テレビドラマの映画化作品で好きな作品・あまり好きではない作品ともに1位は?
これまで数多くのテレビドラマが映画化され大ヒットしている。
2021年も『太陽の子』『きのう何食べた?』『奥様は、取り扱い注意』『シグナル』などのドラマ作品の映画版が公開予定となっている。TBSで放送されていた『99.9−刑事専門弁護士−』が、サプライズ的に映画化を発表したのも記憶に新しいところだ。
そこで日本トレンドリサーチは、事前調査でテレビドラマを見るのが「好き」と回答した男女計1,147名を対象に、「ドラマの映画化」についてアンケートを実施した。
これまでに映画化されたドラマ作品のうち、好きな作品とあまり好きではなかった作品をランキング形式で紹介しよう。
好きな作品・あまり好きではない作品ともに1位は『相棒』
まず初めに、「過去に映画化されたドラマの中で、映画版が(も)好きな作品」を自由記述形式で1つ挙げてもらった。10位までの結果は以下のようになった。
第1位となったのは、『相棒』シリーズで、158票獲得した。第2位となったのは、『踊る大捜査線』シリーズで150票、第3位は『HERO』で83票。
第1位となった『相棒』は、2000年からテレビ朝日で放送されている刑事ドラマシリーズで、水谷豊さん演じる特命係の杉下右京が自身の下についた相棒と共に難事件を解決していく刑事ドラマだ。
劇場版4作品、スピンオフ作品2作品を合わせてこれまでに6作品の映画が制作されている。続いて、「過去に映画化されたドラマの中で、映画版があまり好きではなかった作品」についても自由記述形式で1つ挙げてもらった。
10位までの結果は以下のようになった。
第1位となったのは、『相棒』シリーズで、45票。第2位となったのは、『踊る大捜査線』シリーズで26票、第3位は『HERO』で15票だった。
あまり好きではなかった作品については、「特になし」という意見も多く、好きな作品に比べて特定の作品を挙げている方は少なくなった。
今回の調査では、好きな作品と好きではない作品で1~3位が同じ結果に。
3作品ともヒットドラマかつ、映画作品も複数作成されている。ヒットドラマであればあるほど、「そのテレビドラマが好き」という方は映画版にも期待が高く、その分「賛否両論ある」ということかもしれない。
「ドラマの映画化に関するアンケート」調査概要
調査期間:2021年2月19日~28日
質問内容:
質問1:過去に映画化されたドラマの中で、映画版が(も)好きな作品を教えてください。
質問2:過去に映画化されたドラマの中で、映画版があまり好きではなかった作品と、その理由を教えてください。
集計対象人数:1,147人
集計対象:事前調査でテレビドラマを見るのが「好き」と回答した男女
構成/ino.