッピング
スマホにニトリのアプリをダウンロード。カメラで展示品のバーコードを読み取ると、ネットショップと連動した買い物リストが作成できる。店頭の宅配受付で精算すれば、すべて自宅に配送可能だ。
都内一の巨大店舗に潜入!START
〈1F〉女性洋品
新参入事業の婦人服売り場も
2019年から展開した婦人服専門店「N+」。まだネット販売が中心のため、実物をチェックできる場は貴重だ。
〈1F〉食器・カトラリー売り場
豊富な品揃えが一望できる
和洋食器がもちろん、ラーメン鉢など、ないものがないほど種類が豊富。「機能説明用のディスプレイが親切」(わしずさん)
『滑り止め加工 木製トレーS(ヤナギ)』999円
ディスプレイで、その機能を訴求。「カフェなどでも採用されている画期的な商品です」(わしずさん)。
『カル・エクレ』シリーズ
超軽量磁器で扱いやすい和食器の人気シリーズ。スタッキングもしやすく普段使いをするのに便利。