知らぬ間に、遠くに霞むようになった卒業式の記憶。校長先生の式辞は思い出せなくても、門出を祝い、学び舎への惜別を感じさせるその歌詞、メロディは、大人になった今もなんとなく覚えているはずだ。
オンライン書店「楽天ブックス」ではこのほど、3月の卒業シーズンに向けて、10代から50代の「楽天ブックス」ユーザーを対象としたアンケートを実施。その結果をもとに「年代別 思い出の卒業ソングランキング」を公開した。詳細は以下の通り。
全年代で『仰げば尊し』がトップ10入り。20代以下はレミオロメン『3月9日』が首位
思い出の卒業ソングを尋ねたところ、卒業式の定番合唱曲『仰げば尊し』が、全年代でトップ10にランクインした。10代および20代では、平成の卒業ソングとして親しまれているレミオロメン『3月9日』が首位となり、10代から30代では、合唱曲『旅立ちの日に』がそれぞれトップ3にランクインした(図1)。
「卒業ソングに関連する思い出」(自由回答)について尋ねたところ、EXILE『道』については、「クラスメイト全員でこっそり練習して、担任の先生にサプライズで歌った。」(20代)、海援隊『贈る言葉』については、「主題曲だったドラマ『3年B組金八先生』の放送当時、自分も中学3年生だった。」(50代)、「今でも楽曲を耳にすると中学生時代にトリップしてしまう。」(50代)など、各年代から、卒業ソングにまつわるエピソードが寄せられた。
また、斉藤由貴『卒業』については、「好きな男の子の第二ボタンをもらった。」(40代)、ケツメイシ『さくら』については、「初めてできた彼氏がカラオケで歌ってくれた。」(30代)など、学生時代の恋愛に関するエピソードも集まった。
<調査概要>
「楽天ブックス」のユーザーを対象にインターネット調査にて実施。2021年1月29日(金)から2月2日(火)までの期間中に集まった回答をもとに集計している(回答数:10,948名)。
出典元:楽天ブックス(楽天株式会社)
https://books.rakuten.co.jp/
構成/こじへい