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お墓選びで重視したことTOP3、3位金額、2位自宅からのアクセス、1位は?

2021.03.12

現代では、お墓を選ぶ際にも様々なスタイルをとることができる。故人に合わせたお墓を作ることができるのは、家族にとってもうれしいことなのではないだろうか。

終活関連サービスを提供する鎌倉新書が運営する日本最大級のお墓の情報サイト「いいお墓」ではこのほど、2021年1月に「第12回お墓の消費者全国実態調査(2021年)」を実施し、調査結果をまとめた。商才は以下の通り。

お墓選びで最も重視した点は「お墓の種類」が1位。2位の「自宅から霊園までのアクセス」に約2倍の差

お墓選びで最も重視したことは、「お墓の種類」が1位となり、2位の「自宅から霊園までのアクセス」に約2倍の差をつけた。上位の要素はここ数年で大きな変化はなく、「お墓の種類」「自宅から霊園までのアクセス」「金額」はお墓選びの三大要素と言える。

お墓選びで最重視した点/1位:お墓の種類、2年連続樹木葬が1位。前回比+5.0ptとなり、今後もシェア拡大の見込み

第11回(2020年)では、調査開始以降、初めて樹木葬が一般墓を上回り、今回も引き続き樹木葬が46.5%で1位となった。加えて、樹木葬と一般墓の差は第11回では14.1ptだったが、第12回では19.6ptとなり、その差は拡大している。

お墓選びで重要視した点/2位:自宅から霊園までのアクセス、約6割が自宅から30分未満の霊園を選ぶ結果に

お墓選びで重視した点で2位にランクインした「自宅から霊園までのアクセス」では、移動時間が30分以内の方が約6割を占めており、平均で約1時間という結果となった。今後のお墓参りや管理を考慮し、できる限り近隣にお墓を建てたいという気持ちが強いようだ。

お墓選びで重要視した点/2位:自宅から霊園までのアクセス、7割以上が車移動を想定も東京都内在住は電車移動が顕著

霊園までの移動方法は、「車」が72.9%で主流と言える。一方で近年は都市部を中心に駅近の納骨堂も増加傾向にあるため、東京都内在住に限ると、「電車」が車移動に迫る移動方法となった。

お墓選びで重要視した点/3位:金額、一般墓の平均購入価格は169.0万円。25%が80-119万円で購入した結果に

一般墓の平均購入価格は169.0万円となり、第11回(2020年)から7.2万円低下した。一般墓の購入費用は主に墓石代、土地利用料、管理費に区分され、これらを合算したものが総額となる。

使用する石材の種類や量、地価や立地、区画の大小などから価格が定められている。樹木葬や納骨堂と比較すると費用は上がるが、一般墓のカロート(納骨室)には、平均で5~6体の骨壺を収容することができるため、状況によっては一般墓の方がコストパフォーマンスに優れている場合もある。

お墓選びで重要視した点/3位:金額、樹木葬の平均購入価格は71.7万円。24.1%が60-79万円で購入した結果に

樹木葬の平均購入価格は71.7万円となり、第11回(2020年)から2.9万円上昇した。樹木葬は墓石代がかからないことが多いため、一般墓と比較すると費用を抑えられる。納骨人数やシンボルの共有人数によって価格が変動する。

お墓選びで重要視した点/3位:金額、納骨堂の平均購入価格は91.3万円。36.8%が80-99万円で購入した結果に

納骨堂の平均購入価格は91.3万円となり、第11回(2020年)から3.6万円上昇した。納骨堂は一般的に室内にあり、特に近年人気の自動搬送式納骨堂は開発時にビルを建設するなどの初期費用がかかるため、同じ永代供養墓の樹木葬と比較して維持費や管理費がかかる傾向にある。しかし、駅近で天候に左右されずにお墓参りができる点がメリットだ。

お墓選びで重要視した点/6位:ペットと一緒に入れる区画がある

当社では、家族の一員であるペットと同じお墓に眠りたいと考える人は増加傾向にあると予測し、第11回(2020年)からペットとお墓について調査を開始している。

身近にペットがいると回答した方の中で、「元々ペットと一緒に眠りたいと思っていた」と回答した方は55.0%だったが、「実際にペットと一緒に眠るお墓を購入できた」と回答した方は、そのうちの約半数にとどまった。

別々のお墓に眠ることになった理由は、「一緒に眠れる霊園が近くになかった」「同じ霊園内で眠れるお墓はあったが、同じお墓(同区画内)で眠れる霊園はなかった」「親族と意見が分かれてしまった」などが寄せられた。

購入者のうち、66.0%が「コロナ禍の購入も影響なし」と回答も、34.0%が「納期の遅れ」など何らかの影響を受ける

昨今の新型コロナウイルス感染拡大はさまざまな業界に影響を与えている。例えば葬儀活業界では、いわゆる三密を避けるために小規模な葬儀が急増した。一方、お墓に関しては66.0%の方が「コロナ禍(2020年4月以降)にお墓を購入したが、影響は受けなかった」と回答し、希望通りの購入ができているようだ。

影響を受けた方は、「当初よりも建墓や納骨の時期が遅れた」16.6%、続いて「霊園見学を延期や中止にした」9.4%となった。建墓や納骨の遅れは、霊園や石材店の一時的な人員削減や、石材の国内運送や輸入状況などの事業者側の体制が要因として考えられる。一方で霊園見学の延期や中止は、外出自粛や三密回避のため、消費者側が辞退したものと推測できる。

その他項目の「密を避けるために屋外のお墓を検討した」「オンライン見学ができる霊園を探した」「霊園見学に行きたかったが、霊園が休業していた」「予算を引き下げた」は少数派となった。

「その他」では「公共交通機関ではなく自家用車で見学に行った」「資料請求の段階で候補を絞り込み、実際に見学する霊園は最小限にした」などが挙げられた。

コロナ禍のお墓探しで霊園に期待したことベスト3は?

コロナ禍(2020年4月~12月)でお墓を購入した方に、霊園に期待したことを聞いたところ、1位は66.6%で「感染防止対策の徹底」となった。霊園は屋外のことも多いため三密にはなりにくいかもしれないが、担当者から説明を受けたり、多数の方が行き来する場所のため、感染防止対策への期待は高まっている。

また、28.0%の方は「通常通りの営業」を希望している。お墓を購入する時期や納骨に期限はないため、新型コロナウイルスの影響でお墓の購入が遅れることに問題はない。

しかし、お墓には故人と家族をつなぐ役割があるため、お墓を準備することで心穏やかに日常を送ることができるという側面もある。そのため、感染防止対策を徹底したうえで、通常通りに営業をしてほしいという期待もあるようだ。

<調査概要>
調査名:第12回お墓の消費者全国実態調査(2021年)
調査対象:2020年1月~同年12月にお墓探しの総合情報サイト「いいお墓」経由でお墓を購入された方調査期間:2021年1月14日(木)~1月28日(木)
調査方法:インターネット調査
有効回答数:490件

※回答結果 (%)は小数点第 2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、 合計数値が100にならない場合がある。

出典元:株式会社鎌倉新書

構成/こじへい

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